イラク戦争シューター「Six Days in Fallujah」の延期がアナウンス、新たな発売時期は2022年Q4

2021年11月18日 10:48 by okome
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「Six Days in Fallujah」

イラク戦争を扱うシューターとして2009年に大きな論争を生み計画そのものが頓挫したものの、今年2月に12年ぶりに復活を果たし大きな話題となったVicturaとHighwire Gamesの新作「Six Days in Fallujah」ですが、新たにVicturaのCEO Peter Tamte氏が公式サイトを更新し、本作の延期を報告。当初2021年内を予定していたリリースを2022年Q4に変更したことが明らかになりました。

Peter Tamte氏は、“Six Days in Fallujah”のような実話ベースの作品を高いクオリティで再現するためには、より多くの人材と資本、時間が必要になると述べ、ミリタリーシューティングゲームに新たな戦術的かつエモーショナルな深みをもたらすための取り組みの一つとして、本作の開発チーム規模を約2倍に拡大すると報告しています。

参考:3月に公開されたプロシージャル生成技術の紹介トレーラー
参考:開発に協力した元兵士や民間人のインタビューを含む本格的なプレビュー映像

実に12年ぶりの復活を果たす新生“Six Days in Fallujah”は、当初の構想通り米軍海兵隊2個連隊がファルージャに侵攻した11月9日から6日間の包囲掃討作戦“夜明け”を、現地の兵士や民間人の視点から追体験するタクティカルシューターで、開発に当たって実際にファルージャでの戦闘に参加した100人を超える海兵隊員や兵士、民間人に取材を行い、現地で起こった出来事を事実に基づきリアルに再現する取り組みが報じられていました。

余談ながら、本作のパブリッシングを担当する“Victura”は、2004年前後にオリジナルの開発を率いていたAtomic Gamesの元CEOであり、Halo発売時にBungieのVPを務めていたベテランとしても知られるPeter Tamte氏の新スタジオです。一方、新たに開発を担当するHighwire Gamesは、同じくBungieの象徴的な重鎮として活躍したお馴染みMarty O’Donnell氏とHalo/DestinyのリードデザイナーJaime Griesemer氏が設立したデベロッパで、3年以上前から新生“Six Days in Fallujah”の復活に向けて、独自の技術とメカニクスの構築に取り組んできたことが報じられていました。

情報元及びイメージ:Eurogamer, Six Days in Fallujah

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