本日、Ubisoftが2022-23会計年度の財務目標に関する変更と、2023-24会計年度の目標を掲げる業績報告を行い、様々な要因が影響した収益の低迷に伴う今後数年間の戦略的な取り組みとして、未発表の新作3タイトルのプロジェクトを中止したことが明らかになりました。
今回の報告は、(特に12月最終週から1月初旬に顕著な)ホリデーシーズンの販売や世界的な経済状況の悪化に伴い、2022-23会計年度の財務目標に変更を加えたもので、現在投資を継続している主要フランチャイズの大作が未発売である状況に、一部現行タイトルの販売が振るわず、収益の見通しに関する全面的な見直しと今後数年間のより慎重な姿勢が求められる状況がまとめられています。
今のところ、キャンセルされた未発表新作3タイトルの詳細は不明ですが、昨年7月には同様の施策として、Oculus VR専用タイトル“Splinter Cell VR”とF2PバトルロイヤルマルチプレイヤーFPS“Tom Clancy’s Ghost Recon Frontline”、さらに2本の未発表新作をキャンセルしたことが報じられていました。
なお、Ubisoftは前述の状況を打開する新たな成長戦略として、(Assassin’s CreedやFar Cry、Ghost Recon、Rainbow Six、The Division等を含む)長寿命のグローバルブランドとライブサービスの強化およびリソースの集中を挙げており、前述のキャンセルによって研究開発費およそ5億ユーロを減価償却するほか、一部非中核資産の売却、目標を絞ったリストラを検討しているとのこと。(今回の発表によりダウ平均株価が10%強下落、7年ぶりの安値となっている)
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