ロンドンが舞台となる“Fallout 4”用の大規模なトータルコンバージョンMODとして、2018年に計画が始動し、年末に正式なリリース日が(イギリスの祝日である“聖ジョージの日”と同じ)2024年4月23日に決定した「Fallout: London」ですが、残る作業がブラッシュアップとプレイテストのみとなっている大型MODの完成に期待が掛かるなか、新たにMOD開発チーム“Team FOLON”のプロジェクトリーダーDean Carter氏とリード2DアーティストEmily Kemp氏がDualshockersのインタビューに応じ、“Fallout: London”のリリース後にチームが本格的なビデオゲーム開発に移行する計画があることを明らかにしました。
開発が長期化しがちな大規模トータルコンバージョンMODプロジェクト分野において、計画の始動から僅か5年でリリースを実現する“Fallout: London”は極めて珍しいケースだと言えますが、Dean Carter氏はチームの結束力に自信を持っており、チームメンバーの一部が本格的なビデオゲーム開発への移行を検討していると発言。新作や資金調達に関する詳細は明らかにしていないものの、両氏はかつて“The Elder Scrolls V: Skyrim”用のMODとして始動し、その後オリジナルタイトル“The Forgotten City”をリリースしたデベロッパ“Modern Storyteller”の足跡を辿りたいと伝えています。(※ オーストラリアのModern Storytellerは豪政府から支援を受け、オリジナルタイトル版のリリースを実現した経緯が知られている)
“Fallout: London”の開発チームである“Team FOLON”は、既に商標登録も取得済みの企業として活動していますが、参加メンバーの中には同様のFO4用トータルコンMODである“Fallout Vault 13”を支援する開発者もいるとのこと。
余談ながら、本プロジェクトのヘッドライターを務めたStephanie Zachariadis氏とリード技術アドバイザーを務めたRyan Johnson氏については、何れもBethesda Game Studiosに参加したことが報じられていました。
“Fallout: London”は、FO4バニラの連邦に近い規模のロンドンを導入するトータルコンバージョンMODで、ウェストミンスター地区の中心部からブロムリー郊外の丘陵地帯まで、多彩なロケーションを実装するほか、新たな勢力や追加の天候エフェクトを含む多彩な新要素を特色としています。
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