先日、初のコンセプトアートがお披露目され、現代を舞台とすることが判明した「Battlefield」シリーズの次回作ですが、既に本格的なプレイテストも行われている最新作の動向に注目が集まるなか、新たにEAが本日実施した投資者向けの説明会にて、次期“Battlefield”のさらなるディテールを報告。さらに、DICEやMotiveを含む開発スタジオの役割が判明しています。
今回の報告は、“Battlefield”フランチャイズのゼネラルマネジャーByron Beede氏とEAのエンターテインメント部門および技術部門を率いるLaura Miele氏が明らかにしたもので、両氏は“Battlefield 2042”がプレイヤーを失望させたことを認め、ファンの信頼と“Battlefield”の核となる信条(全面戦争と壮大なスケール、大規模な破壊、大迫力のアクション)を取り戻すためにアプローチを大きく変更すると強調。次期プロジェクトの戦略をにぎるカギとVince Zampella氏の強みはプロトタイピングとプレイテスト、フィードバックサイクルの迅速さだと挙げ、EAが次回作の楽しさを見いだすことに執着していると説明しています。
また、各スタジオの役割については、以下のように報じられています。
- DICEは従来通りマルチプレイヤー開発をリード。
- Need for Speedで知られるCriterionは、シングルプレイヤーとマルチプレイヤーを統合するコンテンツ体験を牽引している。
- Motiveは、ストリーテリングとアクションの経験を活かしてBattlefieldのシングルプレイヤーを開発。
- 2042の“Portal”モードを手がけたRipple Effectは、BattlefieldのDNAを活用する新たなBattlefield体験の開発に取り組んでいる。
- Battlefield Central Tech Teamは、これらのスタジオが能力を最大限に発揮できる技術なツールの提供に注力している。
また、社内では開発者達が既に1年以上に渡って毎日ゲームをプレイしているほか、ソフトウェアの安定性を重視した開発が進められており、来年初頭には大規模なコミュニティテストの実施を計画しているとのこと。
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