先日、シーズン3の放送がスタートし、大変な事態を迎えているドラマ「ホイール・オブ・タイム」ですが、新たにVarietyが独占情報として、ロバート・ジョーダン(とブランドン・サンダースン)の人気ファンタジー小説「時の車輪」(The Wheel of Time)をビデオゲーム化するAAA規模のオープンワールドRPGが開発中だと報じ話題となっています。
“時の車輪”のビデオゲーム化については、2010年に当時の権利ホルダーRed Eagle EntertainmentとEAと提携したObsidian Entertainmentが開発に取り組んでいたものの、十分な資金が得られず、早い段階で計画を中止したことが知られていました。
新たに始動したビデオゲーム化プロジェクトは、大きな成功を果たしたドラマ版をベースに、全14巻の原作小説に描かれた全ての要素と世界背景、各種設定、ロアを描く野心的なオープンワールドRPGを目指しており、原作のドラマや映画、コミック、ビデオゲームを含むライセンスを持つiwot Studios(旧:Red Eagle Entertainment)が新設した社内スタジオ“iwot Games”が開発を担当しているとのこと。
なお“時の車輪”オープンワールドRPGの開発を担当する“iwot Games”は、元WB GamesのベテランCraig Alexander氏がCEOを務める新スタジオで、およそ3年の開発期間を想定し、コンソールとPC向けの開発に取り組むことが判明しています。
また、Varietyの確認に応じたCraig Alexander氏は、“時の車輪”のような伝説的な神話をオープンワールドRPG化することは、極めて希で野心的な挑戦だと語り、多くのファンに愛される作品世界に敬意を示すワールドクラスのチーム構築を目指すと説明しており、いよいよ機が熟したように感じられるビデオゲーム化の動向に大きな期待が掛かるところです。
余談ながら、iwot Studiosは現行のドラマと今回のビデオゲーム以外にも“時の車輪”関連プロジェクトを進めており、カリ・スコグランドが監督を務める長編アクション映画“Age of Legends”、さらにカナダのSqueeze Animation Studiosが制作を進めている長編3Dアニメーションなど、長期的なトランスメディア戦略に取り組んでいることが知られています。
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