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プーチン政権によるウクライナ侵攻をロシア国内で公然と批判し、スタジオごと祖国を離れた“Odd Meter”の新作として昨年10月にアナウンスされ、今年2月には日本語対応済みの本格的なプレイアブルデモが配信された期待作「INDIKA」（インディカ）ですが、5月8日に予定していたPC版の発売に期待が掛かるなか、パブリッシャー11 bit studiosが“公平さ”に焦点を当てる本作の新トレーラーを公開し、PC版（Steam/GOG）の発売日を2024年5月2日に前倒ししたことが明らかになりました。

また、PS5とXbox Series X|S対応も正式にアナウンスされ、5月末の発売を予定しているとのこと。

「INDIKA」は、宗教的ビジョンと厳しい現実が衝突する架空の超現実的ロシアを舞台に、悪魔サタンと旅することになった修道女の物語を描くストーリー重視のアドベンチャーゲームで、宗教や権威をテーマに善悪の二面性や絶対的存在の不在、罪と悲しみ、道徳的なジレンマ等を通じて特定の社会規範に挑戦するようなアート作品となっています。

INDIKA

■ 特徴

• 想像力豊かなストーリーとブラックユーモアが融合したTPPアドベンチャーゲームをプレイしよう
• 若き修道女インディカの自分探しの旅に同行
• インディカの思いがけない旅の仲間、悪魔サタンに出会う
• 歪んだ鏡に映るロシアの超現実的な風景を旅する
• ユニークなパズル要素に挑みながら、インディカの隠された心の奥底を解き明かそう

■ 普通でない修道女に会う

『インディカ』は、宗教的ビジョンと厳しい現実がぶつかり合う奇妙な世界を舞台にした三人称視点のゲームである。これは、一人の若き修道女が、角の生えた一風変わった仲間とともに、自分探しの旅に出る物語だ。

外見上、インディカは困難で単調な修道院生活に適応しようとする典型的な修道女に見えるが、謙虚で無邪気な外見に騙されてはいけない。この少女は、悪魔サタンそのものという、とてもありえない知り合いを作ってしまったのだ。

インディカは悪魔サタンとの奇妙なつながりをきっかけに、修道院の安全な塀の外へと使いに出る。彼女が発見する世界は、ドストエフスキーやブルガーコフの小説そのままの、喜劇と悲劇の荒唐無稽な組み合わせとしか言いようがない。

■ 何でもありのインディーゲームを楽しもう

宗教と権威というテーマは、『インディカ』の旅を通して広く取り上げられ、彼女は途中で多くの問いに直面することになる。彼女を導き、人生を定義する大冒険を終える前に、一つずつ答えを見つける手助けをしてあげてください。

Odd Meterは、かつてモスクワに拠点を置き、現在はカザフスタンで活動している小さな独立系スタジオである。メンバーは美学を最重要視し、倫理規範の微妙なラインを踏むことを恐れない。彼らのゲームはその証拠であり、『インディカ』は、ゲーム制作における業界の既成概念に対する公然とした挑戦である。