RebellionがFallout系サバイバルアクション「Atomfall」のさらなる新作に意欲

2025年4月17日 22:25 by katakori
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「Atomfall」

“Sniper Elite”シリーズを生んだRebellionが開発を手掛けるFallout系の新作サバイバルアクションとしてアナウンスされ、スタジオ史上最大のローンチを果たし、プレイヤーベースが200万人を突破するなど、非常に大きな成功を収めた「Atomfall」ですが、イギリス版“Fallout”というキャッチーな第一印象とはやや趣きを違え、“Metro”や“S.T.A.L.K.E.R.”に近いテーマをベースに、ジョン・ウィンダムの“トリフィド時代”やジョン・クリストファーの“草の死”の影響を融合させた、イギリスならではと言える強固かつ独自の作品世界を作り上げた「Atomfall」の動向に注目が集まるなか、新たにRebellionのCEO Jason Kingsley氏が本作の成功について言及。「Atomfall」のさらなる新作に前向きな見解を提示し話題となっています。

これは、GamesIndustryのインタビューに応じたJason Kingsley氏が、近年のスタジオとビジネスについて語り明らかにしたもの。

「Atomfall」が成功した要因について言及したJason Kingsley氏は、Rebellionの規模と安定性が、本作のような異なるタイトル開発のリスクを取ることを可能にしていると語り、幸いなことにこのリスクは無事報われていると説明。

一方で、超大作ゲームの開発予算が乱高下する近年の状況下で、“Sniper Elite”シリーズに象徴されるRebellion作品のビジネス的な規模について言及した氏は、現状に満足しているわけではないと語り、自身とCTO Chris Kingsley氏がやりたいことの1つは成功を繰り返すことだと発言。もっと多くの“Sniper Elite”を、さらなる“Zombie Army”を、次の“Strange Brigade”を作りたいと明言した氏は、今では「Atomfall」をもっと作りたいと考えていると明かし、それを実現するだけのリソースを見つけられるかどうかは不明瞭だと伝えています。

ただ、Jason Kingsley氏は、Rebellionの運営について、常に3分の2を続編に、3分の1を新規IPに割り当て、限界を押し広げたいと伝えており、(“Atomfall”のように)新規IPで課題を解決することはとても楽しいことだと説明しているほか、「Atomfall」の成功と広範囲なオーディエンスへのリーチを支えたのが“Xbox|PC Game Pass”だと強調しており、“Atomfall”で思わぬ成功を手にしたRebellionの動向に改めて注目が集まるところです。

Atomfall

現実に起きた出来事にインスパイアされて生まれたサバイバルアクションゲーム「Atomfall」は、とある核の悲劇から5年後の英国北部ウィンズケールが舞台となる。

架空の隔離地帯を探索し、アイテムを収集し作成し、時に取引を行い、そして戦う。異質なキャラクターたち、品位に欠ける政府機関、神秘主義、カルト…英国の田園地方で繰り広げられる奇っ怪なる冒険譚。

「Sniper Elite」や「Zombie Army」を世に送り出したRebellionの新作ダークミステリー「Atomfall」、深淵に潜む仄暗い真実をその手で暴き出せ。

  • プレイヤーが突き動かしていくミステリー: 複雑に絡み合う重層的なストーリー。探索や会話、調査、そして戦闘を通して謎を解き明かしていく。そしてプレイヤーの数々の決断によって、収束は変容していく。
  • 緑豊かな、しかし不穏な世界を探索: 絵画のように美しい英国の田園地帯、広がる緑の丘、青々とした峡谷、点在する村々、しかし裏腹にそこには危険が待ち受ける。
  • 調査、収集、サバイバル: 物資は自力で集めるしかない。そして武器やアイテムを自らの手で作成し、死にものぐるいで戦って活路を見い出せ!
  • 決死の戦闘:武器や弾薬が乏しい状況で、それぞれの猛烈な戦闘では射撃技術と激しい接近戦を組み合わせることになります。心拍数を管理して照準を定め、クリケットバットを手に取って致命的な一撃を与えるためのエネルギーを確保しましょう。
  • 緑豊かな、しかし不穏な土地:絵画のように美しい英国の田園地帯、広がる緑の丘、青々とした峡谷、点在する村々、しかしそこには危険が待ち受けています。カルトに支配された遺跡、自然の洞窟、核シェルターなどを進み、この濃密で不穏な世界を探索しましょう。
  • ウィンズケールの再構想:実際の出来事を再構想したフィクション『Atomfall』は、SF、フォークホラー、冷戦の影響を受けており、不気味に馴染みがありながらも全く異なる世界が描かれています。
情報元及びイメージ:GamesIndustry

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