Microsoftが実施した大規模レイオフに伴うXbox関連プロジェクトへの影響が大きな話題となっていますが、新たにBloombergのJason Schreier氏が“ZeniMax Online Studios”がキャンセルしたとされる未発表新作MMORPGについて言及。この作品が映画“ブレードランナー”と“Destiny 2”を組み合わせたようなルーターシューターだったと報告し話題となっています。
Jason Schreier氏によると、このMMORPGはコードネーム“Blackbird”と呼ばれており、今年3月にはXbox幹部向けのデモンストレーションが実施され、(この場に実際に居合わせた2人の匿名情報筋によると)Phil Spencer氏が“Blackbird”を夢中でプレイしすぎて、Xbox Game StudiosのボスMatt Booty氏がPhil Spencer氏を制止しなければならなかったほどのお気に入りだったとのこと。また、Xboxの幹部たちも本作のデモを絶賛し、幾つかの技術的な問題はあったものの、開発は順調に進んでいたと報じられています。
なお、“Blackbird”のバーティカルスライスを実際に見たというJason Schreier氏は、本作が“ブレードランナー”のようなSci-Fiノワール世界が舞台となる“Destiny”系のルーターシューターで、ダブルジャンプや空中ダッシュ、グラップリングフック、登攀といったアクションを駆使しながら、高層ビルが存在する高さのあるマップを飛び回っていたと説明。非常に洗練されたビジュアルと戦闘シーンが魅力的だったと伝えています。
本作に携わっていた関係者によると、順風満帆と思われたプロジェクトのキャンセルは、事前の告知も行われず、7月3日未明に“Blackbird”の開発を率いていた製作総指揮やクリエティブディレクターのSlackアカウントが突如無効となったことで浮上。その直後、Microsoftが現地時間午前11時に本作の進捗報告会議を実施すると報告し、(既にメディアで話題となった後に行われた)この会議でZeniMax Online Studiosのスタッフに対する“Blackbird”のキャンセルと解雇が通達され、従業員に甚大なショックを与えたとのこと。
“Blackbird”は、2028年のリリースに向けて300人体制の開発が続けられていたとも報じられており、大規模レイオフが与えたXbox部門への影響の大きさに改めて注目が集まるところです。
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