先日ハードウェアセールスの概要をお届けしたNPDによる2月の北米セールス調査ですが、昨晩ソフトウェアも含めた2月セールスの詳細が明らかになり、「Call of Duty: Black Ops」がなんと”Wii Play”を超え、これまでの北米ゲーム産業市場で最も売れたタイトルに輝いたことが明らかになりました。
先日もお伝えしたとおり、北米2月のハードウェアセールスはXbox 360が2ヶ月連続でトップに立ち、53万5,000台を販売、ローンチ以降の非ホリデーシーズン時期で最も大きな販売を達成した月となりました。
最も売れたのはKinectをバンドルした250GB版との事で、Kinectも同様に好調を記録しており、既に販売は1000万台を突破、先日にはローンチから2ヶ月で最も売れた家電デバイスとしてギネスの世界記録にも認定されています。Microsoftは今月のセールスについて、今後もKinect対応のNetflixやHulu Plus、Avatar Kinectなどの新サービスやタイトルの登場により継続的なセールスに期待しているとコメントを寄せています。
任天堂は北米2月におけるWiiの販売台数が45万4,000台(※ NPD予想では30万5000台から31万5000台)だったと述べ、前年比で14%アップだとし、”北米の歴史上どのコンソールよりも早く”3500万台を売り上げたハードウェアだとアピールしています。なお、現時点ではソニーからNPD調査に対するコメントは明かされていないとのこと。
2月北米ソフトウェアのセールス規模は全体で6億140万ドルとなり、前年の6億3,360万ドルから5%ダウンとなりました。先月に引き続きTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」がセールスのトップを飾り、2位にはvs.シリーズ最新作「Marvel vs Capcom 3: Fate of Two Worlds」が好調を記録しています。
なお、注目タイトルの「Killzone 3」と「Bulletstorm」が共にNPDの2月調査終了まで1週間に満たない短い期間ながら、7位と8位にランクインしている事も注目すべきところだと言えそうです。2月の北米セールスにおける上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Call of Duty: Black Ops (PS3/360/Wii/DS/PC)
- 2位:Marvel vs Capcom 3: Fate of Two Worlds (PS3/Xbox 360)
- 3位:Just Dance (Wii)(※ 任天堂によると販売は55万4,000本)
- 4位:NBA 2K11 (PS3/360/Wii/PSP/PS2/PC)
- 5位:Dead Space 2 (PS3/360/PC)
- 6位:Zumba Fitness: Join the Party (PS3/360/Wii)
- 7位:Bulletstorm (PC/PS3/Xbox 360)
- 8位:Killzone 3 (PS3)
- 9位:Michael Jackson: The Experience (Wii/DS/PSP)
- 10位:Mario Sports Mix (Wii)
周辺機器等を含むアクセサリの2月セールスは、Kinectの好調により2億5,690万ドル規模に到達、前年比で22%成長となり、これまでの2月セールスでは最大の成長率となりました。
NPDのアナリストAnita Frazier氏によるとPS3周辺機器は18ヶ月連続、Xbox 360周辺機器は6ヶ月連続の2桁成長を遂げているとの事で、特にMicrosoftの1600MSPカードの販売が55%成長を果たしアクセサリ市場全体の22%を占めている事を強調しています。
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