昨晩ロサンゼルスで開催された1時間に及ぶ大規模なイベントの模様が配信され、「Call of Duty: Ghosts」のマルチプレイヤーに関する大量のディテールやシーズンパスを含む限定版2種の正式アナウンス、開発映像を含む各種フッテージなど、大量の情報が解禁されました。
今回は、多岐に渡る“Call of Duty Elite”のイベント関連情報を映像やイメージと共にまとめてご紹介します。
今回のイベントではトレーラーやゲームプレイを含む大量の映像が公開されたので、まずは参考までにイベント全編やハイライトを含む映像をまとめて掲載しておきます。
CoDシリーズのマルチプレイヤーにおける大きな特色の1つである連続キルボーナス“Killstreak”ですが、今作ではIWの前作Call of Duty: Modern Warfare 3に導入された“Strike Package”システムが引き続き採用され、お馴染みの“Assault”、“Support”、“Specialist”パッケージが利用可能となることが明らかになりました。
また、今作ではUAVを筆頭に空中で稼動したいたKillstreakが見直され、うち幾つかが地上で展開しプレイヤーの視界に入りやすいよう変更が加えられたとのこと。
さらに、Deathstreakの廃止されているほか、KillstreakがModern Warfare 3に似たポイントベースのシステム(Point Streak)となっており、オブジェクティブの達成でもポイントが得られることが判明しています。
■ 登場が確認されたKillstreak
- Attack Dog:キャンペーンでお馴染みのRiley君が登場、プレイヤーが直接コントロール可能
- Juggernaut Maniac:ジャガーノートスーツ
- Vulture
- Odinstrike
- Death Machineに酷似したミニガン
- UAVは地上レーダーに変更
また、Killstreakと同様に本シリーズの大きな特徴である“Perk”は、Call of Duty: Black Ops 2の“Pick 10”システムに似たポイント制の新システムに刷新されることが判明。プライマリやセカンダリ、アタッチメントといったロードアウトやkillstreakは自由に選択可能で、“Perk”にのみポイント制が導入されることとなります。
Call of Duty: Ghostsの“Perk”選択に利用可能なポイントは8点で、それぞれに異なる消費ポイント(1~5)が設定された複数のPerkから所持ポイント内で各種能力を選択し、最大で5種のPerkが併用可能となっています。
■ イベント中に確認されたPerk
- Sleight of Hand
- Quickdraw
- Stopper
- Agility
- Off the Grid
- Ping
- Scavenger
- Blast Shield
- Strong Arm
- Takedown
- Deadeye
今作のマルチプレイヤーではキャラクターの外観とロードアウトを含む膨大なカスタマイズが可能となりますが、今作におけるプレイヤークラスはこれまでのインスタンス的なクラスカスタマイズや単なるキャラクタースロットから一転、個別に10人の分隊キャラクター達を作成するという体に変更されており、それぞれの分隊メンバーが固有の経験値とプレステージレベルを持ち、更なるプレイスタイルの特化や深いカスタマイズを可能にするシステムに生まれ変わっています。
また、ここで作成される10人のプレイヤーキャラクターは、各種マルチプレイヤーモードでプレイできるだけでなく、後述する新モード“Squads”におけるAI操作の分隊メンバーとしても利用可能で、プレイヤーがオフライン時にも経験値を獲得可能なシステムが用意されるなど、マルチプレイヤーの全面的な刷新を象徴する大きな新要素の1つとなっています。
今回のイベントでは、FFAやチームデスマッチ、ドミネーションといったお馴染みのモードに加え、CrankedやSearch and Rescueといった新モードを含む以下のようなマルチプレイヤーモードが発表されました。
- Free For All:フリーフォーオール
- Team Deathmatch:チームデスマッチ
- Search and Destroy:サーチ&デストロイ
- Domination:ドミネーション
- Kill Confirmed:キルコンファームド
- Cranked:チームデスマッチに似た新モード、プレイヤーが敵をキルした場合、よりスピーディな移動が可能となるが、同時に30秒のカウントダウンタイマーが始動し、カウントダウン終了までに新たなキルが得られない場合は爆発し死亡する
- Search and Rescue:Kill ConfirmedとSearch and Destroyをミックスさせたような新モード、プレイヤーが死亡した場合、味方チームがタグを回収すれば復活可能だが、敵にタグを回収された場合にはマッチ終了まで復活出来ない
- Infected:詳細不明
- Hunted:詳細不明
- Grind:詳細不明
- Blitz:詳細不明
さらに、以前に公開されたティザーイメージにちらりと写り込んでいた“Squads”が、シングルキャンペーンとマルチプレイヤーに続く3番目のゲームモードであることが判明。AI駆動の分隊メンバーを特色とするソロやCo-opプレイ可能なバリエーション豊かな4種のゲームタイプが導入されることが明らかになりました。
なお、“Squads”の特色となるAI駆動の分隊メンバーは、マルチプレイヤーモードで利用可能な10種のプレイヤースロットで作成したキャラクター達から構成され、“Squads”モードのゲームプレイがマルチプレイヤーのプログレッションに直接寄与する意欲的な新モードとなっています。また、ステージに登壇したActivisionのEric Hirshberg氏はAIエンジンの開発に膨大な時間が費やされたことを強調していました。
- Squad vs. Squad:AI駆動による分隊メンバー5人を率い、他のプレイヤーと戦う1on1(※ AIを含めると6vs6)のチーム戦モード
- Wargame:5人のAI分隊メンバーを含むプレイヤーチームと、敵AIチームによるBot戦。Wargameではマルチプレイヤーの全モードがプレイ可能で、マルチプレイヤーの模擬戦や練習に適している。
- Safe Guard:前作のサバイバルモードに似た4人プレイ可能なWave形式のCo-opモード
- Squad Assault:5人のAI分隊メンバーとプレイヤー、或いは他のプレイヤーを含む6人チームで、別のプレイヤーが作成したAI分隊チームと対戦可能なモード。このモードはマッチメイキング以外に、フレンドが作成したオフラインチームとの対戦も可能で、このマッチに参戦したオフラインチームのAI分隊メンバーが獲得した経験値は相手プレイヤーがオフラインの場合にも適用され経験値が与えられる。
- マルチプレイヤーモードで女性のプレイヤキャラクターが使用可能となる。
- キャラクターカスタマイズの組み合わせは2万種を超える。ボディタイプ、頭部、装備品を含む外観カスタマイズが可能。
- ライフルからショットガン、ロケットランチャー等を含む約30種の新武器が登場する。
- 新しいアクションとしてスライディングが導入された。
- 射撃時の周辺状況が反映され、リアルな定位を特色とするタクティカルなサウンドシステムが実装される。
- Marksmen Rifleと呼ばれる新武器クラスが導入。アサルトライフルとスナイパーライフル間のギャップを埋める中間的な利用を想定するクラスで、ターゲットをサイトに捉えつつ周辺視野を維持するデュアルレンダーシステムを伴うスコープと、新しいサウンド、プレイフィールを特色とする。
- Marksmen Rifleには、スコープを装着したセミオートライフルと、アイアンサイトのシングルショット/ボルトアクションライフルが含まれる
- より詳細な編集が可能なエンブレムエディタが実装される。
- クラン向けに、クラン対クラン用のプレイリストが導入される。また、クランメンバーとプレイする全てのマルチプレイヤーゲームでクランXPが獲得できる。
- クラン向けの新機能として、クランチャット、Rally-Up、クラン用のエンブレムエディタが実装される。
- Ghost向けの新機能を実装するCall of Duty Eliteのモバイルアプリがリリースされる。これをセカンドスクリーンとして利用可能。
- Call of Duty Eliteのモバイルアプリには、“Clan Wars”と呼ばれる独自のミッションが用意されたメタゲームが実装されており、本編がプレイ出来ない場合にも“Clan Wars”のプレイを経由してクランメンバーをサポートし、クラン向けの追加XPや専用のインゲームコンテンツ獲得に貢献することが出来る。
イベントに先立って流出した限定版にもイメージが確認された「Call of Duty: Ghosts」のシーズンパスが正式に発表され、4種のDLCマップパックに加えマルチプレイヤーモードで利用可能な“Team Leader Digital Pack”(※ シングルプレイヤーキャンペーンに登場するGhost部隊のチームリーダーをモデルにした頭部モデルとヘッドギア、武器Camo、レティクル、プレイヤーパッチ、プレイヤーカード、プレイヤー背景)が特典として同梱されることが明らかになりました。
なお、DLCはこれまでの慣例通りXbox版に先行リリース期間が設けられるとのこと。
シーズンパスの価格は49.99ドル/4000MSPで、DLC単体の価格は14.99ドル/1200MSPとなっています。
現世代機と次世代機の両方でリリースされるCall of Duty: Ghostsですが、今回のイベントではDLCや各種統計情報を含むアカウントの世代間移行が発表されました。
これにより、PS3版Call of Duty: GhostsとシーズンパスやDLCを購入したプレイヤーが、PS4版の本編を改めて購入した場合、新たにシーズンパスを購入する必要はなく、PS3版プレイ時に購入したDLCやシーズンパスがそのまま移行されることになります。
また、この移行及び転送はプレイヤーのアカウント情報にも適用され、PS3とPS4、Xbox 360とXbox Oneの同系コンソール間でプレイヤーのプロファイルや実績、プレステージレベルなど各種統計を含むアカウント情報の移行が可能となっています。
イベントに先立って商品イメージが流出していたCall of Duty: Ghostsの“Prestige”と“Hardened”エディションが正式に発表され、Prestigeエディションに1080p品質のヘッドマウント型タクティカルカメラ(防水仕様)が同梱されることが明らかになりました。
■ “Hardened”エディション(価格:119ドル)
- プレイヤーパターン
- プレイヤーカード
- プレイヤー背景
- 公式サウンドトラック
- ボーナスマップ“Free Fall”
- スチールブックケース
- Paracordストラップ
- 4種のDLCを同梱する“Call of Duty: Ghosts”のシーズンパス
- ゲーム本編
■ “Prestige”エディション(価格:199ドル)
- タクティカルカメラ
- プレイヤーパターン
- プレイヤーカード
- プレイヤー背景
- 公式サウンドトラック
- ボーナスマップ“Free Fall”
- スチールブックケース
- Paracordストラップ
- 4種のDLCを同梱する“Call of Duty: Ghosts”のシーズンパス
- ゲーム本編
壇上でeSports向けの注力をアピールしたMark Rubin氏が、2014年に「Call of Duty: Championship」を開催するとアナウンス。さらに、2014年のMLG Circuitに“Call of Duty: Ghosts”が採用されることが明らかになりました。
先日公開されたティザー映像にて開催が示唆されていたCall of Duty: Ghostsの複数の都市で開催されるマルチプレイヤーイベントが正式に発表され、今回のロサンゼルスを含め10都市を巡るワールドツアーが実施されることが明らかになりました。
次のイベントはgamescom 2013の開催に併せてケルンで実施され、その後ロンドンやドバイ、シドニーといった主要都市で順次開催。さらに各地のイベントでマルチプレイヤーモードをプレイした先着500名の参加者に本作の“Prestige”エディションがプレゼントされることが判明しています。
■ ティザートレーラーから判明しているマルチプレイヤーイベントの開催地とスケジュール
- 8月14日:ロサンゼルス
- 8月21日:ドイツ、ケルン
- 9月26日:ドバイ
- 9月26日:イギリス、ロンドン
- 10月3日:ロシア、クラスノゴルスク
- 10月4日:オーストラリア、シドニーオリンピック公園
- 10月5日:オランダ、ユトレヒト
- 10月23日:ブラジル、サンパウロ
- 10月25日:イタリア、ミラノ
- 10月30日:フランス、パリ
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