「OnLive」のセットトップボックス”MicroConsole”のローンチが12月2日に決定、価格は99ドル

2010年11月18日 18:44 by katakori
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「OnLive」 オンライブ
ついにローンチを迎える事となった”MicroConsole”

今年の6月18日からPC向けのサービスを正式に開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」ですが、先日には月額加入料金の無料化が発表され、さらには北米地域以外のサービス計画とヨーロッパでのベータテストもアナウンス、さらなるユーザーベースの拡大を虎視眈々と狙っている様子が明らかになっていました。

昨日とうとう同じクラウドサービスの2番手として期待されるGaikaiのオープンベータテストがアナウンスされましたが、本日OnLiveが待ち構えていたかの様にセットトップボックス”MicroConsole”のローンチスケジュールを正式発表、なんとホリデーシーズンのど真ん中12月2日に100ドルを切る99ドルという安価な価格設定で登場する事が明らかになりました。

商品の構成はセットトップボックスのMicroConsole本体と1つのワイヤレスコントローラー、各種接続用ケーブルに加え、用意されている無料ゲームライブラリの中から1タイトル好きなゲームを選べる権利が同梱されているとの事。なお、Perlman氏は12月のローンチから来年にかけての出荷量に限りがある事を伝えています。

“MicroConsole”のハードウェアレビュー

「OnLive」 オンライブ
DSとの比較、小さい事が良くわかる

また、Joystiqにはハードウェアのレビューも登場、非常に小さいセットトップボックス本体(DSやiPhoneとの比較あり)や専用のワイヤレスコントローラーの詳細などがイメージで判りやすく掲載されています。

一先ずOnLiveのサービス概要についてはPC版ローンチ時の特集記事(※ 関連記事一覧)などからご確認いただくとして、Joystiqでは実際に68Mbps環境下で52インチのLCDとMicroConsoleを使用、セットトップボックス前面に用意されたUBI 2.0ポートはコントローラーとの同期やキーボード及びマウスが利用可能な事、後部には電源ソケット、HDMI出力、光音声出力、ライン出力、Ethernetポートが配され、非常にシンプルである事が記されています。

また、OnLive専用のワイヤレスコントローラーはアナウンス時のプロトタイプから大幅な再設計が施された物で、2つのアナログスティックに加え振動フィードバック機能を有しており、MicroConsole本体と接続する事で充電を行うマイクロUSBポートが用意されています。

さらにコントローラーにはOnLive専用のビデオクリップ”Brag Clip”と呼ばれる映像の再生/録画用の機能が盛り込まれており、重量と質感共にクオリティの高い機能的な仕上がりを見せている事が記されています。

なお、コントローラーにヘッドホン端子が無い事が記されていますが、レビュー時のシステムソフトウェアのリビジョンがローンチ時の物では無かった模様で、ローンチ時にはMicroConsole本体がBluetoothデバイスのサポートし、5.1チャンネルのDolbyデジタルオーディオに対応する予定だとの事。本体とコントローラーの詳細なイメージは記事の最後に掲載してありますので、そちらでご確認下さい。

“MicroConsole”でのゲーム体験

Steve Perlman氏自らOnLiveを解説、iPadでの動作もデモ

MicroConsoleは1080pの60フレーム出力に対応しており(現状この数値に対応するコンテンツは登場待ち)、さらに3D立体視対応も準備が進められているとの事。

実際のプレイでは本体の電源ONから10秒以内にゲームが開始できるスピーディな物であった事、そして実際にゲームを選択後プレイが始まるまでに10秒から15秒程度の待機時間が存在した事が記されています。

このレビューではAssassin’s Creed 2とDirt 2、Unreal Tournament 3、Batman: Arkham Asylumが実際にプレイされ、Assassin’s Creed 2とDirt 2ではコンソール版よりも高く感じられるフレームレートが印象的だった事、時々圧縮されたビデオ映像の様な状況が混じった事が報告されています。

さらに一番気になるポイントであるコントロールの遅延については、レビュワー自身がラグがあると確信しているものの、実際には気づき感じる事は無かった事が記されており、ゲーム側の問題と思われるフレームレートの低下やひっかかりをごく希に認識できたとの事。

ただし、ハードウェアに若干問題があった模様で、MicroConsole本体とワイヤレスコントローラー間の同期が失われ、何度かコントローラーのバッテリーを付け直したり、MicroConsole本体の電源を入れ直す必要があったとの事が報告されています。

毎月定額で利用可能なインディータイトルカタログの計画が明らかに

年末のMicroConsoleローンチに加え、個別販売のゲームタイトルとは別に多くのインディータイトルを定額で利用可能なプランが用意されている事も明らかにされました。

Perlman氏は多くの調査の中で90%以上のユーザーが定額利用可能なプランに興味を示していたと語っており、まだ価格設定やカタログの詳細は明らかにされていないものの、シリーズ最新作となるDuke Nukem Foreverのリリース時に併せてDuke Nukem 3Dを提供するなど、ある新タイトルに絡む関連タイトルを定額プランに適用させるアイデアがある事を明らかにしています。

Steve Perlman氏が描くOnLiveの成長プランと潜在的な新プラットフォームとしての可能性

OnLiveの機能概要、録画機能や登場予定サービスの案内も

MicroConsoleのリリースによって、一気にユーザーベースの拡大を図りたいOnLiveですが、Steve Perlman氏はインタビューの中で今後の成長プランやOnLiveが持つ潜在的なプラットフォームとしての可能性について言及、既にOnLiveが急成長の過程にある事を明かしています。

氏は接続やセットアップが非常にシンプルで簡単なMicroConsoleがリーチするTV市場がPCとMac市場の10倍以上の規模を誇ると語り、これがパブリッシャーに大きな影響を与える物だと発言、既に100タイトル以上のゲームを保有している事を語り、OnLive専用の機能であるメディアコントロールなど、OnLiveが単なる既存プラットフォームに乗る付属的な物ではない事をアピールしています。

また、今後リリース予定のラインアップとして以下の様なビッグタイトルが控えている事も明らかにしています。

  • Duke Nukem Forever
  • Deus Ex: Human Revolution
  • Assassin’s Creed: Brotherhood
  • Red Faction: Armageddon
  • Ghost Recon: Future Soldier
  • F.E.A.R. 3
  • Driver: San Francisco

さらに携帯デバイスへのプラットフォーム拡大も既に進められており、iOS版やAndroid等いくつかのモバイル対応クライアントソフトウェアが登場する事も明言されています。

そして氏は今後のOnLiveが実現したストリーミング技術の競合についても言及、Apple TVは720pの30フレーム動作である事からゲームの配信には向かない事などを明言し、NetflixやHuluと言った映像配信サービスのクライアントとして利用する事の可能性について、なんとPerlman氏は恐らく企業パートナー向けであろうSDKを用意している事を明かし、ゲームのみではないクラウド技術の可能性も想起させる潜在力を見せています。

という事で、ビジネス的な意味でも非常に安定したポテンシャルを感じさせるOnLiveのMicroConsoleリリースですが、状況によってはある層のゲームシーンを大きく変える力を秘めた物だとも言え、Gaikai等の周辺状況も含めますます動向に注意が必要な重要なサービスに成長しつつある事は間違いない様です。

「OnLive」 オンライブ
iPhoneとの比較、小さい事が良くわかる
「OnLive」 オンライブ
前面にはUSB 2.0ポートが2基、キーボードとマウスも利用可能
「OnLive」 オンライブ
背面は各種接続端子が並ぶ
「OnLive」 オンライブ
コントローラーの質感は高い
「OnLive」 オンライブ
PS3、OnLive、Xbox 360コントローラーの比較
「OnLive」 オンライブ
コントローラーで自分のプレイを録画、再生などのコントロールも可能
「OnLive」 オンライブ
「OnLive」 オンライブ
交換可能な充電バッテリー
情報元及びイメージ:Joystiq, Joystiq, Joystiq, Joystiq

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