2009年に正式アナウンスされ、2010年にサブスクリプションを含むサービスを開始したクラウドゲーミングサービスのフロンティア「OnLive」ですが、2012年の大規模なレイオフの実施と全サービスの売却を経て以降も事業の低迷が続くなか、本日遂にサービスの終了が正式にアナウンスされ、天才Steve Perlman氏が生んだ様々な特許を含むIPとアセットの一部をSonyが購入したことが明らかになりました。
先日、深刻な経営危機を経て大規模なレイオフと共にベンチャーキャピタルLauder Partnersによる買収が行われたクラウドゲーミングサービス「OnLive」ですが、新会社へのサービス移行に伴い、今後もサービスを率いていくと明言されていた著名な企業家で発明家でもあるSteve Perlman氏が本日新会社を退社したことが明らかになりました。
先日、50%に及ぶレイオフが敢行されたとの噂と共に、プロダクトを含む全サービスが新会社に移行されたと報じられたゲーミングクラウドサービス「OnLive」ですが、本日ようやくサービスの移行に関するFAQがメディア向けに発表され、2009年のOnLive設立時に資金を提供していたベンチャーキャピタル“Lauder Partners”社が“OnLive”の新しいオーナーであることが明らかになりました。
2010年7月に北米向けの正式サービスが開始され、その後はセットアップボックスの発売やヨーロッパ市場への進出を果たしながらも、最近目立った続報を聞く機会が減っていたゲーミングクラウドサービスのフロンティア「OnLive」ですが、新たにSteve Perlman氏率いるOnLive社が50%近いレイオフを敢行し、残った社員と全サービスを新会社に移行したとの話題が登場し注目を集めています。
本日の海外トピックスは、Mad Catzが複雑な経緯で潰えた「Rock Band 3」を復活させることを発表した話題を始め、God of WarのPSPタイトルをPS3向けにリマスターした「God of War Origins Collection」の新映像、PSPの新しいバンドルパックの発表など気になるニュースをまとめてお知らせします。
安価なセットトップボックスのリリースに定額制の新コースなど、ユーザーベース拡大に意欲的な動きを見せる「OnLive」ですが、本日ウォールストリートジャーナル(※ 閲覧には加入が必要)にてOnLiveが2011年に加入型の映画配信サービスを新たに開始する事が明らかになりました。
ウォールストリートジャーナルでは映画の配信サービス分野におけるNetflixの力が強まりすぎ、多様性が薄れている事を指摘しており、OnLiveの新サービスがゲームストリーミングだけでなくコンテンツ配信でも大きな期待を集めている状況が見受けられます。
また、本日OnLiveはiPad用アプリ”OnLive Viewer“をリリース、本アプリはOnLiveの録画機能を利用したクリップ映像”brag clips”やトレーラーに加え、世界中のプレイヤー達によるゲームプレイのライブ映像も閲覧する事が可能な”ビューワー”アプリで、リリースノートには高速なクラウドサーバによるゲームの切り替えはまるでTVチャンネルを切り替える様な感覚の物である事がアピールされています。
なお、OnLive Viewerの利用にはOnLiveのユーザー登録が必要で、2MbpsクラスのWi-Fi環境が推奨されている事(3Gでも動作は可能)、iPad上でゲームをプレイする為の物ではない事が注記されています。しかしタッチスクリーンとモーションセンサーなどを利用したOnLiveクライアントが開発中である事が明記されており、今後iPadでのゲームプレイも可能になる可能性が示唆されています。
今年の6月18日からPC向けのサービスを正式に開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」ですが、先日には月額加入料金の無料化が発表され、さらには北米地域以外のサービス計画とヨーロッパでのベータテストもアナウンス、さらなるユーザーベースの拡大を虎視眈々と狙っている様子が明らかになっていました。
昨日とうとう同じクラウドサービスの2番手として期待されるGaikaiのオープンベータテストがアナウンスされましたが、本日OnLiveが待ち構えていたかの様にセットトップボックス”MicroConsole”のローンチスケジュールを正式発表、なんとホリデーシーズンのど真ん中12月2日に100ドルを切る99ドルという安価な価格設定で登場する事が明らかになりました。
商品の構成はセットトップボックスのMicroConsole本体と1つのワイヤレスコントローラー、各種接続用ケーブルに加え、用意されている無料ゲームライブラリの中から1タイトル好きなゲームを選べる権利が同梱されているとの事。なお、Perlman氏は12月のローンチから来年にかけての出荷量に限りがある事を伝えています。
ゲーミングクラウドサービスのフロンティアとなった「OnLive」、先日には月額加入料金が無料になる事も発表され、後続サービスの登場前にさらなるユーザーベース獲得の為に大きなプロモーションを展開しています。
現在の所北米だけのサービスに止まっているOnLiveですが、公式blogにてとうとう海外向けのサービスが進められている事が明らかになりました。これは北米ユーザーが海外旅行先などからでもログイン出来る様に準備が進められている物で、現在米国以外にも世界各所にテスト段階のデータセンターを所有している事を明かし、今後これらのサーバがLiveになれば海外からの接続が可能になると示唆しています。
今回の発表は主に北米ユーザーによる海外からの接続を想定して記された物ですが、本文の最後にはこの海外からの接続サービス開始が北米以外の地域に居住するプレイヤーがOnLiveを試すベストな方法だと記されており、北米以外でのサービスも検討されている事が見受けられます。
また、今年後半にはドイツとベルギーでベータテストが開催される予定で、いよいよヨーロッパへの進出も目前に迫っています。月額加入料金が無料になった事で、海外からの接続が解放されれば日本からでも気軽に試す事が出来そうな今回のニュース、ラグなど北米サーバでの快適なプレイは難しそうですが、先進的なサービスの一端に触れられる機会がいよいよ具体的に見えてきたとあって解放が非常に楽しみです。
今年6月から正式サービスを開始したゲームストリーミングサービス「OnLive」が9月からWiFiサポートのテストをスタートさせる事を明らかにしました。
OnLiveの最高業務責任者Mike McGarvey氏はこのWiFiサポートが会員から最もリクエストの多いサービスだと述べ、最優先事項としてテストに取り組む旨を語っており、当初予定していた対応スケジュールを前倒しで実現させるとアピールしています。
また発表に併せ、サービス開始時に用意されていた初年度の月額利用料が無料になりゲームタイトル用のクーポンなども貰える”Founding Members”プロモーションの再開を明言、さらに9月4日から6日にかけて”Mafia 2″や”Kane & Lynch 2: Dog Days”を含む全てのタイトルの50%オフセールを開催すると発表しています。
Game Industry TVの最新エピソードにビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネル氏を始めInsomniacのボスTed Price氏や、Gas Poweredを率いるクリス・テイラー氏、アースワームジムやGaikaiで知られるDavid Perry氏など歴々の開発者達が登場し、クラウドサービスやDLCなどに代表されるゲームのデジタル流通の将来について語りました。
その中でクラウドゲーミングサービスの提唱者としても知られるTHQのボスBrian Farrell氏が、クラウドサービスがコンソール機に現金を費やしたくない消費者に向けたゲームへの障壁を低下させるポテンシャルを持っていると発言、さらにクリス・テイラー氏やDavid Perry氏、Ted Price氏らもコンソールの必要性について疑問を呈しています。
Farrell氏は「なぜ私たちは高価なコンソールを必要とするのか、それは製造コストです」と発言、さらに「なぜ私たちはその計算能力を必要とするでしょうか」といずれこういった演算能力がクラウドで代替え可能になる事を示唆しています。
さらにPSNのディレクタを務めるSusan Panico女史やDigital ChocolateのボスTrip Hawkins氏、そしてノーラン・ブッシュネル氏は将来のデジタル流通がどのように”サービス”ビジネスと成って行くかについて語っています。
クラウドサービスであるOnLiveが今年6月に正式運用を開始し、Gaikaiもサービス開始を視野に入れた動きを見せ始め、もう遠い将来の未来技術では無くなったクラウドゲーミングサービス、次世代機の登場も絡むこの動きがコンソールを超えるブレイクスルーを果たす時は近いのか、今後の動向に注目です。
OnLiveが6月から正式サービスをスタートさせ好調な出足を見せていますが、いよいよライバルである「Gaikai」が正式サービスに乗り出す模様です。Gaikaiの創立者でありフロントマンも務め、アースワームジムのデザイナーとしても知られるDavid Perry氏が60日以内にローンチを果たすと明言しました。
これはカリフォルニアで行われたイベントで氏が発言した物で、既にサービスを開始しているOnLiveのサーバについて3つのデータセンターで北米をカバーするのは十分では無いと述べ、Gaikaiが15のサーバと共に北米で50サーバをゴールにスタートすると意気込みを明らかにしました。
Perry氏はインテルやTriplepointキャピタルとの提携を挙げ、Gaikaiが世界で最も大きなネットワークを構築する事が出来ると発言、ネットワーク品質がOnLiveと比べアドバンテージになると示唆しています。今の所正式なローンチ開始のアナウンスは明らかにされていませんが、これによりゲームクラウドサービスはOnLiveとGaikaiの2つから選ぶ事ができ、いよいよ適正な競争が開始される運びとなりそうです。
今年6月から正式サービスを開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」、全体的なシステム構築もさる事ながら、OnLiveを率いる天才Steve Perlman氏による大手通信会社との提携や潤沢な資金調達など、ビジネス的な手腕にも注目が集まっています。
そんなOnLiveの5月に行われた会計報告を基に、OnLiveの株式評価が10億ドルを超え11億ドル規模(約944億円)に達していると海外ビジネス情報の有力メディアであるVenture Beatが発表しました。5月の発表ではイギリス最大手のブリティッシュ・テレコムやBelgacomグループとの提携と併せて各々の2.6%の株式を獲得した事が明らかにされており、5月6日には新たに800万の優先株を発行しています。この新株は1株7.50ドルで約6000万ドルと評価されています。
ヨーロッパへの進出の基盤も着々と進めている様に見えるOnLive、タイトルラインアップも順調に増えており、昨今の新作タイトル発表の対応プラットフォームにOnLiveの文字が見られる機会も増えてきました。このOnLiveの好調の中、追従するグループもOtoyやGaikaiに加え、InstantActionとGameStreamerも参入しており、2番手グループの動向にも注目が集まります。
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