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1996年12月31日にリリースされた初代「Diablo」の登場から遂に15周年を迎えたDiabloシリーズですが、今年はナンバリングの3作目となる「Diablo III」のリリースも控えておりBlizzardの重要な節目として世界中のファンが注目を寄せています。

先日Blizzardの公式サイトでは15年の歴史を辿る年表や各種インタビュー映像などを用意した特設ページが公開され、Jay Wilson氏の口からDiablo IIIの完成が近いとの発言も飛び出し話題となりました。

そんな中、本日新たにシリーズの歴史を11分の映像で振り返るアニバーサリー映像が公開。シリーズの変遷が判りやすくまとめられた興味深い映像がたっぷりと収録されています。本日はこの新映像と共に、本作のリードワールドデザイナーを務めるLeonard Boyarsky氏のインタビューから判明した幾つかの新情報を併せてご紹介します。

本編への登場が取り消されたボス“Maiden of Lust”が熱心なファンのコスプレで復活

GameSpotのインタビューに登場したLeonard Boyarsky氏は、2006年の入社以降（※ 氏はInterplay出身）携わっているDiablo IIIの開発における“Diablo”という特殊なゲームのデザイン全般について語っていますが、その中でアナウンス初期にアートワークが公開された印象的なボス“Maiden of Lust”のゲーム本編への登場が見合わされていた事を明かしました。

しかし、その後BlizzCon会場で開催されたコスチュームコンテストに熱心なファンによる“Maiden of Lust”のコスプレが登場、そのクオリティが素晴らしかったことからBlizzardは彼女の復活を再検討しはじめ、結果ゲーム本編に登場することになったとのこと。Boyarsky氏はこの件がBlizzardが何かを決定する際にファンコミュニティを注視していることを象徴するケースだとして強調しています。