先日、gamescom会場で開催されたSonyのプレスカンファレンスにて、PS4専用タイトルとして再アナウンスされたthechineseroomの新作「Everybody’s Gone to the Rapture」ですが、2012年7月末に発表されPC向けの新作として2013年夏に発売を予定していた当初の計画が大きく変更された様子で、新たにthechineseroomが公式Twitterで対応プラットフォームに言及し、ローンチ時にはPS4専用タイトルとして登場することを改めて明言しました。
但し、thechineseroomは絶対にPC版が登場しないという訳ではないと前置きし、現段階ではPC版の計画が存在しないことを明らかにしています。
Rock, Paper, Shotgunが本作の共同ディレクターDan Pinchbeck氏に行ったインタビューによると、プロジェクトのシフトは資金と体制面に絡むもので、Pinchbeck氏は十分な資金と専門知識が確保できない状況で“Everybody’s Gone to the Rapture”を誰かの助け無しに開発することは叶わず、Kickstarterやパブリックアルファでこれを賄えるとは思えないと述べ、Sonyの支援によってプロジェクトが前進したことを示唆。さらに、thechineseroomが予てからコンソールゲームを作りたいと考えていたと語り、スタジオがSCE Santa Monica Studioのファンであることを明らかにしています。
また、先日更新された公式Blogでは、“Everybody’s Gone to the Rapture”が“Dear Esther”の精神的な後継作品であることが改めて強調されているほか、今回のシフトがPC向けの開発を終えることを意味していないとも強調されています。
なお、2012年7月のアナウンス時には、イギリス中西部の田舎町を舞台に、世界が終わるまでの60分間を複数のプレイアブルキャラクターの視点と探索を通じて何度も体験するといった、タルコフスキーの“サクリファイス”とビル・マーレイ主演の“恋はデジャ・ブ”を掛け合わせたような設定が報じられた本作ですが、PS4向けのシフトに併せてゲームプレイにも幾つか変更がもたらされた様子で、新トレーラーとPlayStation Blogの紹介により、世界が終了するまでの時間が数日間に延び、プレイアブルキャラクターが科学者となったことが判明していました。
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