9月末にLinuxベースの“SteamOS”とトラックパッドを採用した斬新な新型コントローラーと共にアナウンスされたSteamの新型ハード「Steam Machine」ですが、先ほどThe Seattle TimesとThe Vergeが本機のプレビュー記事を公開し、正式名称の発表以降では初となるプロトタイプの外観が明らかになりました。
また、Steam Machineプロトタイプの具体的なディテールや、開発状況に関する幾つかの興味深い情報も報じられています。
- 現在、ベルビューのValve本社には、3Dプリンタやレーザー切断機などが置かれたプロトタイプの設計部署が存在し、330人に及ぶ従業員の内、役40名がハードウェアの開発に工業デザインレベルから取り組んでおり、ベータテストで配布が予定されている300台のハードウェアは実際にValve社内で製作されたものが提供される。(※ 販売される製品は所謂OEM的なビジネスモデルを採用していることからSteam Machine自体のスペックや外観は販売元によって異なる)
- Steam Machineプロトタイプの本体は鉄とアルミニウム製のシャーシを採用し、Xbox 360よりやや大きくゲーミングPCよりもかなり小さい形状となっている。サイズは正面の幅が12インチ、高さ2.9インチで、内部にNvidiaのGeForce GTX Titanが組み込まれていたが、手に触れたプロトタイプの筐体は驚く程静かで冷ややかだった。
- プロトタイプのデザインは現在も調整中。
- 独創的なコントローラーのプロトタイプ開発時にはトラックボールの起用が長く検討されていた。
- Greg Coomer氏はコントローラーのプロトタイプの1つに、それ自身がCPUを内蔵するモバイルデバイス的なタッチパッド型のコントローラーが存在していたことを明かし、将来的にこれが再び利用される可能性が存在することを示唆した。
- トラックパッドを採用した新型コントローラーでPortal 2とTrine 2、Metro: Last Lightのプレイを体験したThe Vergeによると、操作感は十分に直感的だったと言える段階ではなかった様子で、コントローラーの背面に設置されているボタンでジャンプするような場合には大きな違和感を感じたとのこと。また、トラックパッドに振動で伝えられるフィードバックはさらに奇妙な感覚を覚えたと報告しているが、これはコントロールが上手く出来なかったという訳ではなく、あまりに未知な体験だったことによると説明している。
- トラックパッドの入力は驚く程正確で、Portal 2では逆にセンシティブ過ぎる程だったと報告されている。
- コントローラーにはジャイロスコープが内蔵されており、将来的にソフトウェアアップデート経由でモーションコントロール機能の追加が計画されている。
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