THQの閉鎖を経て、Segaがフランチャイズの新たなオーナーとなったものの、THQ時代に開発が進められていた“Dawn of War III”の動向を含め、具体的な情報や取り組みが一切報じられなかったRelicの人気RTS「Warhammer 40,000: Dawn of War」シリーズですが、昨今乱発気味のGames WorkshopライセンスとRelicの沈黙にGameSpyの閉鎖騒動まで重なり、初代マルチプレイヤーの生存が絶望視される状況となっていました。
そんな中、本日RelicのPhilippe Boulle氏がシリーズのファンに向けたメッセージを公開し、ここに来て初代“Warhammer 40,000: Dawn of War”4作品(オリジナル/Winter Assault/Dark Crusade/Soulstorm)のマルチプレイヤーが“Company of Heroes 2”と同じバックエンドとSteamを利用したログイン/マッチメイキングシステムへの移行を果たしたことが判明。さらにGfWL対応タイトルだった“Chaos Rising”を含む“Dawn of War II”も今後初代と同様に新システムへと移行される予定であることが明らかになりました。(※ Retributionは当初からSteamworks対応済み)
これは、初代4作品が22日のアップデートを経て新システムへの対応を果たしたもので、移行に伴いマッチメイキングも改善されるとのこと。
さらに、現段階で幾つか生じている技術的な問題の修正対応も明言したBoulle氏は、全タイトルの完全なSteam対応を果たすとアピールし、初代DoWとDoW2の継続的なサポートはRelicにとって大きな一歩だと説明。長い沈黙を経て明かされた今回の取り組みが、RelicとSegaによる“Dawn of War”フランチャイズのサポートを示す具体的なシグナルだと語り、Segaによる買収以降、Relicが水面下で継続していた“Dawn of War”フランチャイズに対する取り組みの一部が遂に日の目をみたことは実に素晴らしいと、他にも何らかの対応を進めている気配を漂わせています。
今後、頓挫したかに見えた“Dawn of War III”やクリフハンガーで物語を終えた“Warhammer 40,000: Space Marine”に再びスポットが当たる可能性が存在するのか、今後の続報とRelicの動向に大きな期待が掛かるところです。
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