昨年4月に94万を超える資金調達したKickstarterキャンペーンを経て、今年6月末に正式ローンチを果たしたLarian StudiosのDivinityシリーズ最新作「Divinity: Original Sin」ですが、新たにLarianのボスSwen Vicke氏がGameSpotのインタビューに応じ、次期プロジェクトにクラウドファンディングを必要としないほどの成功やPC/Mac専用タイトルのアドバンテージ、コンソールの可能性、スタジオの今後等について興味深い情報を明らかにしました。
- PC/Mac版専用タイトルの開発におけるアドバンテージに言及したSwen Vicke氏は、コンソール対応を排したことが、多くの制約を廃し、開発チームがローンチに向けて最後の最後までゲームを変更することを可能にしたと説明。コンソール対応に取り組めば、開発者に多くの制約が課される上に、開発の締め切りは非常に厳格で、様々な手続きを経て困難な認可フェーズを通過する必要があると語り、コンソールゲーム開発に携わる費用がPCゲームの開発費よりも遥かに高額だったと説明している。
- 一方で、Swen Vicke氏は“Divinity: Original Sin”のコンソール展開を全く検討していないわけではないと語り、ゲームパッドによるコントロールとローカルCo-opが十分な経験を提示するに足るか調査を行っていると説明。この実験が成功すれば次世代コンソール対応も見込みがあると強調している。
- 今後のプロジェクトについて言及した氏は、新たな計画にKickstarterを利用しないと説明。“Divinity: Original Sin”の成功が別の資金調達を可能にしたことを示唆している。なお、Swen Vicke氏はKickstarterこそ再利用しないものの、“Divinity: Original Sin”のキャンペーンを経て得た開発参加を伴うコミュニティとの関係は今後も継続したいとアピールしている。
- 現在、Larian Studiosは次期プロジェクトの発表に向けた準備を進めている。一方、“Divinity: Original Sin”については、インベントリ管理の調整や新たな難易度を含む多数の新コンテンツ開発が進められているとのこと。
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