先日、PAX Prime会場にPS Vita版のプレイアブルビルドが出展され、リリーススケジュールに関する続報が待たれる期待の続編「Hotline Miami 2: Wrong Number」ですが、先ほどDevolver Digitalが初代「Hotline Miami」として開発された“Super Carnage”のゲームプレイを11分強に渡って収録した貴重な映像を紹介しました。
今回の映像は、シリーズを生んだお馴染みJonatan “Cactus” Soderstrom氏とDennis Wedin氏の解説を収録した2012年11月頃のもので、“Hotline Miami”のコアとなる数々の要素や、予てから明言されているひもじ村作品の強い影響が感じられる興味深い内容となっています。
“Super Carnage”は、Cactusがまだ18歳だった2004年後半に、1レベル分のゲームプレイが可能な状態まで開発されたものの、当初抱いていたビジョンを実現するにはスキルが足りなかったとして10年近く封印されていた作品で、その後Fucking Werewolf Assoの開発を経たDennis Wedin氏との出会いにより、必然とも言える復活を果たした経緯が知られていました。
今回お披露目されたプレイ映像には、“Hotline Miami”のゲームプレイ的なコア要素が既にはっきりと見られますが、前述した2人の邂逅は“Super Carnage”に、人気コミック“Kick-Ass”やマイアミのドラッグ事情を描いたドキュメンタリー作品“Cocaine Cowboys”、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の映画“ドライヴ”、デヴィッド・リンチ作品等の影響を受けた強力なアートスタイルや悪夢的なポップアート要素をもたらし、世界中のゲーマーを熱狂の渦に巻き込む結果となるわけですが、新しい世代を象徴するサクセスストーリーを生んだ2人が来る“Hotline Miami 2: Wrong Number”をどんな作品に仕上げるのか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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