注目タイトルのローンチラッシュが始まり、いよいよホリデーシーズンの到来が感じられる時期となっていますが、本日NPDが今年9月のアメリカ市場における最新の販売動向を発表し、PS4とXbox Oneの好調な販売に伴い9月のハードウェア販売が前年比で2.3倍を超える136%増の成長を記録したことが判明。さらに、ソフトウェア販売は新IPにおける歴史的なローンチを記録したBungieの新作「Destiny」が見事1位を獲得したことが明らかになりました。
NPDの報告によると、9月北米市場全体の売上げは前年比で2%増となる11億ドル(昨年9月は10億8,000万ドル)を記録しており、ソフトウェア販売の大きな落ち込みを好調なハードウェア販売がカバーする結果となっています。
ハードウェア販売は、昨年9月の1億8,340万ドルから136%増となる4億3,270万ドルを記録しているだけでなく、今年8月に比べてPS4とXbox Oneの販売が2倍近く伸びており、“Destiny”の登場が大きな影響を与えたものと見られています。なお、NPDのLiam Callahan氏によると、ハードウェア販売の伸びは昨年9月以来最も大きい成長を達成したとのこと。
一方、ソフトウェア販売は“Destiny”が大きな成功を収めたものの、市場全体の販売は大きな落ち込みを見せており、“Grand Theft Auto V”が大きな販売を記録した昨年9月の7億5,400万ドルに対し、36%減となる4億8,120万ドルに留まる結果となっています。
なお、PS4版の本体バンドルを算出に加えない“Destiny”販売の内分けについては、プロモーション絡みで苦戦が予想されたXbox One版が最も多い販売を記録し、PS4、Xbox 360、PS3版が続く興味深い状況となっており、MicrosoftがDestiny発売に併せて実施した6日間限定の無料タイトルの提供が功を奏したものと見られています。
■ 米市場9月のソフトウェア販売ランキング
※()内のプラットフォーム表記は売上げ順の並びとなっています
- Destiny (Xbox One, PS4, 360, PS3)
- Madden NFL 15 (360, PS4, PS3, Xbox One)
- FIFA 15 (PS4, 360, PS3, Xbox One, Wii, Vita, 3DS)
- Super Smash Bros. for 3DS (3DS、任天堂の報告によると70万5,000本を販売)
- Middle-earth: Shadow of Mordor (PS4, Xbox One, PC)
- NHL 15 (PS4, Xbox One, 360, PS3)
- Minecraft (360, PS3)
- The Sims 4 (PC)
- Disney Infinity 2.0 (360, PS3, Wii U, PS4, Xbox One)
- Diablo III: Reaper of Souls (PS4, 360, PS3, Xbox One, PC)
- Hyrule Warriors (Wii U)
なお、ハードウェアの販売台数については、PS4が約55万台を売り上げ9月米市場のトップを獲得。3DSが前月比50%増となる14万台、Wii Uも同様に前月比50%増を記録していますが、Xbox Oneの販売台数については現段階で確認が取れておらず続報が待たれる状況となっています。
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