昨年10月に実質的なローンチであるオープンベータ入りを果たしたものの、F2Pモデルの収益が十分に望めない状況から今年6月にB2Pタイトルとしてリローンチを果たしたファミリー向けのカジュアルな新作MMO“LEGO Minifigures Online”ですが、どうやら本作のローンチ失敗は予想以上に深刻な状況を生んでいる様子で、新たに本作の開発を手掛けたお馴染み「Funcom」が戦略的な買収や合併も視野に入れたパートナー探しを公に開始したことが明らかになりました。
これは、先週末に“Funcom”が正式にアナウンスしたもので、“LEGO Minifigures Online”の収益が想定していた内部予測に達していない状況を挙げた上で、投資と買収、合併、その他の選択肢を含めた対話を進めるための積極的なパートナー探しを開始したことを明らかにしています。
報告によると、“LEGO Minifigures Online”の販売はPC版が特に低迷しており、iOS版のパフォーマンスはやや良好ながら、モバイル版の単価は低く、PC版の低迷を補填するには十分ではないとのこと。
この状況に加え、現在“Funcom”は2016年6月が支払期限となっている負債を抱えており、再び訪れた経営危機を乗り越えることができるか、今後の動向に注目が集まる状況となっています。
余談ながら、オスロに本社スタジオを構える“Funcom”は、“The Longest Journey”シリーズや“Anarchy Online”、“Age of Conan”シリーズといった作品で知られ、20年以上の歴史を持つ名門スタジオですが、“Age of Conan”シリーズの一時的な成功に伴うモントリオールスタジオの新設を含むスタジオ規模の拡張以降、7年近くに渡って慢性的な経営危機が続く状況にあり、度重なるレイオフを含む再編を繰り返し、昨年1月には財務報告を行っていなかったことから、インサイダー取引の疑いでオスロ証券取引所の取引を一時停止した上で内部調査が進められる事態となっていました。
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