先日、アメリカとヨーロッパ向けのクローズドベータが始動し、“StarCraft II”との奇妙なクロスオーバーを実現する謎の新キャラクター“D.Va”がアナウンスされたBlizzardのヒーローシューター「Overwatch」ですが、本日Activision Blizzardが2015年第3四半期の業績報告を実施し、開催規模のさらなる拡大が待たれるクローズドベータの応募規模(※ 中国を除く)が700万プレイヤーを突破していることが明らかになりました。(参考:プレスリリース)
また、ヒーロー達が多彩なアニメーションを見せるキャラクター別のエモート映像が登場しているほか、今年1月に米国特許商標庁が“Overwatch”の商標を一時的に保留としたInnovis LabsとBlizzardの裁判が終了し、無事問題が解決に至ったことが判明しています。
■ “Overwatch”商標を巡るInnovis LabsとBlizzardの裁判が終了
- この問題は、今年1月にエアガン/ペイントボールガンを利用したサバイバルゲーム用のガジェット/モバイルアプリ“Overwatch”の販売を手掛けるInnovis Labsが、米国特許商標庁に対してBlizzardの“Overwatch”商標差し止めを申し立てたもので、Innovis LabsがBlizzardよりも半年ほど早く商標を出願していたことから、米国特許商標庁がBlizzardの“Overwatch”商標を一時保留扱いとしたことが報じられた。この措置を経て、今年5月28日にInnovis LabsがBlizzardを商標権の侵害で提訴している。
- 実際は2014年7月末の段階で、BlizzardとInnovis Labsが“Overwatch”商標の共存に関する協定にサインしていたことが判明している。
- Innovisは、この共存協定が本来の目的とする“Overwatch”商標の混乱を防ぐことが出来なかったとして、共存協定の合意を終えると主張していた。ただし、InnovisはBlizzardに対して(金銭による)賠償を求めておらず、“Overwatch”商標の恒久的な使用の差し止めを求めていた。
- Blizzardの商標を保留とした米国特許商標庁はInnovis Labsの出願を有効とし、今年10月20日の裁判にはInnovis Labsに対して商標登録の確定証明書を発行していた。
- 10月21日の裁判を以てBlizzardとInnovis Labsが和解。Innovis Labsが突如登録済みの“Overwatch”商標を全て放棄し、米国特許商標庁がBlizzardの“Overwatch”商標に対して保留を取り下げた。なお、和解の合意に関する具体的な内容は提示されていない。
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