11月10日の海外ローンチに向けて、昨晩女性と男性主人公の後ろ姿を描いた新しいイメージが公開された「Fallout 4」ですが、本日デジタル版が発売を迎えたGame Informer最新号には、10ページに及ぶ本作のメイキングが特集記事として掲載されており、“Fallout 4”の本格的な開発がXbox One版“Skyrim”の移植作業を経てスタートしたことが明らかになりました。
これは、Game Informerのインタビューに応じたTodd Howard氏が、PS4とXbox Oneが発売される以前、まだ各ハードウェアの仕様すら明らかにされていなかった2012年後半の取り組みに言及したもので、次世代機ローンチに向けたSonyとMicrosoftの思惑やBethesda Game Studiosのスタンスなど、非常に興味深い経緯が記されています。(※ 余談ながら、“Fallout 4”のコンセプトを含む最初期の開発自体は2009年9月に始動している)
今回は、この初期開発に関する話題に加え、Bethesdaが海外でリリースしたチャット用絵文字アプリ“Fallout C.H.A.T.”とBest Buyが主催する“Fallout 4”パーティの話題をまとめてご紹介します。
■ “Fallout 4”開発とXbox One版“Skyrim”の移植について
- “The Elder Scrolls V: Skyrim”の開発が終了に近づく頃、Bethesda Game Studiosは次世代機の仕様も分からないまま“Fallout 4”の初期開発を熱心に進めていた。
- ちょうどこの頃(2012年後半)、MicrosoftとSonyがBethesdaと緊密な対話を重ね、両社ともに“Fallout 4”を新型コンソール向けのローンチタイトルとしてリリースすることを希望していた。
- この時期における“Fallout 4”の開発は、プリプロ以前にコンセプトやアートワークに取り組む机上の段階にあったことから、まず新型ハードの学習やデータ集めを目的としたXbox One版“The Elder Scrolls V: Skyrim”の移植開発をスタートしたとのこと。なお、Todd Howard氏は、この移植開発を行った経緯がXbox One版“Skyrim”の登場を示すものではなく、あくまで学習用の練習だったことを予め断っている。
- このXbox One版“Skyrim”移植を経て、“Fallout 4”が新たなレンダラを必要とすることが判明し、2012年内にダイナミックライティングとディファードレンダラの実装に向けたシステムのリライトが開始されたとのこと。
先日、Pete Hines氏がファンに楽しんでもらえる新しい何かの登場を予告していましたが、本日海外iTunesとGoogle Playにて、本シリーズの無料メッセージアプリ「Fallout C.H.A.T.」(Communication Hub And Transmitter)が配信され、60種を超える“Fallout”テーマの可愛い絵文字が利用可能となっています。(※ 現在国内からは利用不可)
Starting soon… #BestBuyVaultParty https://t.co/4rfEGQWdA4
— Bethesda Softworks (@bethesda) 2015, 11月 4
本日、大手小売Best Buyが“Fallout 4”のローンチに向けた“Best Buy Vault Party”の実施をアナウンスし、開発チームも参加するTwitter上のオンラインパーティが“#BestBuyVaultParty”ハッシュタグを通じてスタートしています。
現在、参加者が思い思いの“Fallout”愛を炸裂させているほか、Bethesdaも幾つかの情報を交えながらこれを紹介していますので、気になる方は現在も進行中のハッシュタグをチェックしておいてはいかがでしょうか。
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