Kaos Studiosの閉鎖やTHQの倒産、CrytekによるIP購入と売却といった非常に複雑な経緯を経て、現在はDeep Silverが新設した内部スタジオ“Dambuster Studios”が開発を進めている“Homefront”シリーズの新作「Homefront: The Revolution」ですが、新たにKaos Studiosでかつてオリジナル“Homefront”のライターを務め、今年6月にDambuster入りを果たし再びシリーズに携わることとなったシニアナラティブディレクターC.J. Kershner氏がMCVのインタビューに応じ、“The Revolution”を“Homefront 2”と呼ばなかった理由について興味深い見解を明らかにしました。
オリジナルについて覚えていることは全て忘れて欲しいと語ったKershner氏は、“Homefront: The Revolution”が新しいチームと新しいパブリッシャー、異なるスタイルのゲームプレイと新たなバックストーリーを持つ全てにおいて新しい作品だと説明し、新作がオリジナル“Homefront”の中核要素に回帰した上で、全ての要素を360度方向に拡張させたと強調しています。
また、氏はDambuster Studiosが“Homefront”の名を冠した固有の独自作品を開発していると語り、新作がオリジナルのストーリーやスタイルを継続するものではないと発言。“Homefront”の名は、ゲリラ戦を軸に数で優位に立つ軍事力を相手に戦う近い未来を扱うオリジナルの強固なコンセプトに由来するものだと説明しました。
さらにKershner氏は、Dambusterが“Homefront”の今後について、フィラデルフィアの状況を描く“The Revolution”以外のストーリーについても検討を進めていることを明言しており、今のところ最終的な決定には至っていないものの、既に次に向けた議論が確かに存在すると述べ、ゲリラ戦のコンセプトはアメリカに特有の要素ではないと示唆しています。
なお、Kershner氏によると現在“Homefront: The Revolution”の開発を進めているノッティンガムの新スタジオ“Dambuster Studios”には、かつてTHQ時代に“Homefront 2”を始動したチームが在籍していることと説明しており、120名を超える開発者を擁する“Dambuster Studios”がCrytek UK(※ こちらはFree Radicalの開発者が多く在籍したことで知られる)とKaos Studiosの後継として、“Homefront”の(前身にあたるFrontlines: Fuel of Warを含む)オリジンを今に受け継ぐスタジオであることを提示しています。
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