先日、PS4とXbox One版の発売が急遽1月12日に決定したPS4とXbox One版「Gone Home: Console Edition」ですが、待望のコンソール版発売が目前に迫るなか本作の開発を手掛けたFullbrightのSteve Gaynor氏がIGNのポッドキャスト“Unlocked”に出演し、“Gone Home”の出自について言及。オリジナルの計画が“System Shock”にインスパイアされたサイバーパンクなアドベンチャー作品だったことを明らかにしました。
傑作DLCとして知られるBioShock 2“Minerva’s Den”のデザインリードを務めた人物としても知られるSteve Gaynor氏は、“Gone Home”が当初BioShockと同じく“System Shock”の影響下にあったと切り出し、現在の作品と同じく“家”の内部を舞台とする作品だったと説明。
ただし、この“家”は狂った発明家が所有していた未来の“家”で、それぞれの部屋は敵意を持つロボットによって遮られており、これを無効化すべく、スティーヴン・キングの短編“芝刈り機の男”もしくは映画“バーチャル・ウォーズ”的なサイバースペース世界を探索する要素を特色としていたとのこと。
当初の計画では、このサイバースペース世界の探索を進めることで、物質的な世界の新たな部屋をアンロックするシステムを導入する予定だったものの、Steve Gaynor氏はこれを実現するために多くの取り組みが必要だったと説明。最終的に一軒の家を調査するコンセプトを残し、90年代のアメリカ北西部を舞台としたことで、現在の“Gone Home”が誕生したことを明らかにしています。
余談ながら、本作は(Irrational GamesやKen Levine氏、Night Diveの承認を得た公式な正史ではないものの)BioShockとSystem Shockと同じユニバースを共有している設定となっており、Gone Home内に登場する幾つかの要素がBioShockと直接的な繋がりを持ち、ここから“Minerva’s Den”を経由することでSHODANの誕生にまで至る壮大な背景を持つことが知られていました。(参考ネタバレ注意:3作品の関係に関する過去記事)
さらに、今後Fullbrightが開発を手掛ける作品は、全て“Gone Home”とユニバースを共有することが過去に報じられており、現在開発が進められている期待作“TACOMA”にもやはりこういったネタが仕込までるのか、来る発売とプロモーションの再始動に大きな期待が掛かるところです。
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