2013年のインディーを象徴する傑作「Gone Home」は“BioShock”や“System Shock”と同じユニバースを共有する、FullbrightのSteve Gaynor氏が説明

2014年1月23日 11:29 by katakori
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「Gone Home」

1995年のオレゴンを舞台に、10代の少女達が抱える葛藤や恋愛、ジェンダーにまつわる小さな物語をみずみずしく描いたFullbright Companyのアドベンチャータイトル「Gone Home」ですが、2013年のインディーを象徴するこの愛すべき作品が、なんと“BioShock”シリーズや“System Shock”と同じユニバースを共有していることが明らかになりました。

これは、隠れた傑作DLCとして知られるBioShock 2の“Minerva’s Den”を手掛けたFullbrightのボスSteve Gaynor氏がTone Controlの最新エピソードに出演し、Thirty Flights of LovingやFlotillaの開発で知られるBrendon Chung氏と歓談するなかで明らかにしたもので、Shockシリーズとの繋がりを示す具体的なディテールや今後の取り組みに関する示唆など、非常に興味深い発言を見せています。

今回は、この接続に絡む情報をまとめてご紹介しますが、内容には前述した関連タイトルに関する軽度のネタバレが含まれるほか、全てのディテールはIrrational GamesとKen Levine氏の承認を得たいわゆる正史ではありませんので、閲覧には十分ご注意ください。

  • BioShock 2のDLC“Minerva’s Den”には、Gaynor氏がBioShockユニバースにおける世界初のビデオゲームだろうと称する“Spitfire”と呼ばれるビデオゲームが登場する。なお、この作品はAtariのAsteroidに似たゲームで、イギリスのレシプロ戦闘機“スピットファイア”の戦闘を描いている。
  • 一方、Gone Homeの舞台となる邸宅にはSNESのカートリッジが幾つか残されており、その中に“Super Spitfire”と呼ばれる作品が存在する。
  • “Super Spitfire”のパブリッシャーはCMP Interactiveとなっているが、これはMinerva’s Denの主人公Charles Milton Porter(※ ラプチャーを制御するメインフレーム“The Thinker”を作り上げたAIエンジニア)が、BioShock 2のイベント終了後に生き残り設立したコンピューター会社で、彼の頭文字CMPを社名に用いている。なお、“Super Spitfire”はCMP Interactiveが日本のデベロッパにIPのライセンスを与え開発された作品という設定。
  • Gone Homeの主人公Katieが利用した航空会社は、初代BioShockの冒頭で墜落した旅客機を運用していた航空会社で、80年代に刷新された新しいロゴを用いている。
  • Minerva’s Denの主人公Charles Milton Porterが作り上げたAI“The Thinker”のニックネームはRODIN。これはRapture Operational Data Interpreter Networkの頭文字を取ったもので、これがその後Operational Data Interpreter Network(ODIN)と短縮され、さらにSystem Shockで災禍を生むSentient Hyper Optimized Data Access Network(SHODAN)へと発展することとなる。
  • Fullbright Companyが今後開発する作品は、“Gone Home”と同じユニバースを共有する。
参考:Minerva’s Denに登場するビデオゲーム“Spitfire”
情報元:IGN

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