EAが「Star Wars Battlefront」に“フォースの覚醒”コンテンツが登場しない理由を説明、来る新作に関する話題も

2016年1月30日 13:48 by katakori
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「 Star Wars 」

クラウドシティやデス・スターを含む新コンテンツを導入することが決定し、累計出荷の1,300万本突破が報じられた「Star Wars Battlefront」や、Amy Hennig女史とJade Raymond女史が開発を率いる未発表新作の高い期待値、映画側の新シリーズが収めた見事な成功とスタートも相まって、非常に大きな盛り上がりを見せているEAの“スター・ウォーズ”シリーズですが、昨日EAのFY16Q3報告に併せて実施されたカンファレンスコールにて、EAのCFOを務めるBlake Jorgensen氏が同社の“スター・ウォーズ”作品について興味深い言及を見せ話題となっています。

“Star Wars Battlefront”に“フォースの覚醒”のコンテンツが登場しない理由や、今後の新作と映画シリーズの関係、続報が待たれるVisceral Gamesの新作に関する動向など、(一部は以前から重ねて明言されてきた内容ながら)今後の作品展開における大きな前提ともなる最新情報は以下からご確認下さい。

余談ながら、“Star Wars Battlefront”を第1弾作品となるEAの新たな“スター・ウォーズ”シリーズ作品は、2013年5月にEAとディズニーが“スター・ウォーズ”のコアゲーム開発に関する複数年に及ぶ独占的なライセンス契約を締結したことから誕生したもので、この契約に基づく作品は基本的に現行のカノン(正史)扱いとなることが報じられていました。(※ こういった背景から同じEAの“Star Wars: The Old Republic”はカノンに含まれない)

  • “Star Wars Battlefront”に映画“スター・ウォーズ/フォースの覚醒”のコンテンツが登場しない理由:既に何度も報じられている話題ながら、改めて投資者や証券会社向けの説明を行ったBlake Jorgensen氏は、これがディズニーとルーカスフィルム、EAが結んだ協定に起因するものであることを挙げ、EAが開発を手掛ける“スター・ウォーズ”作品はカノンを破ることができないことを明言。これは、未来に存在する何かを過去へと戻すようなことが出来ないことを意味すると噛み砕いて説明し、“Star Wars Battlefront”が“スター・ウォーズ/フォースの覚醒”に始まる新シリーズの30年前を舞台にしていることを改めて強調している。
  • ここまでは、何度も語られた内容ながら、一部新たな見解としてBlake Jorgensen氏は、今年公開予定のアンソロジーシリーズの第1弾“Rogue One: A Star Wars Story”(ローグ・ワン)について言及しており、映画のプロットを未だ正確に知らないことから、ゲームとの関係については言及出来ないと説明しています。“フォースの覚醒”コンテンツがStar Wars Battlefrontに登場しないことを断言する一方で、“ローグ・ワン”について回答を避けた今回の見解は、「EAの作品がカノンを破ることが出来ない」というストリクトな制限の現実的な範囲を暗に示す発言とも言え、(“フォースの覚醒”が始まる29年前の)ジャクーやサラストが登場した背景を鑑みれば、現存する作品に例えはっきりと描かれていないコンテンツであっても、カノンに沿うものであれば登場する可能性が残されていることを示唆しています。
  • 今後の“スター・ウォーズ”作品について:“Star Wars Battlefront”が“スター・ウォーズ”のヒストリカルカノン(※ この場合エピソード4~6)に準ずる作品であることを説明したBlake Jorgensen氏は、一方で前述した独占的なライセンス提携に基づく今後の新作として、別の(今後映画の新作として公開される将来的な)カノンに基づく新作を開発することも可能だと明言しており、新しい“スター・ウォーズ”タイトルで、該当するカノンの新キャラクターやビークルなどを登場させることはできると明らかにしています。
  • Amy Hennig女史とJade Raymond女史が開発を率いるVisceral Gamesの新作について:収益性に基づく投資の規模に関する話題において、Visceral Gamesの“スター・ウォーズ”新作に言及したBlake Jorgensen氏は、一部収益性の低い組織の再編等を含め、期待値の高いAmy Hennig女史とJade Raymond女史が率いるVisceral Gamesの新作開発にさらなる開発リソースを投下する考えがあることを明かしている。なお、Blake Jorgensen氏はこういった取り組みの下で進められているVisceralの新作が登場するには、少なくとも数年の期間が必要であることを強調しており、発表や発売がかなり先であることを示唆している。

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