先日アップデート1.5とSurvival拡張に向けた調整のディテールをご紹介した「Tom Clancy’s The Division」(ディビジョン)ですが、昨晩Massiveが最新の“State of the Game”放送を実施し、本編から独立した2時間程度のリアルなサバイバル経験を導入するSurvival拡張のディテールを明らかにしました。
これに伴いPC版シーズンパス購入者(※ 11月3日までの購入に限る)向けの1.5/Survival PTSが開始され、作戦基地のターミナル経由で最大24人プレイ可能なサバイバルが解禁されています。
本編のメカニクスを大きく変更する第2弾拡張パック“Survival”は、最低限の装備しか持たない状況で極寒のマンハッタンを探索し、ダークゾーンから抗ウイルス剤を回収するスタンドアロンなマルチプレイヤーミッションを導入するコンテンツで、ウイルスの感染や寒さ、餓えといった要素に加え、厳しいリソース管理と生存に必要な各種クラフト、最大24人プレイ可能なPvEとPvPセッションを特色とするDayZやThe Long Darkにも似た所謂リアル系のサバイバルシムとなっています。
また1.5のパッチノートも公開されており、5段階目のワールドクラスや最大装備スコアの解禁といったディテールも判明しています。
■ 第2弾拡張パック“Survival”のディテール
- 過去類を見ない強烈な吹雪に包まれたオープンワールドマップの端から、中央のダークゾーンを目指し、抗ウイルス剤の回収を目的とするスタンドアロンなミッション。最大24人プレイ可能で、セッション開始時にPvPかPvEミッションのどちらかが選択可能。PvE時には対人戦が制限される。
- 死亡はパーマデス扱いでゲームオーバーとなる。ダウンした状態で仲間や他のプレイヤーから蘇生された場合は復帰可能。治療キットを所持している場合も、これを消費し蘇生可能ながら、本モードでこれを入手できる可能性は極めて低い。
- 餓えと寒さの要素が導入され、吹雪と寒さをしのぐ服の発見やクラフトが重要となる。これに伴い、従来外観アイテムだった帽子やズボン、シャツといった衣装に冷気耐性が導入された。優れた衣装は高い冷気耐性を持つ。体温の低下や餓えはプレイヤーの行動に影響を与える。
- 初期装備は共通で標準品質のミリタリー M9と各種アーマー、破れたハズマット衣装のみとなる。
- 各所にクラフト用のワークベンチやサバイバル用のメモを備え、寒さからプレイヤーを守る隠れ家が存在する。
- 初期装備には十分なウイルスフィルターが存在しないことから、ダークゾーンや汚染地域への侵入には新しいマスクやフィルタのクラフトが必要となる。また、スキルも回復アイテムも持ちあわせていない。
- 1度のプレイセッションは約2時間程度で、ワールドマップ端のスタート地点から中央のダークゾーンへと進むにつれて敵がより強力となる。
- 十分な量の資源が存在しないことから、PvEモード時でさえ資源の獲得は他エージェントとの競争となる。
- “Survival”にワールドクラスの難易度は適用されない。
- ミニマップは廃止され、パルスが非常に重要となる。ただし、パルスを含むスキルの利用にはクラフトが必要。
- 各種ゲームプレイ関連の通知は全面的に減少している。
- 衣装や装備、食料・水のスカベンジングが重要となる。衣装は主にアパートで見つかるほか、装備品はサバイバルゾーンの各所に見られるヘリコプターの墜落現場等で発見することができる。
- グループを作成した状態でマッチメイキング可能。ソロでもマッチメイキングに参加可能。さらに、セッション中に出会ったプレイヤーとグループを作ることもできる。
- “Survival”のプレイを通じて経験値を得ることができる。
- ダークゾーンで抗ウイルス剤を入手した後、回収地点でヘリを呼んだ場合、脱出を阻もうとする敵勢力の襲撃が生じる。
- セッション終了時にはゲームプレイの行動に基づいて報酬が与えられる。これに伴い、回収と脱出を果たせなかった場合も適切な報酬が得られる。また、ダークゾーンから回収したアイテムの一部は本編に持ち帰ることができる。
- Survival PTSの実施期間は未定ながら、数日の運用を予定しているとのこと。
■ アップデート1.5の主なハイライト
- 5段階目のワールドクラスを導入。クラススケールは230以上で、解除には装備スコア224が必要。敵NPCのレベルは34となる。
- ヒロイックの侵略はワールドクラス5のみ利用可能。
- これに伴い最大装備スコア値が256まで引き上げられる。
- Ferro’s Oxygen Mask(マスク)やColonel Bliss’ Holster(ホルスター)、Skulls MC Gloves(グローブ)など、固有の名称を持つネームド装備品が実装される。これらはワールドクラス5およびサバイバルモードでのみ入手可能。
- 敵アーマーダメージがPvPに適用される。これに伴い敵アーマーダメージはサブ特性からメイン特性へと変更された。
- 最新の敵アーマーダメージは、バックパックとマスク、ニーパッド、ホルスター、装備MOD上でロール可能。
- よろめき(ショットガンやマークスマンライフルが高い効果を持つ)がPvPに適用される。
- 敵NPCがクラフト素材をドロップするよう変更。
- シーズンパス購入者向けに投下されるオープンワールドのサプライドロップはワールドクラスによってスケールする。
- フェニックスクレジットの獲得量がワールドクラスにマッチするよう調整された。
- 広範囲な武器バランス調整。全武器の腰だめ撃ち時におけるリコイルの強化が含まれる。なおリコイルの強度は武器カテゴリによって異なる。マークスマンライフルが最も高く、LMG>アサルトライフル>SMG>ショットガン>ピストルの順で調整の影響が低くなる。
- 多数のスキル調整。
- PC向けにエモートのラジアルメニューが追加。
- PC向けに、フレームレートを犠牲に遅延を軽減する設定を追加。ビデオ設定の“遅延軽減の有効化”から有効化可能。
- その他多数のバグ修正。
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