先日、SonyがPlayStation史上最大のブラックフライデー販売を達成し話題となりましたが、Nintendo Switchの好調も伝えられるなか、アメリカの大手調査会社“Newzoo”が2017年の世界的なビデオゲーム市場における収益の規模やセグメント別の占有率、今後の成長予測等をまとめた最新の調査結果をアナウンスし、2017年のビデオゲーム市場が当初の予測を71億ドル(約8,000億円)上回る1,160億ドル(12兆9,300億円)規模の収益を記録し、前年比で10.7%増もの成長を果たすだろうと報告しました。
報告によると、中国と日本で好調なモバイルゲームの収益が大きな伸びを見せており、前年比で23.3%増となる504億ドルもの収益を上げ、市場全体の43%を占有するほか、eSports分野が順調な成長を続け、現在の7億ドル市場に対し、2020年には最大で24億ドル規模に成長する可能性があるとのこと。
PC分野については、294億ドルとしていた当初の予測を上回り、最終的に323億ドル規模に達すると見られていますが、コンソール分野については、333億ドルの予想から僅かに下回る見込みながら、前年比で3.7%の成長を実現しています。
また、国別の統計においては、中国が325億ドル、日本は140億ドル規模の収益を記録しているとのこと。
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