2019年5月14日の発売がいよいよ目前に迫る仏Asobo Studioの期待作「A Plague Tale: Innocence」ですが、新たに本作の開発を率いるAsoboのクリエイティブディレクターDavid Dedeine氏がPlayStation LifeStyleのインタビューに応じ、野心的な作品の開発に影響を与えたインスピレーションについて言及。鼠の群れと黒死病、異端審問に追われる姉弟の絶望的な逃避行を描く本作が高畑監督の名作“火垂るの墓”に影響を受けていることが明らかになりました。
“A Plague Tale: Innocence”の中核となる要素が姉Amiciaと幼い弟Hugoの関係であり、本作がこの要素を残酷な世界の軋轢に放り込んだものであることを伝えたDavid Dedeine氏は、この中核的な要素に影響を与えたのがスタジオジブリの“火垂るの墓”だったと説明。“火垂るの墓”の物語そのものではなく、清太と節子の関係が本作に大きな影響を与えたことを明らかにしています。
また、David Dedeine氏はもう1つのインスピレーションとして、“The Last of Us”を挙げており、“A Plague Tale: Innocence”がNaughty Dogの傑作と同じことを描く作品ではないことを前置きした上で、“The Last of Us”が優れた物語によって駆動するゲームプレイ経験が成り立つこと、そして強い関係性を描く物語を必ずしもハッピーエンドで終える必要がないことを実証した作品だと強調しています。
“A Plague Tale: Innocence”は、英仏の百年戦争と黒死病によって崩壊した1349年のフランスを舞台に、両親を殺された15歳の少女Amiciaと5歳の弟Hugoの逃避行を描くアクションアドベンチャーで、夥しい数のネズミを避けるためのパズル的なメカニクスや、弟と共に生き延びるための厳しいモラル選択、その行動を見て成長する弟と姉の動的な関係など、野心的な取り組みと見事なビジュアルが注目を集めています。
■ “A Plague Tale: Innocence”について
若きAmiciaと弟Hugoと共に、残酷な時代を舞台に胸が張り裂けるような冒険の旅に出よう。AmiciaとHugoは宗教裁判の兵士に追われ、ネズミの大群にぞろぞろと囲まれながら、思いやりあい、信頼しあうようになっていきます。この残酷かつ容赦のない世界で、圧倒的に不利な状況を克服しようともがきながらも、生きる目的を見つけようと闘います。
■ あらすじ
1349年。フランス王国は疫病に見舞われます。Amiciaと弟Hugoは、病気で壊滅的な被害を受けた村で、宗教裁判に追跡されます。道中、他の子供たちと力を合わせ、火や光を使ってネズミの大群から逃げます。運命共同体のこのつながりのみが助けであり、生き残ろうとする身に計り知れない恐怖が襲ってきます。冒険が始まると…彼らが純粋だった少年時代は幕を閉じます。
■ キャラクター
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