先日、トレメールの登場が報じられた期待の続編「Vampire: The Masquerade – Bloodlines 2」ですが、新たにParadoxが本作の公式サイトを更新し、芸術と美を重んじるデカダンな薔薇の氏族“トレアドール”の情報が解禁されました。
また、情報の解禁に併せて、第四のプレイアブル氏族となる“トレアドール”の特性を分かりやすく描いたアニメーショントレーラーが登場しています。
■ “トレアドール”について
音楽、庭園、公園、象徴的な建築物から、シアトルはあたかも芸術家によって形作られたかのように見える。かつてシアトルの第一人者として知られた2人はトレアドールであり、彼らは都市で最も多数派の血族でもある。政治や社会、文化的エリートに影響を与えてきたトレアドールは、西部開拓時代からシアトルの支配層に深く根ざし、その立場を確立してきた。現代的なダウンタウンの光景には、都市の姿形を変える巨大なクレーンが、まるでバラの花びらを摘む手を表すようなもう1つの景色を見ることができる。コンサート会場は相次いで取り壊され、今世紀半ばの近代的な家屋は型で抜いたような都市住宅の区画に置きかえられ、かつての風変わり地域は家族向けの暗がりとなった。今も影響力を持つ人々の腕の中や高級クラブのダンスフロアにはトレアドールの姿を見つけることができるが、彼らは一族が最後のパーティを楽しんでいるように感じている。
あらゆる形式の美に取り憑かれている彼らの中には、トレアドールがそれぞれの世代の中でジャンルにとらわれることなく最も優れた芸術家を選んでいると主張する者もいるが、その半分は嘘と言える。薔薇の氏族の中には真の先見者が存在する一方で、一瞬のはかない情熱に身を任せた一発屋も含まれ、彼らはみな刹那的な至福と永遠の時間の狭間で呪われている。そして、その狭間には絶え間なく増える退屈な時間が横たわっており、新しい驚き、次の経験、さらなる機会を求め、一部のトレアドールは堕落してしまう。一方で、死の世界に没頭し、或いはその世界から身を引くことで僅かに残った人間性の欠片を維持するために戦う者もいる。これら全ての中で、トレアドールには新しい発想や潮流が流動し、他の血族は自らを導くためにしばしばトレアドールを観察している。歌姫達はこのことをよく知っていて、中でも抜け目のない者はそれを自分達の利益にしようと待っている。
愚かな者だけがトレアドールを浅薄な快楽主義者と見誤る。実のところ、薔薇の氏族は血族のなかでも最も恐るべき勢力の1つである。創造する氏族である彼らに加わることを選んだプレイヤーは、“薄き血”であった過去に得た訓えのうち2つを利用できる。
■ “トレアドール”の訓え
- PRESENCE:トレアドールは場に入るだけで、群衆を観客に、散漫さを熱狂的な注目に、そして攻撃性を崇拝に転じることができる。彼らの象徴的なPRESENCEの訓えは、その超自然的な魅力の根底にある。PRESENCEの使用は仮面舞踏会の掟に抵触しない。
- Awe(血液コスト2):最初に得られるPresenceのアクティブパワーで、吸血鬼が眼前の者全てを夢中にさせるポーズを取ることができる。しばらくの間、新しい賛美者達は彼らが見たことを気に止めないだろう。
- Entrance(血液コスト2):吸血鬼の周りに崇拝者のグループを形成する。これらの取り巻きは長時間にわたって称賛する対象をどこまでも追いかけ、敵の注意をそらす。
- CELERITY:血族には、より素早く、よりエレガントに身をかわし、想像もおよばない優美さで動く者がいる。彼らはCELERITYと呼ばれる、人知を越えて肉体のスピードを押しあげる訓えを用いている。無害な人間にCELERITYの力を見せることは仮面舞踏会の掟に背く行為となる。
- Unseen Storm(血液コスト2):最初に得られるCelerityのアクティブパワーで、観客を混乱させる速さで任意の方向にダッシュする。ダッシュで攻撃を繰り出すか、敵の周りで攻撃をかわすか、或いは群衆の中へと逃げることができる。ダッシュ中にぶつかった敵はノックダウンする。
- Accelerate(血液コスト5):プレイヤーを除く世界の全てが仮想的に呈ししているように見える。吸血鬼が自動車と弾丸の間を踊るようにかわしながらも、群衆には彼らの足下が凍り付いたように見える。
ヴァンパイによるテロ事件で血族となったプレイヤー… その存在が、シアトルの血液取引をめぐる戦争に火をつける。何者かの策略により血で血を洗う派閥争いが勃発したシアトル。街を支配する信用ならない怪物たちと同盟を結び、その巨大な陰謀を暴きだせ。
■ 究極のヴァンパイアとなれ
「暗黒の世界」の住民となろう。魅力的なキャラクターに満ちた街で自分だけのヴァンパイアファンタジーを体験せよ。キャラクターのリアクションは、プレイヤーの選択によって変化する。ハイスピードな近接バトルを重視した戦闘システムでは、プレイヤー自身、そしてプレイヤーのユニークな「訓え」が強力な武器となる。プレイヤーの能力は、ゲームが進むにつれて成長する。しかし、「仮面舞踏会の掟」を破ってはならず、人間性も失ってはならない… さもなくば、相応の結末が待ち受けることだろう。
■ シアトルの闇の中心に舞い降り、ヴァンパイアのエリートとして生き延びよ
舞台はヴァンパイアにより支配されてきた街シアトル。『ワールド・オブ・ダークネス』シリーズの世界観で忠実に再現されたシアトルの街を縦横無尽に駆け巡り、獲物を狩れ。この街の設立当初から存在する旧世代の血族と、ハイテクマネーを握り新たなシアトルを築き上げる新世代の血族と出会おう。誰もが企みを抱いているこの街では、誰の側に付くのか慎重に選ぶ必要がある。
■ 信用できない相手と同盟を結べ
シアトルの血液取引をめぐって争う派閥の中から、どの勢力に付くか選択しよう。選んだ派閥によって、特性とストーリーが変化する。派閥に加われば、当然その仲間とみなされる。忘れてはならない、自らの手を汚さずにいられる者などいないのだ…
■ ストーリーを体験せよ
第1作『Bloodlines』を生み出したライター陣による『Vampire: The Masquerade® – Bloodlines™ 2』では、第1作に並ぶ意欲的なストーリーが描かれ、人気の高いキャラクターも再登場。
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