先日、国内外で本格的なハンズオンプレビューが解禁され、遂にナイトセンチネルの拠点が登場した期待作「Doom Eternal」ですが、新たにDigital Foundryがidの製作総指揮Marty Stratton氏に気になるあれこれを質問したインタビュー映像を公開し、来る最新作とid Tech 7の改善や現段階で対応が決定していないレイトレーシングに関する、非常に興味深いディテールと取り組みが話題となっています。
■ Marty Stratton氏のインタビューから分かった主な新情報について
- “id Tech 7”について:“Doom Eternal”が初の採用タイトルとなる内製エンジンの最新バージョン“id Tech 7”は、2016年版“DOOM”の倍近いエリアの扱いが可能となるほか、物理演算や悪魔の破壊表現のさらなる強化を特色としている。
- メガテクスチャ技術からの脱却:Rageで脚光を浴びたものの、その後の技術向上に伴い開発と品質の足枷となっていたid TechのMegaTexture技術が、“id Tech 7”の登場によって遂に過去の物となる。Marty Stratton氏によると、これによってより多くのインスタンスジオメトリが利用可能となっただけでなく、テクスチャそのものの品質を向上させることが可能になったとのこと。氏は“Doom Eternal”がテクスチャーの忠実さにおいてidが再び頂点に立つ最初の製品だと強調している。
- レイトレーシング対応について:現時点で“Doom Eternal”と“id Tech 7”はリアルタイムレイトレーシングに対応しておらず(PC版は現時点でVulkanレンダリングのみサポート)、実装の検討や開発は進められていないものの、1年ほど前に開発チームが僅かながらリアルタイムレイトレーシングの初期実装と研究調査に取り組んだことから、実現したいと考えている要素が既に多く存在している。idは、“Doom Eternal”を最高の品質で発売することに注力すべく、この取り組みから手を引いたが、改めて検討を進める時期にきているとのこと。氏は既に幾つかの素晴らしいアイデアが存在すると語り、リアルタイムレイトレーシング技術の応用が既存の反射や影、グローバルイルミネーション、リアルタイムライティングのみに留まらないことを明言。プレイヤーに良い経験をもたらすだけでなく、開発者にもより良い品質を簡単に作り出せるものになると伝えている。(※ 新たな利用方法に関する詳細は不明ながら、サウンド向けの応用などが候補として考えられる)
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