CD PROJEKTが「サイバーパンク2077」マルチプレイヤーのマイクロトランザクションについて興味深い見解を提示、利用者に喜んでもらえる方法を模索している

2020年9月8日 12:22 by katakori
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「Cyberpunk 2077」

先ほど、“Rockstar”エナジードリンクの素敵なコラボドリンクと超豪華賞品の話題をご紹介した「サイバーパンク2077」ですが、本作の発売が迫るなか、先日CD PROJEKTが実施した2020年上半期の業績報告にて、スタジオのボスAdam Kiciński氏が来たるマルチプレイヤー版“サイバーパンク2077”のマイクロトランザクションについて興味深い見解とアプローチを提示し話題となっています。(注:2020年11月19日に発売を迎えるシングルプレイヤーの“サイバーパンク2077”にマイクロトランザクションは存在しません)

未発表のマルチプレイヤーパートにマイクロトランザクションを導入することは、昨年11月の業績報告にて判明済みですが、先日行われたカンファレンスコールにて(※ 議事録のPDF)、マルチプレイヤーのマネタイズに関する投資者の質問に応じたAdam Kiciński氏は、CD PROJEKTがファンを常に公平に扱い、友好的な関係にあると強調した上で、(ゲーマーから搾取するようなマイクロトランザクションによる)マネタイズそのものに積極的ではないと説明。

これを導入するにあたって、支払いに見合う素晴らしいものを提供したいと説明したAdam Kiciński氏は、マネタイズに関するCD PROJEKTの目標が「利用者に喜んでもらえるようなマネタイズをデザインすること」だと述べ、皮肉や何かを隠そうとしているわけではなく、価値を感じてもらいたいんだと伝えています。

また、Adam Kiciński氏はこの取り組みがシングルプレイヤーと同じアプローチであることを挙げ、マイクロトランザクションによるマネタイズは確かに有効であり、“サイバーパンク2077”の設定はまさにものを売るのに最適な設定であるものの、アグレッシブな売り込みはしたくないと明言。あくまでゲーマーを動揺させず、幸せにすることこそが目標だと強調しています。

余談ながら、Adam Kiciński氏は“サイバーパンク2077”の発売後に関する取り組みについて、近く計画が明らかになると予告しており、来る続報に改めて大きな期待が掛かる状況となっています。

※ 今回の話題を一部メディアが“マルチプレイヤーモード”向けの取り組みであることを明示せず報じたことで
改めてシングルプレイヤーゲームにマイクロトランザクションが存在しない旨を強調したCD PROJEKT RED

情報元及びイメージ:GameSpot

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