“Warzone”の成功で新たなエコシステムを形成した「Call of Duty」シリーズが過去最高の収益を記録、“Warcraft”を含む他フランチャイズへの応用も進行中

2021年2月5日 18:17 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops Cold War」

本日、Activision Blizzardが実施した2020年第4四半期の業績報告にて、「Call of Duty」フランチャイズの圧倒的な好調が報じられ、フランチャイズ全体で前年比50%となるシリーズ史上最大規模の年間収益を記録したことが明らかになりました。

この成功は、有料タイトルと“Warzone”の無料アクセス、モバイル分野への進出、追加コンテンツの継続配信とライブ運用をベースに、複数のタイトル(現在はModern WarfareとBlack Ops Cold War)を相互接続しつつ個別にサポートする新しいエコシステムとフレームワークの構築が牽引したもの。

この仕組みによって、12月に実現したBlack Ops Cold WarとWarzoneの統合後にBlack Ops Cold Warの販売本数が急増し、2020年Q3におけるCoD本編の販売本数が前年同期比で40%増を記録したほか、WarzoneとModern Warfare、およびBlack Ops Cold Warを合算した月間アクティブユーザーが前年同期比70%増、さらにフランチャイズ全体の総収益が前年同期比50%増を達成。Bobby Kotick氏によると、2020年におけるCoD全体のプレイヤー数は2億5,000万人に達したとのこと。

この大幅な増益により、2020年Q3におけるActivision Blizzardの全体的な収益は、当初の予測値である20億ドルを大幅に上回る24.3億ドルとなり、通年の業績も76.6億ドルの予測を上回る80.8億ドルを記録しただけでなく、Activisionの部門収益がKingやBlizzardの3倍近くに達しており、文字通り“Call of Duty”がActivision Blizzardの屋台骨と安定を支える状況となっています。

なお、Activision Blizzardは“Call of Duty”の新たなフレームワークを別のフランチャイズに応用する試みを既に開始しており、手始めに“Warcraft”フランチャイズのモバイルスピンオフに着手しているとのこと。

今年後半のリリースを予定している“ディアブロ イモータル”もこの計画の一環ですが、Activision Blizzardによると“オーバーウォッチ”についても新たなビジネスモデルの検討が進められているとのことで、Blizzardタイトルの今後についても期待が掛かる状況となっています。

情報元及びイメージ:, Gematsu, PCGamesN

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