昨年9月、豪華な面々を迎えた選考委員会の立ち上げを含む初のゲームアワード創設がアナウンスされ、選考作品のアナウンスが待たれる状況となっていた「トライベッカ映画祭」ですが、6月9日のイベント開幕が迫るなか、トライベッカが公式サイトを更新し、“Tribeca Games”初のオフィシャルセレクションとなる8作品を発表。メビウス作品のようなビジュアルで話題となった「Sable」やループする悪夢の12分を描く「Twelve Minutes」、Sci-Fi南部ゴシックアドベンチャー「NORCO」、見事なストップモーションアニメで話題となった「Harold Halibut」を含む興味深いラインアップが明らかになりました。
■ 2021 Tribeca Festivalのオフィシャルセレクション8作品
- Harold Halibut(Slow Bros.):冷戦によって絶滅の危機にあった地球を脱出し、第二の地球を目指したものの、目的地が陸地を持たない水の惑星だったことから、水中に沈んだまま乗組員達が日常の生活を続けている宇宙船“Fedora”が舞台となるアドベンチャーゲーム。プレイヤーは船の主任科学者の若い実験助手ハロルドとなり、宇宙船の再打ち上げ計画に取り組む過程で思いもよらない事態に巻き込まれる。(参考:過去記事)
- Kena: Bridge of Spirits(Ember Lab):精霊使いの少女“Kena”と愛らしい精霊達“Rot”の冒険を描くアクションアドベンチャー。
- Lost in Random(Zoink Games/EA):世界を変える力を持つサイコロ型の可愛いクリーチャー“Dicey”と少女“Even”の冒険を描くアクションアドベンチャー。(参考:過去記事)
- NORCO(Geography of Robots/Raw Fury):ニューオーリンズやミシシッピ川周辺など、荒涼とした石油化学コンビナートや朽ち果てた郊外、暗い沼地が拡がる近未来のルイジアナ州南部を舞台に、行方不明となった弟の足跡を追う主人公の物語を描くポイント&クリック型の南部ゴシックSci-Fiアドベンチャー。(参考:過去記事)
- Sable(Shedworks/Raw Fury):寂寞とした砂漠のオープンワールド環境をホバーバイクで旅する少女と、古代のモニュメントや廃墟となった構造体、落下した宇宙船といった発見を通じて描かれる歴史の物語を描く探索ゲーム。Japanese Breakfastがコンポーザーとして参加。(参考:過去記事)
- Signalis(rose-engine/Humble Games):荒涼とした世界に一人取り残され、失われた夢を探すレプリカ“Elster”となり、廃墟となった教育施設を探索するサバイバルホラー。
- The Big Con(Mighty Yell):90年代のクラシックな犯罪映画にインスパイアされたコメディアドベンチャー。母親のレンタルビデオ店をヤミ金から救うために詐欺師を目指す10代の少女の物語を描く。
- Twelve Minutes(Luis Antonio/Annapurna Interactive):妻とのロマンチックな一夜が悪夢の結末を迎える最後の12分を延々と繰り返すループに陥った男の脱出を描くアドベンチャー。ジェームズ・マカヴォイとデイジー・リドリー、ウィレム・デフォーが出演。
また、大規模イベント“Summer Game Fest”の一環として、今回の選考作品を紹介するショーケース「Tribeca Games Spotlight」が6月11日PT午前11時(日本時間の12日午前3時)から放送されるほか、6月10日にはTribeca Gamesが「Red Dead Redemption 2」のサントラを演奏するライブを実施することが判明しています。
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