doope!

今年5月下旬にクロスプレイ機能のベータテストが実施された「Destiny 2」ですが、本日Bungieが7月29日分の“今週のBungie”を更新し、来るシーズン15にて遂にPlayStationとXbox、PC、Stadiaを対象とするクロスプレイ機能を正式に導入することが明らかになりました。

また、クロスプレイの導入に併せて実装されるプレイヤー名やマッチメイキングに関する幾つかの新たな仕様も判明しています。

■ “Bungie Name”の導入について

• Destinyコミュニティの統一に伴い、ガーディアンの名前がログインに応じて変化しないよう、全ての名前が全対応プラットフォームを通じて一貫したIDとなるよう変換される。これを“Bungie Name”と呼び、以下のように構成される。
  • Bungie Name：プレイヤー名#1234
  • 表示名：プレイヤー名
  • ハッシュ：#
  • ニューメリック（数値）ID：1234
  • 以下にリストメニューに表示されたBungie Nameの参考スクリーンショットあり
• Bungie Nameの生成時に特定の文字や攻撃的な文言を対象とするフィルタリングが行われる。これにより、ゲーム内で表示できない文字やコンソールのバーチャルキーボードでプレイヤー検索できない文字が全て削除される。この削除分にはSteamで対応していた拡張文字セットの一部が含まれる。
• このフィルタリングにより、プレイヤー名が空になったり、攻撃的な文言を含む名前になったりする可能性があり、これにあたる場合のプレイヤー名は“Guardian[ランダムな数字]”となる。
• クロスプレイ機能の導入時には、名前の変更機能が用意されないが、今年の冬に名前変更の初期バージョンが導入される予定。

■ “Bungie Friends”システムについて

• クロスプレイの導入後、友人がどこでプレイしていても変わらないシンプルな体験を提供すべく、プラットフォーム間の橋渡しとなる新システム“Bungie Friends”が導入される。
• “Bungie Friends”により、全てのフレンドを単一のリスト上で見つけることが可能となる。また、特定のフレンドを容易に検索できるようプラットフォームフィルタも追加される。
• 任意のフレンドを“Bungie Friends”に追加する方法は以下。
  • プラットフォームのフレンドを“Bungie Friends”に追加する場合、同じプラットフォームで“Destiny 2”にログインし、リスト画面からリクエストを出すことができる。
  • 招待画面のプレイヤー検索でフレンドを探す。
  • Bungie.netのフレンド検索を使用し、全てのプラットフォームをリンクすることにより、Bungie Friendsリクエストを全プラットフォームのフレンドに発行可能となる。（※ Bungie.netのフレンド検索はクロスプレイと同時に解禁）

■ クロスプレイ実装後のマッチメイキングについて

• クロスプレイ導入後の対戦モード（クルーシブル、アイアンバナー、オシリスの試練、ギャンビット）のマッチメイキングは以下のようなアプローチで行われる。
• PCプレイヤーは、他のPCプレイヤーとマッチングする。
• コンソールプレイヤーは、他のコンソールプレイヤーとマッチングする。
• Stadiaはコンソールプールに属する。
• PCプレイヤーとコンソールプレイヤーが混在するファイアチームは、PCプレイヤープールで対戦を行う。
• なお、PvEモードのグローバルマッチメイキングは単一のプールとなる。

■ ローンチ後の改善について

• プラットフォーム間のボイスチャットはローンチ時に非対応だが、ローンチ直後のアップデートで導入される予定。
• クロスプレイのローンチ時はSteamのみテキストチャット可能。導入から漆黒の女王発売に掛けて、コンソールのテキストチャット機能を順次導入する予定。これにはUSBキーボードサポートが含まれる。※ コンソールのUSBキーボードはチャット専用でキャラクターの操作には非対応。
• 主な実装と改善は以下のようなスケジュールで行われる。
• シーズン15の早い時期
  • Bungie NameとBungie Friends機能
  • クロスプラットフォーム間の招待、マルチプレイヤー、マッチメイキング
  • プレイヤー検索とソーシャルプライバシー機能
• 発売直後：クロスプラットフォーム間のボイスチャット
• 今冬
  • Bungie Nameの変更機能
  • コンソールのテキストチャット表示
  • USBキーボードを利用したコンソール版のテキスト入力
• 今のところ、クロスプレイ機能の解禁日は未定で、日程が決まり次第改めてアナウンスされる。