doope!

先日、新規IP“Mina the Hollower”のKickstarterキャンペーンを終え、初期ゴールの4倍近い資金調達を果たしたお馴染み“Yacht Club Games”ですが、新たにスタジオが公式サイトを更新し、恒例となっている販売動向の詳細を報告。傑作「Shovel Knight: Treasure Trove」の販売が累計300万本の大台に迫っていることが明らかになりました。

今回の報告は、“キング オブ カード”と“ショウダウン”拡張のリリース後はじめて行われたもので、全体的な制作費を含む以下のようなディテールが報じられています。

• 本編と各拡張に関する個別の開発期間と開発者数、予算の概要
  • ショベル オブ ホープ（2014年6月発売）：開発期間18ヶ月、チームメンバー6名、140万ドル
  • プレイグ オブ シャドウズ（2015年9月）：12ヶ月、9名、100万ドル
  • スペクター オブ トーメント（2017年3月）：15ヶ月、16名、150万ドル
  • キング オブ カード（2019年12月）：18ヶ月、16名、250万ドル
  • ショウダウン（2019年12月）：12ヶ月、16名、150万ドル
  • 計：開発期間110ヶ月、16名の開発者、900万ドル
• 本作の販売は、早ければ年内に300万本を突破する予定。
• “Shovel Knight: Treasure Trove”の全体的な収益は4,000万ドルを突破。これにより、2つのプロジェクトを平行で開発できる25名規模のスタジオに成長することができた。
• 4,000万ドルを超える収益の内、税金等を差し引いてYacht Clubの手元に残るのは、約2,400万ドル。
• 前述の通り、本作の全体的な制作費は900万ドルで、ゲーム以外に200万ドルほど費やしていることから、次の新作2本の制作費におよそ1,300万ドルを充てることができる。スタジオの現在の1人月が約12,000ドルで、既に2年ほど経過していることから、現段階で1,300万ドルのうち700万ドルを費やしている計算になる。新作の発売までには少なくとも2年以上掛かるとのこと。

なお、Yacht Club Gamesの報告によると、パズルダンジョンゲーム新作「Shovel Knight Pocket Dungeon」（ショベルナイトポケットダンジョン）は発売から2ヶ月でおよそ3万5,000本強を販売。「Cyber Shadow」（サイバーシャドウ）については、発売から1年で累計8万5,000本を販売したほか、30万人を越えるプレイヤーがXbox|PC Game Pass経由で本作をプレイしたとのこと。

Before we wrap up, we wanted to give a quick update on Shovel Knight: Treasure Trove! We’re so close to that 3 million units mark. If we’re lucky, maybe we’ll break the barrier at some point this year! We’re immensely grateful for our amazing community's continued love & support! pic.twitter.com/zjmK6JpNvJ

— Yacht Club Games – Mina on PledgeBox (@YachtClubGames) April 1, 2022