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先日、焦点具の化身バグや可愛かった人熊と人狼の毛色バグ修正を含む小規模なパッチ1.1.0cが配信された「ディアブロ IV」ですが、本日未明に予定通り主要な開発者達が出演する最新の“焚き火の談話”ライブ配信が実施され、多数の改善と変更点が判明。太平洋夏時間の8月2日にパッチノートが公開された後、8月8日にパッチ1.1.1のリリースを予定していることが明らかになりました。

パッチ1.1.1は、予てから報じられていた通り、ソーサラーとバーバリアンの強化に加え、幾つかのQoL改善、レジェンダリー装備のドロップ率調整、ナイトメア・ダンジョンとヘルタイドを対象とするモンスターの密集度増といった改善を特色としています。

今回の放送では、ソーサラーとバーバリアンを含むクラス調整や一部装備の調整について、かなり詳細なデータが提示されていますが、前述の通り8月2日にはパッチノートが公開されるため、今回一先ず変更点や改善の全体的な概要をまとめてご紹介します。

■ QoL改善やクラス以外の調整について

• ナイトメア・ダンジョンに付与される特性のラインアップから、最も厄介なバックスタッバー（背中から受ける被ダメージ増）やモンスターの冷気ダメージ、リソース消失（敵の遠距離攻撃によりプレイヤーのプライマリリソースが奪われる）が暫定的に削除される。削除中に適切な弱体化調整が進められる予定。
• ダンジョンのテレポート時間が3秒に戻る。
• 保管箱のタブが1つ追加され、ゴールドで購入可能となる。
• スキルやパラゴンの払い戻し費用を約40％軽減。
• エリクサーのスタックサイズを99個に増加。
• レジェンダリー装備のドロップ調整
  • ダンジョンボスとレギオンイベント、ブッチャーが何れもLV35以上でレジェンダリーアイテムのドロップが確定。
  • 現状のトレジャーゴブリンは、LV35以上でレジェンダリーアイテムのドロップ率が50％に設定されている、調整によりLV15以上でレジェンダリー装備のドロップが確定する。
• ナイトメア・ダンジョンとヘルタイドにおけるモンスターの密集度が増加する。
• ワールドティア3とワールドティア4におけるボスの体力増と報酬改善。
• VRAMの使用量を含む大量のバグ修正と全体的なパフォーマンス改善。

■ ソーサラー

• 主にエンドゲームの生存性を向上させる調整を導入。
• スキル
  • ファイアボルト（燐光）：炎上中の敵に対する命中時の2マナ生成から、炎上中の条件を削除することでリソース生成量を改善。
  • ファイアボール（強化）：効果範囲最大50％増に必要な条件を削除。
  • ファイアボール（破壊）：デフォルトのクリティカルヒットダメージを20％に強化。3体以上の敵に命中した場合はボーナスを30％増に強化。
  • チェインライトニング（増幅）：チェインライトニングが跳ね返る毎に次ヒットのダメージを5％増加。
  • チェインライトニング（破壊）：帯び出す電気の発生率を25％から30％に強化。
• 重要パッシブ
  • ヴィアの知識：ダメージボーナスを10％から15％に増加。
  • エスの猛威：クリティカルヒットでボスを攻撃した場合、両方のボーナスをボスに付与する効果を追加。
  • 燃焼：炎上ダメージ20％増のボーナスを付与。さらに異なるダメージソース毎に2％のダメージボーナスを付与。
• エンドゲームの生存性を高めるため、一部のパラゴングリフ（縄張りや強化されし者等）のダメージ軽減ボーナスを増加。
• パラゴンの一部レア・ノードのダメージ軽減ボーナスや最大ライフボーナスを強化。
• レジェンダリー・ノードの燃えさかる熱と不動の導管は各種ボーナスを強化。
• 化身に広範囲な強化調整を適用。主に各種ボーナス増やダメージ増、マナ生成量増加だが、サーペンタイン攻撃の化身など、一部の化身から強化を得るための代償が廃止される。（例：サーペンタイン攻撃の場合、1体のヒュドラが追加されるが、持続時間減少の代償は廃止される。逆に持続時間が14～24％増加され、エンチャントメントとして利用する際にもこのボーナスが適用される）
• ユニーク“イルミネーターの手袋”のダメージ減少ペナルティを軽減。さらに対スタンダメージ増が幸運の一撃によるリソース回復に置きかえられる。

■ バーバリアン

• スキル
  • バッシュとフレイ、フレンジー（強化）、ダッシュストライクの怒気生成量を増加。
  • 二刀流：与ダメージ増加[40％から50％]。
  • ラプチャー（強化）：与ダメージ増加[45％から70％]。
  • チャージ（強化）：与ダメージ増加[30％から60％]。
  • チャージ（屈強）：脆弱状態の持続時間を2秒から4秒に増加。
  • 打ち払い（凶暴）：ボスに対する与ダメージでもバーサーク状態になるよう強化。
• パッシブ
  • 攻撃的耐性：ダメージ軽減ボーナスを4％に増加。
  • 迸る流血：出血量ボーナスとオーバーパワー時の出血ダメージを増加。
  • 燃え上る闘志：バーサークのダメージボーナスを35％に増加。
  • 歩く武器庫：ダメージボーナスの持続時間を6秒から8秒に増加。
• 一部化身のダメージボーナスを強化。無慈悲なる憤怒の化身（リソース）には、ボス攻撃時における怒気コスト返却を新たに追加。
• ユニーク武器、紅の原野とラマラドニの最高傑作、ヘルハンマーを強化。一部アフィックスの有用な置き換えもあり。
• ユニークブーツ 100,000歩は、回避クールダウン減少をボーナス回避チャージ追加に置き換え。対スタン与ダメージボーナスを移動速度ボーナスに置き換え。
• ユニークアミュレット バトル・トランスの基本スキルダメージボーナスをクールダウン短縮に置き換え。さらに攻撃速度強化ボーナスを最大45％まで増加。

■ その他クラス

• ドルイドの基本スキルによるスピリットの生成量を増加。さらに、コンパニオンの与ダメージを増加させ、被ダメージを減少。一部化身にも僅かな強化調整が適用される。
• ネクロマンサーのダメージに関する一貫性の改善。一部化身の調整や変更、ユニークブーツ“空の墓のすね当て”の知力ボーナスが移動速度ボーナスに置きかえられる。
• ローグは、ポイズントラップと鉄菱のダメージ増、アローレインの上級強化が第1波で敵をノックダウンするよう強化される。その他活性の一撃（原理）とフォースフルアローの強化も。この他、一部パッシブと化身、ユニークに強化調整を適用。

■ 今後導入される予定の変更・調整

• 現在は脆弱やクリティカルヒットダメージが強力だが、オーバーパワーを含むその他のダメージタイプを同等なレベルまで強化する。
• 各種耐性（火炎・冷気・電撃・毒・シャドウ）がより効果を発揮するバランス調整。
• エンドゲームにおける奥義スキルの強化改善。
• 馬の移動をよりスムースになるよう改善。特にコントローラー操作時における拍車の操作性や敵のバリケードで移動が妨げられる煩わしさが改善される予定。
• ネクロマンサーのミニオンビルドに対する改善を検討中。
• シーズン2のワールドティア後半におけるプレイヤーの進行速度を改善する予定。