昨年、Josh Sawyer氏が開発を率いたObsidian Entertainmentの傑作“Pentiment”がイマーシブ/インタラクティブ部門賞を獲得し話題となった米国メディア界の権威ピーボディ賞ですが、本日第85回ピーボディ賞の部門別受賞作品がアナウンスされ、ダンスや演劇、映画、舞台芸術といった分野で活躍してきたアーティストたちが設立したインディーデベロッパ“sunset visitor 斜陽過客”の鮮烈なデビュー作「1000xRESIST」が見事ピーボディのイマーシブ/インタラクティブ部門賞を獲得したことが明らかになりました。
また、“sunset visitor 斜陽過客”が放送界のピューリッツァー賞とも呼ばれるピーボディ賞の受賞についてコメントしており、スタジオが本作の開発に当たって冒したストーリーテリングの様々なリスクが認められたことを誇りに思うと語り、一生に一度の名誉だと報告しています。
また、パブリッシャーFellow Travellerが本作のピーボディ賞受賞を告知するプレスリリースを発行し、まもなく発売1周年を迎える本作の10万本販売突破に加え、近日中に実装されるフランス語と韓国語、ブラジルポルトガル語ローカライズ、PDF形式の新たなピアノ楽譜集DLC「1000xRESIST: Piano Book Vol. 2」を発表。加えて、5月15日に何らかのアナウンスが行われるほか、5月22日放送の“Six One Indie Showcase”向けの参加も報じられています。
なお「1000xRESIST」は、今年のヒューゴー賞とネビュラ賞にもノミネートされており、傑作とスタジオの動向に改めて大きな注目が集まる状況となっています。
余談ながら、今年の第85回ピーボディ賞ドキュメンタリー部門の受賞作品には、伊藤詩織氏の「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」やウィル・フェレルとハーパー・スティールの「ウィル&ハーパー」が含まれるほか、ドラマ「将軍」がエンターテインメント部門賞を獲得しています。
✨ 1000xRESIST is the WINNER of a PEABODY AWARD ✨This is an honour of a lifetime. We took a lot of risks in the storytelling and we are so proud to be recognized. We are still digesting this. We cannot believe it…HEKKI GRACE EVERYONE
— 1000xRESIST | Available Now (@sunsetvisitor.studio) 2025年5月2日 2:15
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