先日、Phil Spencer氏がZeniMax Mediaの買収に伴う「Bethesda」作品の取り扱いについて、Xbox向けの独占を避け、より多くのゲーマーが楽しめるようにしたいと語った話題をご紹介しましたが、新たにMicrosoftのXbox部門を率いるCFO Tim Stuart氏が“Bethesda Softworks”作品の取り扱いとXbox向けのアドバンテージについて言及し話題となっています。
これは、11月12日に開催されたバーチャルカンファレンス“Jefferies Interactive Entertainment Conference”に出席したTim Stuart氏のインタビュー(参考:Seeking Alphaのオーディオログ)から明らかになったもの。
Microsoftが長期的に実施することは、Sonyや任天堂からBethesdaの作品を全て引き上げるようなことではないと語ったTim Stuart氏は、その一方でXbox向けのアドバンテージを視野に入れていることを挙げ、Bethesda作品がXboxにとって先行やより良い、もしくは最高、或いは差別化された体験となることを望んでいると明言。つまり、Bethesdaの作品をXboxプラットフォーム上で最高のものにしたいと強調しています。
さらにTim Stuart氏は、これが独占ではないこと、そしてコンテンツそのものやロードマップに手を加えるような取り組みではないことを改めて前置きした上で、1つの例としてBethesda作品のXbox Game Pass入りがそれだけである種のアドバンテージであることを挙げ、Bethesda作品のリリースを通じてサブスクリプションのユーザーベースを牽引させたいと説明しています。
続けて、氏は再びゲームの独占を考えているわけではないと釘を刺した上で、今後はXboxプラットフォーム向けのファースト/ベター/ベストアプローチへと徐々にシフトすることになるだろうと明らかにしています。
Tim Stuart氏の説明通り、Bethesda作品のXbox Game Pass入り自体が既に大きな利点だと言えますが、独占やコンテンツに影響を与えないアドバンテージをMicrosoftがどう構築するか、パフォーマンスやサービス、バックエンド等まで考慮に入れた今後の取り組みに改めて注目が集まるところです。
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