先日、政治的な問題について再アナウンス後の見解とは大きく異なるアプローチがアナウンスされたVicturaとHighwire Gamesのイラク戦争シューター「Six Days in Fallujah」ですが、新たにIGNが本作の独占プレビューを公開し、(死亡後のやり直しを含め)プレイのたびに建築物や部屋のレイアウトが大きく変化する都市環境のプロシージャル生成技術や分隊のAIメンバーに対する指示と行動を容易に管理できるコンテクスチュアルなハンドシグナル機能といったディテールが確認できる非常に興味深いゲームプレイ映像が登場しました。
IGNによると、プレイ毎にレイアウトが変化する都市環境のプロシージャル生成技術は、海兵隊員が語る「覚えた地図は役に立たず、常に次のドアの向こうで何が待っているかわからない」という状況をプレイヤーに体験させるためのもので、数年の期間を費やしファルージャの都市全体を動的に生成する技術が構築されたとのこと。
一方、ハンドシグナル機能は、現実の過酷な環境下で生き延びるために不可欠なチームワークと協調性をゲームプレイに導入するためのもので、制圧にチームの戦術的な連携が必須となる敵の実装と、銃の射撃と同程度に簡単な操作でチームに対する指示を両立するために開発され、Apex LegendsのPingシステムのように状況に応じた指示システムを実現しているとのこと。
これにより、プレイヤーは場所を指示するだけで、角ならAIメンバーが角を確保して見張り、ドアならブリーチングを、敵を指せば制圧射撃を行うといった行動を自動で取り、かつ指示の内容が視覚的に表示されます。
実に12年ぶりの復活を果たす新生“Six Days in Fallujah”は、当初の構想通り米軍海兵隊2個連隊がファルージャに侵攻した11月9日から6日間の包囲掃討作戦“夜明け”を、現地の兵士や民間人の視点から追体験するタクティカルシューターで、開発に当たって実際にファルージャでの戦闘に参加した100人を超える海兵隊員や兵士、民間人に取材を行い、現地で起こった出来事を事実に基づきリアルに再現する取り組みが報じられていました。
余談ながら、本作のパブリッシングを担当する“Victura”は、2004年前後にオリジナルの開発を率いていたAtomic Gamesの元CEOであり、Halo発売時にBungieのVPを務めていたベテランとしても知られるPeter Tamte氏の新スタジオです。一方、新たに開発を担当するHighwire Gamesは、同じくBungieの象徴的な重鎮として活躍したお馴染みMarty O’Donnell氏とHalo/DestinyのリードデザイナーJaime Griesemer氏が設立したデベロッパで、3年以上前から新生“Six Days in Fallujah”の復活に向けて、独自の技術とメカニクスの構築に取り組んできたことが報じられていました。
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