2025年3月5日 10:38 by katakori

先日、3月中のアップデートと4月以降の取り組みをまとめた最新のロードマップをご紹介した「シドマイヤーズシヴィライゼーション VII」ですが、本日予定通りFiraxis GamesがPCとコンソール向けのアップデート1.1.0の配信を開始し、先日から暫定的に無効化されていたPC/コンソール間のクロスプレイを再有効化したことが明らかになりました。

また、アップデート1.1.0の導入に併せて、“世界の交差点”コレクション購入者向けの新指導者エイダ・ラブレスと新文明のイギリス（近代）、カルタゴ（古代）、自然遺産パック（マチャプチャレ、富士山、ヴィフレン、ヴィニクンカ）が実装され、イギリスの数学者で文化と科学に秀でるエイダ・ラブレスの紹介トレーラーが登場しています。

エイダ・ラブレスの紹介トレーラー、科学力と文化力に優れた獲得ボーナスを持つ

“シヴィライゼーション VII”初の大型アップデートとなる1.1.0は、近代における文化勝利のレガシーパス“地理的社会”の抜本的なバランス調整（探検家のコスト増や大陸あたりの秘宝生成量減、その他の要素から秘宝が得られる機会の増加、自然遺産から秘宝が得られる変更など、AIも改善）をはじめ、一部指導者や文明を対象とする幾つかのバランス調整、文化勝利に対するAIの行動改善、新自然遺産“バミューダトライアングル”の導入、軍団司令官によるユニット展開の仕様変更（展開時に司令官が位置するヘックスの選択が可能となり、最も強力なユニットが司令官の位置に配置されるほか、司令官の向きがユニットの展開位置に影響する）など、広範囲な修正と改善を特色としています。

また、指導者が装備できる記念品の広範囲なバランス調整も行われ、以下の様な変更が報じられています。

トカプ・チュニック：山岳に隣接している斥候の視界+1に変更（以前は視界+3）

祭壇一式：専門家による文化力+1を付与（以前は文化力+1とゴールド+1）

玉髄の封印：固有建造物と固有施設が合わせて3つ以上ある場合、文化力+1とゴールド+1を付与（以前は文化力+3とゴールド+3）

ナポレオンの王冠：正規戦争が宣言された場合、時代ごとに200ゴールドを付与（以前は時代ごとに100ゴールド）

ドンソンドラム：他の文明に正規戦争を宣言すると、技術ブーストが得られる（以前は祝賀が得られた）

鷲の旗：展示している傑作1つにつき科学力が+2％増、最大20％となる（以前は5％増、最大25％）

皇帝冠：ツンドラにある町の時代ごとの科学力が+2（以前は展示している傑作1つにつき、都市の科学力+5％、最大25％）

イマゴ・ムンディ：斥候の“捜索”と“警戒”能力の視界が+1ではなく視界+2になる（以前は視界+3）

ジョワユーズ：騎兵ユニット1つにつき時代ごとの幸福度が+2に変更（以前は全騎兵ユニットにつき時代ごとに幸福度+2）

商人の荷鞍：斥候、商人、開拓者、探検家の移動力+1（以前は、斥候、商人、開拓者の移動力+1と視界+1）

パドロン・レアル：自然遺産の時代ごとの幸福度が+2に変更を付与するようになりました（以前は獲得した自然遺産タイルが最も多い場合に自然遺産の産出量+100％、それ以外は海洋ユニットの戦闘力+2）

女王の宝飾品：自然遺産の時代ごとのゴールド+2（以前は自然遺産でゴールド+2）

蛇型記章：遺産が1つ以上ある都市の文化力+10％（以前は、遺産を最も多く持っている場合、文化力+10％、それ以外は遺産の建設に対する生産力+10％）