これまでビデオゲームに18歳以上を対象としたレーティングクラスが存在せず、様々な問題と議論が紛糾していたオーストラリアでしたが、本日オーストラリアにて18歳以上レーティングクラスが遂に新設されたことがオーストラリア労働党の発表から明らかになりました。
これは5月にブレンダン・オコナー内務相が発表したR18+のドラフトガイドラインとMA15+の修正案が実ったもので、ニューサウスウェールズの司法長官がサインを行い、一先ず適用はニューサウスウェールズ州(州都はシドニー)から行われることとなり、NSW州では現在新レーティングを導入するための立法化が進められているとのこと。
ブレンダン・オコナー内務相は今回の大きな実現に対し喜びの言葉と共に、今後への取り組みについて意欲的な姿勢を見せていますが、今後残る5州と首都地域及び北部準州がどういった動きを見せるか、拡大に期待したいところです。
オーストラリアの18歳以上対象レーティング新設については政治的な側面が複雑に絡む類を見ない泥沼展開が長らく続いていた経緯があり、遂に実現した新クラス誕生にオーストラリアのゲーマー達は喜びの声を上げているのではないでしょうか。
今後の動向に改めて注目する必要がある今回のニュースですが、レーティング問題やゾーニングについては日本国内も対岸の火事では無く、真摯に向き合う必要がある大きな問題だと言えます。今回の経緯に興味がある方はこれまでの関連記事を以下に全てまとめてありますので、順を追って状況を鑑みてはいかがでしょうか。
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