本日、NPD Groupが2017年12月のアメリカ市場における小売の販売動向に加え、2017年全体のアメリカ小売市場における販売規模、さらにNPDとESAが共同でデジタルやインゲーム販売分を含む2017年のアメリカにおけるビデオゲームの全体的な市場規模を報告し、ハードウェアと周辺機器、ソフトウェア(小売とデジタル)、ゲーム内販売を合算した収益が2016年から18%増となる360億ドル規模に達したことが明らかになりました。
また、2017年全体の小売と一部デジタル販売をまとめたソフトウェアのベストセラーランキングもアナウンスされ、以前の発表通り“Call of Duty: WWII”が通年で最も売れたタイトルとなったことが判明。さらに、2K Sportsの人気シリーズ最新作“NBA 2K18”やBungieの“Destiny 2”、EAの“Madden NFL 18”がこれに続く状況となっています。
■ 2017年のアメリカにおけるビデオゲーム市場の販売動向に関するハイライト
- 2017年のアメリカにおけるハードウェアと周辺機器、ソフトウェア(小売とデジタル)、ゲーム内販売を含む市場全体の収益は360億ドルを記録。2016年から18%増となった。
- 2017年のアメリカにおける小売市場全体の収益は前年から11%増となる145億9,000万ドルを記録。
- ハードウェアと周辺機器の販売は2016年の58億ドルから19%増となる69億ドルを記録。
- ハードウェアのみの販売規模は、前年から28%増となる47億1,000万ドル
- 上掲した周辺機器にゲームカードの販売を合算した収益は、前年比2%増となる32億2,000万ドルとなった
- インゲーム購入(ルートボックスやマイクロトランザクション等)やデジタル販売、小売分を含むソフトウェア全体の販売は前年の246億ドルから18%増となる291億ドルを記録。
- うち、小売のコンソールソフトウェアは、前年から6%増となる63億9,000万ドル
- 小売のPCソフトウェアは前年から20%減となる2億7,500万ドルを記録
- 2017年に発売されたリテール製品は314本で、2016年の271本から16%増加している
- ジャンル別では、レーシングゲームが大きな伸びを見せており、前年から68%増もの成長を果たしている
■ 2017年のアメリカ市場におけるビデオゲームの販売ランキング(※ PUBGを除く)
- Call of Duty: WWII
- NBA 2K18
- Destiny 2 (※ PCのデジタル販売を含まず)
- Madden NFL 18
- The Legend of Zelda: Breath of the Wild (※ デジタル販売を含まず)
- Grand Theft Auto V
- Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands
- Star Wars: Battlefront II (※ PCのデジタル販売を含まず)
- Super Mario Odyssey (※ デジタル販売を含まず)
- Mario Kart 8 (※ デジタル販売を含まず)
- Call of Dutyシリーズは9年連続で同市場における年間首位を獲得。
- “NBA 2K18”は、前作2K17の4位から2位に上昇。
- 2013年に発売された“Grand Theft Auto V”は、6年連続でTOP10入りを果たしている。
- 任天堂タイトルについては、何れもデジタル販売が含まれていない。
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