4月末にフランスで行われたBethesdaのプレスイベントから、Obsidianが開発中のシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」のハードコアモードに関する新たな情報が出てきました。
本作のハードコアモードの内容については事前情報から、プレイヤーは水を飲む必要があり、弾薬が重量計算され、さらにstimpackの効果が瞬間では無くなり徐々に回復する事になった事が明らかになっていますが、本作のリードデザイナーを務めるChris Avellone氏がvg247に語ったところによると、プレイヤーがハードコアモードのプレイが厳しいと感じれば、いつでもノーマルゲームに戻す事が出来るとの事。
しかしその逆は不可で、ノーマルゲームからハードコアをオンにする事は出来ません。そしてハードコアモードを選択したプレイヤーの為に各プラットフォーム用に実績とトロフィーが用意されているとの事です。
なお、Avellone氏はハードコアモードを導入した理由について触れ、フォーラム等で前作Fallout 3のゲームプレイが簡単すぎたとのフィードバックが多く見られた事を挙げています。これに応え、十分に手応えのあるゲームプレイを実現するハードコアモードの登場という運びとなったようです。前作を遊び尽くしたプレイヤーには初回プレイをどうするか、悩ましい(嬉しい)選択がまた1つ増えたと言えそうですね。
UPDATE:5月5日1:40
先ほどティザーサイトの盾アイコンが4段階目に到達し、「God of War: Ghost of Sparta」の公式サイトがオープンしました。サイトにはティザーサイトに見られた雨の中に立ち尽くすクレイトスが描かれており、自身の悪夢と立ち向かうクレイトスの闇を想起させるようなイメージとなっています。
※ 以下アップデート前の本文です。
先ほどPlaystation.blogにてGod of WarシリーズのPSP版新作「God of War: Ghost of Sparta」が発表されました。開発はChains of Olympusに続いてReady At Dawn Studiosが担当し、SCEAのサンタモニカスタジオと共同作業が進められているとの事。なお、リリースは2010年後半を予定している事が明らかにされています。
今作では前作に比べ25%もプレイボリュームが増やされ、改善された武器システムなどが新しく用意される模様、スケールの大きな映像表現を実現するとの事で、発表に併せて数点のスクリーンショットも公開されました。
気になるストーリーはクレイトスがGod of Warとなる前日譚との事で、クレイトスがスパルタの戦士であった頃からGod of Warへのアセンションを果たすまでの物語が描かれているようです。ゲームではクレイトスにつきまとう悪夢も描かれ、長らく謎だったクレイトスのタトゥー、傷跡、そして家族について、ついにスポットが当てられる事となるようです。
先日存在が明らかになった謎のティザーサイトに見られたスパルタの盾のマークはGod of War: Ghost of Spartaを表す物だったようですね。ティザーサイトはまだ3段階目の状態ですが、こちらでもいずれ新たな情報が登場するのかもしれません。また、E3でも発表が予定されている模様、続報が楽しみです!
Crytekのエグゼクティブプロデューサーを務めるNathan Camarillo氏が「Crysis 2」に登場するエイリアンについて語り、ナノスーツと同じ能力を使ってくるエイリアンに加え、カバーエリアを破壊する巨大なエイリアンが新たに登場する事が明らかになりました。
Camarillo氏はナノスーツと同じ能力を使うエイリアンについて、プレイヤーが持つナノスーツの能力を全て使うことが出来ると発言、マップを横切る大きなジャンプや、スプリントなど駆使するタフなエイリアンがプレイヤーに挑戦するだろうと述べています。
さらに巨大エイリアンについては獣のような姿をしており、プレイヤーのカバーを破壊し無効にする能力を持っているとの事。プレイヤーが車の影にカバーすれば、この巨大エイリアンは装備したロケット弾で車を撃破し、プレイヤーの行動を阻んできます。
さらにプレイヤーが装備している武器に併せてエイリアンが行動を変えてくる事も明らかにされており、プレイヤーがハンドガンを持っている場合は対峙していても、一旦ロケットランチャーを装備すればエイリアンはカバー行動やサイドステップを行いだすとの事。
なお、Camarillo氏はライバル的なエイリアンの事を”彼”と呼んでおり、その能力も考ればいよいよ人型エイリアンの登場となるのかもしれません。さらに獣タイプのロケラン装備巨大エイリアン……ちょっとギアーズのブルマックが思い浮かばなくもありませんが、新登場のエイリアンの様子からは、やはりCrysis 2が前作よりも所謂ゲーム的な派手さを増したタイトルとなりそうな気配が漂っています。
先日見事な復活を果たしたサム・フィッシャーが活躍するSplinter Cellシリーズや、Far Cry 2を手掛けてきたUbisoftのリードデザイナーでクリエイティブディレクターも務めるClint Hocking氏が、先月4月26日に10年近く過ごしたUbisoftを後にした事を自身のblogで明らかにしました。
Hocking氏はUbisoft時代の自分が”あまりにも快適で、満足していた”と述べ、blogではにはそれらを捨てて新天地に向かおうとしている氏の心境が記されています。熱いコールタールの上を歩き、辛い境遇の中で眠る必要があると記したHocking氏の言葉からは、何か大きな決意の元にUbisoftを後にした様子がうかがえます。
今後何かのサプライズが控えているかもしれませんが、vg247にはなんとInfinity Wardメンバーで構成されるRespawn EntertainmentがClint Hocking氏を採用したと聞いたとも記されています。まだ噂段階のこの話、事実であればRespawnはInfinity Wardのリスポーンに止まらないドリームチームの結成を目指しているのかもしれません。
当サイトではおなじみのHipHopGamerのおっちゃんが嬉しそうに予言していたSyphon Filterシリーズの新作リリース、実際はPSPでリリースされたシリーズ最新作「Syphon Filter: Logan’s Shadow」のPS2版が登場という内容だった訳ですが、先日ESRBレーティング通過も発見されていた本作のリリースが6月1日に決定した事が明らかになりました。
開発を担当したのは”Resistance: Retribution”のPSP版を手掛けたBend Studioで、今回の移植にあたり操作システムを刷新、テクスチャの改善なども行われています。なお本作のシナリオは”耽溺者”や”哀国者”のアティカス・シリーズで知られるグレッグ・ルッカが手掛けており、スコアは映画300のコンポーザーAzam Ali氏が担当しています。
Electronic Artsの「Project Red」と名付けられたタイトルがオーストラリアのレーティング機関OFLCの審査を15歳以上対象タイトルとして通過したことが発見されました。※ 現在OFLCが非常に繋がりにくくなっています。
以前、The Chronicles of Riddickの開発で知られるStarbreeze Studiosによるシンジケートのリメイクが進められている事をお伝えしましたが、このリメイクが”Project RedLime“と呼ばれており、今回発見されたProject Redがシンジケートのリメイクではないかと予想されています。
先日はライセンス等契約に関する文書も発見されているシンジケートリメイク、なかなかその姿を見せてくれませんが、どうやら水面下では着々と準備が進められているようです。
昨日満を持して公開されたTreyarchが開発するシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」のデビュートレイラーですが、その内容は驚く程色鮮やかで迫力に満ちた物でありつつ、その実フラッシュバックを多用した手法に思わせぶりなナレーションを重ねた、非常に謎に包まれた物でした。
トレイラーでは不気味な手術室らしき場所で、”誰か”(主人公?)の記憶を取り戻そうとする医師らしき人物の語りにより進められており、その内容に合わせて様々な記憶のフラッシュバックがこの”誰か”を襲っている様に見受けられます。
映像で語られているナレーションの内容は次の様になっています。
And now wait a few more minutes and just let him rest.
– では少し待とう、彼を休ませて下さい。This should help you remember everything.
– 休めば、君が全てを思い出せるかもしれない。I’ve given you something extra to assist,
– 私はあなたを手助けするためにプラスアルファを与えたよ。Let’s go through it again.
– さぁもう一度やろう。The pain is difficult isn’t it?
– 「苦痛」はやっかいだね、そうではないかな?When he regains consciousness double the voltage.
– 彼が意識を回復したら、電圧を倍にしてくれ。We need to bring him back.
– 我々は彼に思い出せる必要がある。
映像では以上の様な内容のやりとりが行われ、フラッシュバックが大量に登場するなか上記の数字が印象的に差し込まれています。下一桁の表記に違和感を感じるものの、これは2010年の現代を指している物にも思えます。そう見れば、この映像は2010年のどこかで、”誰か”の冷戦時代の記憶を蘇らせようとしている状況にも考えられないでしょうか。
当然これは映像から読み取れる情報から推測した只の予測でしかありませんが、このシチュエーションは記憶を無くした元CIAのスパイだったジェイソン・ボーンが自らの記憶を巡り活躍する、ロバート・ラドラムの小説ジェイソン・ボーンシリーズを思い起こさせます。
以前にはCall of Duty: Black Opsがプライベート・ライアンやプラトーン、さらには地獄の黙示録にフルメタル・ジャケットなどをイメージしたシネマティックな物になるとの話も噂されており、それが事実なら3部作で映画化されたボーンシリーズと、冷戦を舞台にした過去の名作達が出会うような可能性もアリなのかもしれません。
今月初めに「Mass Effect 2」の最新DLCである”Kasumi – Stolen Memory”をリリースしたBiowareですが、さらなるDLCの登場について来週に大きなアナウンスが行われる事が公式サイトから明らかになりました。
アナウンスのアナウンスといった感じではありますが、Mass Effect 2のDLC展開はいつものBiowareらしくない気合いの入りようで、次にどんな物が用意されているのか非常に楽しみです。さらに来月にはiTunesで販売されていた本作のコミック”Mass Effect Redemption”も最終エピソードがリリースされる事が明らかになっています。
Treyarchが開発を担当しているCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」の映像が先ほどGameTrailersにおいて公開されました。映像には驚く程色鮮やかに生まれ変わったCall of Duty最新作の姿が納められており、ベトナムと思われる舞台を始め、何やら近代的なイメージから……さらに宇宙?まで、そして驚く程シネマティックな戦場の様子が映し出されています。
50年第後半から80年代にかけての資本主義陣営と社会主義陣営の冷戦をテーマに、キューバや北極、南アフリカ、ロンドン、さらにベトナムなどグローバルで大きな物語が描かれるとされるCall of Duty: Black Ops、今回のティザー映像からはそれ以上の何かが感じられるスケールの大きなタイトルとなる予感に溢れています。
なお、今回の映像はフラッシュバックを多用されているので、映像の中から印象的なシーンの画像を書き出してみました。
先日は元スタッフと現スタッフが結託しActivisionに集団訴訟を起こした事が報じられたInfinity Ward関連のニュースですが、新たに4人がRespawnへ移籍した事が明らかになりました。なお今回の4名の内3名はInfinity Wardからの退社も新たに判明したメンバーとなっています。
今回移籍が明らかになったのはレベルデザイナーのPreston Glenn氏、リードデザイナーを務めたZied Rieke氏、リードデザイナーのChad Genier氏、そしてデザイナーのSean Slayback氏の4名で、それぞれLinkedinのプロフィールで明らかにされた物です。
移籍が明らかになったデザイナーのSean Slayback氏はかつてTreyarchでCall of Duty: World at Warのデザインを手掛け、WaWの完成後Infinity Wardに移籍、Modern Warfare 2の開発でデザインを手掛けていた人物です。
さらに以前退職をお知らせしたプログラマーJason McCord氏とアーティストRyan Lastimosa氏のRespawnへの移籍もLinkedinのプロフィールから新たに判明しています。
なお、今回の退職者と移籍者のリストを最新の物に変更いたしました。退職者については先日Twitterなどで新たに5名のスタッフが退職した事などが明らかになっていますが、まだ名前等が明らかになっていません。また、Respawnへの移籍者についてはこれでとうとう17名となってしまいました。
■ Infinity Wardからの離職者:26名、Respawnへの移籍者:17名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー:Respawnへ移籍
- Chris Lambert氏 – シニアソフトウェアエンジニア:Respawnへ移籍
- Jason McCord氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Keith Bell氏 – レベルデザイナー
- Preston Glenn氏 – レベルデザイナー:Respawnへ移籍
- Charlie Wiederhold氏 – デザイナー
- Robert Field氏 – リードプログラマー
- Kristin Cotterell氏 – 人事/リクルートスペシャリスト
- Joel Emslie氏 – リードキャラクターアーティスト
- Ryan Lastimosa氏 – アーティスト:Respawnへ移籍
- Brad Allen氏 – アーティスト
■ 5月1日追加離職者:3名(合計29名)
- Zied Rieke氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Chad Genier氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Sean Slayback氏 – デザイナー:Respawnへ移籍
現在はFallout: New Vegasの開発を進めているObsidian Entertainmentですが、昨年はエイリアンに絡むセガのフランチャイズタイトルの開発を進めていました。このエイリアン絡みのフランチャイズは既にリリースされたAliens Vs. Predator、そしてGearboxが開発を現在も進めている(であろう)FPSタイトル”Aliens: Colonial Marines”、そしてObsidianが担当していた”Aliens RPG”を含めた物。
残念ながら昨年ObsidianのAliens RPGはキャンセルとなってしまいましたが、先週行われたプレスイベントでObsidianのCEOを務めるFeargus Urquhart氏がAliens RPGについて「もし私たちの最後のビルドをプレイしたら、あなたはきっとそれが完成したゲームだと言うだろうね」と、本作がほぼ完成に近づいていた事を語りました。さらにUrquhart氏は”出荷の準備が出来ていると感じていた”と加えています。
Urquhart氏は本作の内容についても少し触れ、映画でカットされたエイリアンからセントリーガンを守る様なシーンなどが盛り込まれていた事を明かしています。
以前SEGAヨーロッパのMike Hayes社長はフランチャイズの難航がビジネス的な理由による物である事を明らかにしていますが、一応まだGearboxの新作も生存はしている様子……こちらも安否が気になるところです。
先日とうとう公式サイトがオープンし「Call of Duty: Black Ops」の正式名称が明らかになったTreyarchのシリーズ最新作ですが、本作の舞台に関する情報がイギリスのゲーム販売業者の商品リストから明らかになりました。
それによると本作は優秀な特別部隊の誕生が描かれ、慣例的ではない武器類を使用し非公開の任務に当たる物で、舞台はキューバから北極、さらにベトナムのジャングルなども舞台に、驚くほど映画的で激しいゲームプレイを特色としているのだそう。
どうやら内容についても事前情報に近い物になっている模様、いよいよGameTrailersの発表まであと5時間ほどですが、一体どのようなタイトルが姿を現すのか非常に楽しみです。
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