以前からリリースが明言されていた「Portal 2」のPC用編集ツール(Portal 2 Authoring Tools)のベータ版が遂にSteam上で利用可能になりました。ユーザーによる各種MODの制作を可能にするこの編集ツールは“Steam”ライブラリ内のツール項目から導入と利用が可能になっています。
アナウンスによるとこの編集ツールはValveがPortal 2の開発に利用したものと同等のバージョンのツールが含まれているとのことで、シングルプレイヤー/Co-op用のマップや、新しいキャラクタースキン、3Dモデル、効果音、音楽まで作成可能とのこと。
また、“Portal 2 Authoring Tools”には以下様な内容が含まれており、ベータ版での開発に関するメーリングリスト(Portal 2専用の“P2 Mapper List”と、Sourceエンジン全般向けの“Discussion of Half-Life Mapping”)も用意されています。ツールがベータ段階にあるため、様々な問題が存在すると思われますが、問題を発見した場合は前述したp2mapperに報告を送って下さいと協力を要請する旨が記されています。
- SourceレベルエディタであるHammerの最新版
- Faceposerの最新版
- 新マップ作成用のサンプルマップ
- コマンドラインのコンパイル用ユーティリティーの最新版一式
先日から新情報が続けて登場しているシリーズ最新作にしてEzio3部作の最終章「Assassin’s Creed Revelations」ですが、海外情報サイトにGame Informer誌に掲載されたイメージが数点登場、新武器やコンスタンティノープルに移った舞台など、これまでに判明した情報を補足する内容が確認できます。
今回はこれら数点のイメージとマルチプレイヤーに関する幾つかの新しい情報をご紹介します。内容にはネタバレと誤りが含まれる場合がありますので、閲覧にはどうかご注意下さい。
昨日「Battlefield 3」の公式Facebookにて、プレオーダー特典として同梱される第1弾DLC“Back to Karkand”のディテールが発表されるとの予告をお知らせしていましたが、本日公式Blogにて“Back to Karkand”の解説記事第1弾が公開、幾つかのアートワークと共に本DLCの概要が明らかにされました。
“Back to Karkand”はかつてのシリーズタイトルに登場したマルチプレイヤー用マップ“Strike at Karkand”、“Wake Island”、“Gulf of Oman”、“Sharqi Peninsula”をリメイクするだけでなく、前作Battlefield 2に登場した武器やビークルが再登場を果たし、新旧ファンの両方にアピールするDLCとなっています。
Back to Karkandで復活する各マップのレイアウトは基本的に以前の内容から大きな変更はないそうですが、Battlefield 3の大きな特徴である建築物などの破壊システムがゲーム性に強い変化をもたらしているとのことで、以前は防御に有効だったビルなどがRPGで破壊可能になり、建物内に隠れたプレイヤーは常に身をさらす危険を伴うこととなります。
また、今回の紹介記事では“Back to Karkand”に含まれるマップの1つ“Strike at Karkand”の開発用アートワークと共に、2004年の10月に作成されたBattlefield 2の“Strike at Karkand”マップにおけるリスポーンポイントやビークル配置について記された開発資料が掲載されており、来る新マップの参考として興味深い内容が記されています。
今年3月に行われたARGプロモーションを経て、先週には大きな発表が近いと示唆されていたIO Interactiveの“Hitman”シリーズ最新作ですが、昨晩遂にスクウェア・エニックスが「Hitman: Absolution」を正式発表、併せてティザートレーラーが公開されました。
スクウェア・エニックスのプレスリリースによるとHitman: AbsolutionはIO内製の新技術“Glacier 2”を基に開発が進められており、これまでのシリーズタイトルで愛されてきたクラシックなゲームプレイ要素に加え、これまでに見られなかった新しい特徴を備えたタイトルだとのこと。
※ この新技術“Glacier 2”については、以前に紹介したライティングがとても印象的なレンダーイメージでそのパワーの片鱗を確認することが出来ます。
気になるゲームの内容については、お馴染みの主人公“Agent 47”が“期日が設けられた最も危険な契約を引き受ける”と記され、これまでのHitman世界で描かれなかった部分を47の私的な旅と共に描いているとのこと。
また公開されたティザートレーラーの最後にも示唆的な記述が見られる通り、プレスリリースでもE3への出展が明らかにされていますが、会場での出展は招待者のみを対象としたクローズド展示であることが明記されています。
スニークアクションの名作シリーズとしてカルト的な人気を誇り、多くのファンが待ち焦がれた47の復帰が遂に現実となる「Hitman: Absolution」のリリースは2012年リリース予定、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
先月中旬に海外で報じられたリーク情報から存在が浮かんでいた「Crysis 2」初のDLC“Retaliation Map Pack”のトレーラーが先ほど公開されました。新マップとなるPark AvenueとTransit、Shipyard、Compoundそれぞれのプレイ映像がたっぷりと収録、映像の最後にはPCとXbox 360、PS3に向けて5月17日にリリースされる旨が記されています。
現在の所公式発表がまだ行われておらず、価格や詳細については不明ですが、程なくアナウンスが行われるのではないでしょうか。
昨年の8月、とんでもないクオリティでFallout 3の“A3-21プラズマライフル”を製作したCitizenSnips氏が「Portal」シリーズの人気者タレットくんの製作に着手したことをお知らせしていましたが、遂に完成を迎え相変わらず超クオリティな仕上がりのキュートなタレットが公開されました。
しかも今回はレーザー機能まで再現し、アパチャーサイエンス社の刻印まで確認できるレンズ部など、もう呆れかえるばかりの素晴らしい仕上がりとなっています。先日ご紹介したボイスユニットを搭載すればもうエンディングでは……。1台と言わず大量に欲しい!
各種海外情報誌に掲載された特集記事などから新情報が続々と判明している「Mass Effect 3」ですが、また新たにOXM誌の特集から戦闘システムに関する情報が明らかになりました。以下に新情報をご紹介しますが、内容には軽度のネタバレが含まれ、誤りがある場合がありますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
いよいよリリースが迫るCD Projektの新作RPG“The Witcher 2: Assassins of Kings”ですが、先日オーストラリアから本作を購入する際の価格が42.27AUD(オーストラリア・ドル)から突如20AUDも上昇し、これがオーストラリアにおけるライセンス料の問題であることが明らかになりました。
CD Projektの販売サイトである「GOG.com」はオーストラリアのファンに対し、ヨーロッパでの価格で販売しようと試みるなど問題の解決を進めていましたが、決定的な解決には至らず動向が見守られる状況となっていました。
そんな中、本日GOG.comが日本国内でも海外ゲームのダウンロード購入などを利用する方にはお馴染みの居住する国に併せた提示を行う(※ 所謂“おま国”)為に利用されているGeoIPをGOG.comで利用しないよう変更したと発表、これに併せて個人情報保護方針も更新し、IP判別によるリージョン制限を撤廃するという信じられない直球で対応することを明らかにしました。
GOG.comの発表には顧客が旅行中にゲームを購入したい、或いはダウンロードしたいケースも発生するかもしれないと記されており、GeoIPによって自動的に行われる判別はゲームの価格のみならずコンテンツの内容まで変えてしまう場合も考えられると述べ、さらにGeoIPのデータが必ずしも正しく機能している訳ではない(一部国制限を超えてDL販売サイトで購入できるIPなどが存在する時期もあった)と問題点を指摘しています。
これらを踏まえ、CD Projektはプライバシー保護をより有効にする為に、運営自身が必要としないどんな種類の情報もユーザーから集めるべきでは無いと主張、一時的にGeoIPの使用を計画したが、ユーザーを信頼し、ユーザーそれぞれに購入用の居住先を通知してもらう方法に変更することを決定したと記しています。
既にGOGを利用している方で、今回の運営方針の変更によって居住先の変更を必要とする方は、公式サイトの“My account”ページから“Account & Settings”を選択することで変更可能となっています。
国内でも英語版タイトルの購入が非常に困難な状況になるケースをしばしば見かける昨今、肥大化するビジネス規模に伴ったリスクヘッジを装うディフェンシブな囲い込みや、実体の無いパイの奪い合いなど、そもそも“楽しい事”とはなんだったのかと諦念すら感じる状況の中、CD Projektの決断は非常にセンシティブな問題に、“オーストラリアのファンにも同じ様に遊んでもらいたい”とシンプルに向き合った結果生まれたものだと言え、先だって発表されたGOG版Witcher 2におけるDRMにまつわる決定も含め、CD Projektのファンを大事にする姿勢には毎度頭が下がる思いで一杯です。
今年3月に行われたPAX East 2011にてGlobal Agendaの開発で知られるHi-Rez Studiosが発表した6年ぶりのシリーズ新作「Tribes: Ascend」、昨年10月にHi-Rezが“Tribes”のIPを取得しアナウンスされた100人規模のMMOシューター“Tribes Univers”の登場も併せ、遂にあの名作シリーズが復活するとあって、続報を楽しみにしているファンも多いかと思います。
そんなシリーズ復活の狼煙を上げる“Tribes: Ascend”のスクリーンショット2枚が遂に登場、新たにUnreal Engine 3を採用し、シリーズタイトルのスケール感を見事に正統進化させたイメージとなっています。続報が非常に楽しみなTribes: Ascendのリリースは2011年内の予定で、ダウンロード専用タイトルとして販売を予定しており、対応プラットフォームはPCとXBLAとなっています。
先日遂に3本のDLCが一気にアナウンスされた「Fallout: New Vegas」ですが、発表された3本のDLC“Honest Hearts”と“Old World Blues”、“Lonesome Road”がいずれもエンディング後のプレイを可能にしないことが公式フォーラムにて明らかにされました。
このエンディング以降のプレイ要素は、前作Fallout 3のDLC“Broken Steel”がエンディング後のプレイをサポートしていたことからNew Vegasでも望まれていたものですが、かねてからNew Vegasではこれをサポートしない旨が明かされており、今回のDLC発表に併せてBethesdaのコミュニティマネジャーを務めるMatt Grandstaff氏により改めて明言された形となりました。
とはいえ、“Honest Hearts”がバーンドマンの物語を扱い、“Old World Blues”がBig Emptyを舞台にし、3本目の“Lonesome Road”が運び屋の一人でコンパニオンの一人として登場する予定もあった“Ulysses”の物語であることを考えれば、派閥間での物語の変化がかなり大きいNew Vegasにおいてエンディング後のフリープレイを公式に実現するのは非常にアクロバティックなアプローチが必要になることも事実で、致し方ない判断だと言えそうです。
シングルキャンペーンのトレーラーも一段落し、マルチプレイヤーに関する新情報の登場が待たれるElectronic Arts期待の新作シューター「Battlefield 3」ですが、明日公式Facebookページにて第1弾DLCとして過去マップなどを含む“Back to Karkand”の新情報が発表されることが明らかになりました。
公式ページでの予告によると、新情報とスクリーンショットに加え、“Back to Karkand”のリードデザイナーと、前作の“Strike at Karkand”マップを手掛けたデザイナーへのインタビューも公開予定とのこと。こちらは更新あり次第改めてお知らせしますので、お楽しみに!
本日行われたActivision Blizzardの業績報告において、遂に今年の「Call of Duty」タイトルリリースが明言されたわけですが、今年はライバルとされるEAもかなり気合を入れた布陣で年末商戦に臨んでおり、現在のシュータージャンル王座に君臨するCoDの“次の一手”に大きな注目が集まっています。
そんなCall of Duty新作が望む新しい展望についてカンファレンスコールに登場したActivision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏が言及、来るCoD新作がフランチャイズの新しいスタンダードを設定するだろうと述べ、オンラインシステムに大きく注力したタイトルであることを明らかにしました。
Hirshberg氏は、現在開発が進められているCoD新作のオンライン要素を“オンラインユニバース”と表現、プレイヤーに対して新しいレベルのゲーム参加や接続性、コミュニティを通じてエピックなアクションを提供すると語り、開発が既に内部のマイルストーンを超えており、発表と共に、ファン達とこれを共有することをとても楽しみにしていると発言しています。
オンライン要素の拡張について中国向けスピンオフタイトルのニュースでもお知らせしたとおり、デジタルプラットフォーム開発専門のCall of Dutyスタジオ“Beachhead studio”が設立されており、ゲームエンジンの刷新が無いと示唆されていることを鑑みれば、確かに次回作の大きな一手はこの“オンラインユニバース”にあるのかもしれません。
今朝方行われたActivision Blizzardの2011会計年度第1四半期の業績報告とカンファレンスコールですが、気になる新作情報などと共に、相変わらず好調な業績も明らかになりDLCとデジタル販売の好調が強調されました。
今期の純利益(経常利益と特別損益から事業税などを引いた最終利益)は5億300万ドルで前年同期に比べ76%増を記録しており、プラス成長だった2010会計年度Q4の純利益14億5000万ドルに続き好調な状況が続いています。
なお、注目すべきポイントとしてはPCタイトル販売の占める割合が前年同期の4%に比べて“9%”まで増加、4900万ドルから1億2900万ドルまで著しい成長を見せています。
さらに、Bobby Kotick氏がカンファレンスコールで語った内容によるとデジタル販売の増加も大きい様子で、既に収入の50%がデジタル販売によって占められていると明かし、デジタル販売ビジネスはゲームで最も早い部門だと発言しています。
また、好調なDLCとしてCall of Duty: Black Opsの第1弾マップパック“First Strike”が挙げられており、以前の会計報告でも強調された初日140万販売に加えて、販売本数がModern Warfare 2のマップパック“Stimulus Pack”に比べて20%を上回る販売を記録していることが明らかにされました。
(注意:このスピンオフタイトルは今年リリース予定のModern Warfare 3と噂されるナンバリング続編とは別のタイトルで、両タイトルともリリーススケジュールの詳細は明らかにされていません)
先日からActivisionのQ1業績報告にて発表が行われるのではないかと噂されていた「Call of Duty」のアジア向けオンラインタイトルですが、結局正式な発表は行われず、以前の業績報告で報じられた内容とあまり変わらない内容が改めて強調されました。
昨年5月の業績報告で明らかにされたこのCall of Duty新作は、中国と韓国向けでマイクロトランザクションモデルを採用する“だろう”と示唆されていましたが、今回の報告でこのタイトルに言及したBobby Kotick氏は、マイクロトランザクションモデルをベースにした中国市場に特化したタイトルだと明言、他の地域での展開の可能性は残しつつも、今の所は中国に集中すると発言しました。
なお、開発体制やリリース時期に関する言及は行われず、デジタルプラットフォーム開発専門のCall of Dutyスタジオ“Beachhead studio”についても触れられることはありませんでした。
今朝方行われた業績報告とカンファレンスコールでは残念ながらCall of Dutyタイトル新作の具体的な発表は行われませんでした。しかし報告の中でActivisionのボスBobby Kotick氏が今年も例年同様にCall of Dutyタイトルがリリースされることを明言、新作に関する発表が今後数週間の内に行われ、これまでで最も大きな規模のマーケティングキャンペーンが展開されるだろうと語りました。
Electronic Artsが渾身の大作“Battlefield 3”で追撃態勢を整える中、遂に壇上に登る事になるCall of Duty新作、Kotick氏は新作について「今年のCall of Dutyタイトルの主導権はこれまででベストのものになるだろう」と強い自信を見せています。一体どんなタイトルが用意されているのか、来るE3での続報に注目といったところでしょうか。
現在Activisionのカンファレンスコールがまさに行われている最中ですが、その電話会議中にBlizzardのボスMike Morhaime氏が「Diablo III」について言及、以前から話題となっていたベータテストが2011年Q3(7月から9月)に行う予定だと発言しました。
また、Thomas Tippl氏が2012年にBlizzardタイトルを2本リリースすると発言、Diablo IIIを今年リリースすることは難しいと明らかにしています。
Call of Dutyのオンラインタイトルやナンバリング新作、そしてDiablo IIIのベータテストに関する新情報が発表されるのではと注目を集めているActivisionのカンファレンスコールが日本時間の午前3時半からスタートしている予定ですが、開始時間を前にCoD新作が「Call of Duty: Project Collossus」として11月8日に発売されるという複数のソースから情報を得たとEurogamerが報じました。
出自はイギリスの大手販売店Tescoのデータベースに記されているというもので、現在の所真偽ほ程は不明。なお、Call of Duty: Black Opsのリリースは昨年の11月9日、Modern Warfare 2は2009年の11月10日、World at Warは2008年の11月14日、Modern Warfareが2007年の11月9日にそれぞれリリースされており、時期的にはありそうなスケジュールではあります。
複数ソースの情報によるとCall of Duty: Project CollossusはInfinity Wardがメインの開発を進めSledgehammer Gamesが協力し、初代Modern Warfareの前日譚になるとのこと。
なお、現在のところActivisionとTescoからのコメントはありませんが、記事執筆時点でカンファレンスコールスタートから1時間半近くが経過しており、そろそろ続報も登場しそうな様子。情報あり次第改めてお知らせいたします。
先ほどお馴染みGfkによる5月1日から7日のイギリスにおける週間ソフトウェアセールスチャートが発表、2週トップを走っていた“Portal 2”が順位を落とし、Majescoのラテン系フィットネスタイトル「Zumba Fitness」(※ 開発は”Deadliest Warrior: The Game”のPipeworks Software)が再び首位に返り咲く事態となりました。
また、先日第2弾DLCとなる“Escalation”をリリースしたCall of Duty: Black Opsが再びセールスを伸ばし4位にランクイン、Portal 2と同日リリースを迎えたMortal Kombatも3位と健闘を続けています。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Zumba Fitness
- 2位:Portal 2
- 3位:Mortal Kombat
- 4位:Call of Duty: Black Ops
- 5位:Lego Star Wars III: The Clone Wars
- 6位:FIFA 11
- 7位:Operation Flashpoint: Red River
- 8位:Wii Fit Plus
- 9位:Pokemon Black
- 10位:Michael Jackson: The Experience
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