昨晩Xbox LIVE MarketplaceにおいてModern Warfare 2の初DLCとなる”Stimulus Package”に含まれる5種類のマップがリストアップされました。その中にはCrashとOvergrownの2マップが前作Modern Warfareから復活採用される事が記されており、さらに新マップの3つもその概要が記されています。登場マップの詳細については以下の様になっています。
- Bailout:多層の団地
- Storm:重機が散らかるオープンな工業団地
- Salvage:破砕物と廃棄された車が積み重ねられた雪のジャンクヤード
- Crash:前作からの復活マップ、墜落現場のある都市マップ
- Overgrown:前作からの復活マップ、スナイプが熱い郊外マップ
大枠リーク通りといった内容になった”Stimulus Package”、あとはMapathyの展開がどのような影響を及ぼすのか、そのプレイ内容の詳細が気になるところでしょうか。なお本DLCはMapathyサイトにおいて3月30日リリースと表記されていますが、Marketplaceではまだ価格とリリース日についてはまだ記載されていません。続報在り次第改めてお知らせいたします。
先日現在開催中のGDC 2010において、北米での正式サービス開始(6月17日)や、14.95ドルの月額料金など、様々概要が明らかにされたゲーミングクラウドサービスの「OnLive」ですが、今回同サービスがローンチ後に月額料金のかからない無料版のポータルサービスをスタートさせることを発表しました。
ポータルサービスに関する詳細やリリース日などは未定となっていますが、無料版は所謂本サービスの体験版に位置づけられるもので、有料版とは異なりブラウザプラグインで動作し、各種タイトルの体験版の利用とレンタルサービスが予定されています。レンタルできるタイトルの種類には制限が設けられており、月額課金で利用できるゲーマータグやフレンド機能などソーシャル機能の有無については明らかにされていません。
昨日ゲームストリーミングサービスの競合であるGaikaiがAmazonと提携し、月額課金無し、購入タイトルのストリーミング利用とディスク配送の選択などのサービス概要について発表を行った所に今回の発表、各サービスとも初動のイニシアチブを掴んでおきたい所で、各社とも今後の展開に大きく注目が集まります。
GDC会場では実演デモが行われている「Medal of Honor」、EAの王座奪還を担う重要な役目を背負ったタイトルとして大きな期待を集めています。そんな本作の新映像が登場、スケールが大きく臨場感に満ち、渋い色遣いながら非常に鮮やかな日中表現など目を見張るようなクオリティに仕上がっています。
今回のMoHはアフガニスタンを舞台に現実志向でかなり渋めなゲームプレイを目指しているようで、GDCの実演デモでは派手なプレイだけではないMoHの新たな側面が見られたとの事。
さらに……当サイトではお馴染みの愛され情報サイトHipHopGamerShowがGDC会場でElectronic ArtsのプロデューサーGreg Goodrich氏にインタビューを敢行、今日は珍しくオーディエンスの多さからか、リズム感もいつになく良い感じでインタビューが進められ、なんとマルチプレイのベータテストが近日アナウンスされる事が明らかになりました。インタビューでのおっさんはもうすぐ開始されるよレベルで浮かれていますが、いつも信用ならないのでアナウンスされる程度に抑えておきました。
とはいうものの、一応このインタビューはMoHの公式TwitterでTwitされており、今回は信用してできる情報なのか……もしれません。しかしほんとにどんなに渋い世界観を持ったタイトルであろうと全てがギャグに見えてくるHipHopのおっさんのスキルには舌を巻くばかり、本人が一番テンションのも相変わらずで可愛くてしょうがありません。
現在開催中のGDCに近年流行の兆しを見せるノワールゲームの一角を担う王道タイトルでスカーフェイスやゴッドファーザー的な趣も感じられる「Mafia II」、GDC会場では新リビジョンのプレイデモも展示され新しい情報が様々聞こえてきています。
前作はジャンゴ・ラインハルトのギターやルイ・アームストロングの曲に乗せ、30年代のフォードやポンティアック、アルファロメオの名車で街をゆっくりと(速度制限が厳しいので)流しているだけでも楽しく、車専用のデコレティブな閲覧モードまで用意され、渋いストーリーも相まってファンの心をがっちりと掴んだ名作でした。
そんな名作の続編であるMafia IIへの期待はやはり高く、数度の延期を重ねながら期待に応えるべくブラッシュアップが重ねられて来たわけですが、ここに来て前作を遊び尽くしたファンには嬉しいドライブモードに関する情報が明らかになりました。
Mafia IIのプロデューサーを務めるDenby Grace氏がVG247に今作での変更についていくつか説明を行い、車のドライブモードが2種類用意されている事が明らかになりました。一つは前作に近いシミュレーションモードとも言える物で、もう一つはとりあえず早く移動したい人向けのモードだそうです。
前作に近いドライブモードは40~50年代の車のスピードや加速性の遅さを再現した物で、前作同様街中の速度制限など交通規制がしっかり行われています。速度違反は軽犯罪と取られ警察の怒りを買う事になるので、安全運転に気を配る必要があります。今時遅く手間が掛かるモードをわざわざ用意するなど、珍しい決断ではありますが、今回の車両はカラーリング始め様々なカスタマイズが用意されている事もあり、前作のファンには本当に嬉しい所です。
なお、犯罪を犯した場合手配状態”wanted”になりますが、これには複数のレベルが存在しており、軽度の物は罰金で済むようなシステムになっているようです。
本作を彩る音楽も本当に豊富で、40~50年代の楽曲がなんと約120曲も用意されており、さらにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団によるスコアも収録されているとの事。先日はジョン・リー・フッカーのBoom Boomが流れる印象的なトレーラーが発表され、音楽も本当に楽しみです。
戦闘はこれまでも様々な映像が公開されてきた通り、カバーが特徴的な戦闘システムとなっています。Denby Grace氏は近年人気の高い”Gears of War 2″や”Uncharted 2″といった様々なTPSから教訓を得た事を明かしており、カバーから近いカバーへの移動なども簡単に行える扱いやすい動作に加えて、物理エンジンであるPhysXを利用した戦闘や、マグナムからトミーガン、M1 Garandといった懐かしい武器達に加え、前作にも登場した近接戦闘用の野球バット、そしてモロトフカクテル!など武器も雰囲気のある物が豊富に用意されています。
さらにDenby Grace氏は本作の気になるプレイボリュームについても言及しており、本作が15時間程の物である事を明らかにしています。しかし氏はこれについて、懐はさらに深い事を強調しており、600頁に及ぶ脚本、ゲーム内のダイアログは16万ワードに及び、300人の喋るキャラクターが存在する事をアピールしています。さらに氏はMafia II延期の主な理由がブラッシュアップの為であった事を述べ、今なお完全ではなく、リリースに向けてさらなるブラッシュアップを進める旨を語っています。
今年後半リリース予定のMafia II、果たして歴史に残る名作である前作の壁を越える事が出来るか、このままどんどん素晴らしいタイトルに磨き上げて欲しいと期待しています。
3月11日にリリースが行われた「BioShock 2」初のDLC”Sinclair Solutions Test Pack”ですが、配信が行われた際に同DLCのファイルサイズが非常に小さかった事から(Xbox 360版が108KB、PC版が24KB)配信されたものはロックを解除するコードのようなものであり、DLC自体はあらかじめBioShock 2のディスクに同梱されていた事が明らかになりました。
またこのDLC配信の方式に関し、”少々の混乱を招いた”として2Kのコミュニティマネージャーがコメントを行い、BioShock 2のゲームエンジンおよびゲームの構造が正確に作動するにはプレイヤーが共に同じコンテンツを持つ必要がある事を述べ、今回の処置がDLCコンテンツの有無に左右されず、今までどおりフレンドとプレイする事を可能にするための手段だったと明らかにしています。
先日は直撮り映像によるCrysis 2の技術デモ映像をご紹介しましたが、昨日はCrytekによる「CryEngine 3」のライブクリエイトによるリアルタイムな開発を解説したステージデモが行われました。
今回行われたステージデモはPCでオーサリングした変化などをリアルタイムでXbox 360上に映し出しており、スクリプトイベントの作成やプロシージャル生成される破壊効果やデフォーム、複数レイヤーを用いたシェーダーのリアルタイムに変化させる様子、各種ライティングの調整や巨大な光源を配置したイメージベースドライティングについて解説が行われています。
とてもコンソール上で動いているとは思えないクオリティの映像がリアルタイムで変化する様子は、もう驚くよりほかなく、雨シェーダーで見られたオブジェクトの傾きでちゃんと自然に流れている様に見える所などは、以前から注力していたプロシージャル技術が他の要素としっかりリンクした物に仕上がっている事にCrytekの本気を見た思いです。
本日行われたGDCにおいて、めでたくベストデビュー賞を受賞したRunic Gamesの「Torchlight」、お手軽な価格設定に軽快な動作、Modツールの存在や良い意味でライトなゲームシステム等、近年不作が続くHack and Slashタイトルの中ではDiabloの遺伝子を引き継ぐ素晴らしいタイトルと言えます。
そんなTorchlightのコンソール版が開発中である事をRunic GamesのMax Schaefer氏が明らかにし、コンソールで本作がさらに良く受け入れられるだろうと自信の程を語りました。確かに現在のTorchlightにはオンラインプレイが存在せず、バランス調整等も進んできてはいる物の、基本的にModで何とでもなる本作はコンソールでこそ真価を発揮するかも知れません。これは決してネガティブな意味ではなく、バニラの状態がかなりの完成度を実現している事を意味します。
前述のDiabloらしさというのは実は後付の物ではなく、それなりの出自が存在します。Torchlightには前身タイトルである”Mythos”という物が存在しており、これはかつてDiabloを世に送り出したビル・ローパーとデビッド・ブレヴィックが立ち上げたFlagship Studiosが開発を進めていたものでした。
Flagshipの悲劇の後、開発を担当していたTravis Baldree氏とMax Schaefer氏がRunic Gamesを立ち上げTorchlightとして新たな命を吹き込んだ物。(ちなみにMax Schaefer氏も兄のEric Schaefer氏と共にDiablo 1と2の開発に携わっていました)さらに本作のスコアはDiablo1の印象的な名曲を手掛けたMatt Uelmen氏が担当というサラブレッドとも言える集結ぶりで、如何にTorchlightが所謂Diablo的な遺伝子を引き継いでいるかを象徴している背景だと言えます。
さらに本作にはMac版の対応や2年ほどの予定で拡張しMMO化する後継Torchlightの登場も予定されており、まだまだその動向には注意が必要です。短い時間でさくっと遊べ、釣りやらペットやら合成やら楽しい要素満載のTorchlight、コンソールでどのように迎えられるか今から楽しみです。
先ほど開催されたGDCアワード、今年はIGFアワードと合体してビッグネームがこれでもかと登場しサプライズもたっぷり、Mega64も大はしゃぎで素晴らしいショーとなりました。今回のGDCでパイオニア賞を授与されたValveのボスGabe Newell氏、SteamやValveタイトルのみならずSteamworksを始めとするサービスでも成功を収め、より首回りのサイズが心配なゲイブ、失礼、話しがそれました。会場では「Portal 2」に関する情報がいくつか飛び出しています。
今日の受賞式でパイオニア賞を受賞したゲイブはこれまでのゲーム開発に関するスピーチを行いました。まだほっそりしていた子供の頃の写真からValveを立ち上げた頃の懐かしい写真なども紹介され、スクリーンに資料を写しつつスピーチを行っていた所、突如画面がブルースクリーンになりスピーチは中断、ゲイブはマイクロソフト云々とぼやいて何とかスピーチを終えましたが、これがなんと計画通りのティザーだった事が判明しました。
上記に書かれたブルースクリーンのシステム警告を良く眺めて見るとGLaDOSと書かれてあり、エラー内容の文字列と共に再起動を促すメッセージなどが記されています。メッセージには”致命的な神経毒が噴射する為に任意のキーを押してください”と書かれ、再起動を促す部分にはテストの人員や進行が失われますと記されています。
さらにエラー内容の文字コードをEBCDICに変換する事でさらなるメッセージが登場、エラー内容には”A fatal exception (S) has occurred at (U)(S) : (P)(E)(N)(D) in (U)(N )(T)((I)) * (L)(E)(E)(E).”と書かれている事が判りました。さらにこれを大文字の部分だけ抽出すると”SUSPEND UNTILL EEE“となり、EEEを”E3″と置き換えると……GLaDOSがE3までサスペンド(休止)状態になるという事で、Portal 2の大きな情報がひとまずE3までおあずけか、或いはE3で大きな発表が行われるであろう事が予想されます。
さらに表彰式の後に1upのインタビューに答えたゲイブはPortal 2がこれまでのValveタイトルの中で最も素晴らしいタイトルになると自信に満ちた発言をしています。テーマソングについて聞かれたゲイブは「Jonathan Coultonはすごい!彼は光り輝いている」と発言、彼と仕事をする事は喜びだと語りました。Portal 2で彼の歌が聴けるかとの問いにゲイブはもう再度「彼はブリリアントだよ」と返し、笑い、去っていきました。
前作でプレイヤーの涙をこれでもかと搾り取ったジョナサン・コルトンの手による”Still Alive“、ゲイブの反応からはどうやら再び黄金タッグの素晴らしい歌が待っている様子。数百年後のAI達の楽園と化したアパーチャサイエンスで再びGLaDOSの儚い歌声が聞けるのか、今から本当に楽しみです。
Black Rock Studioが開発を行っている爆発レースタイトル「Split Second: Velocity」、PC版に関する情報の少なさから販売がSteamなどによるオンライン販売のみになるのではとの噂が出ていた本作ですが、昨日パブリッシャを務めるDisney Interactive Studiosがにコメントを行い、本作がパッケージ・デジタル販売共に行われる事が明らかになりました。デジタル販売におけるプラットフォーム等の詳細は不明ですが、続報があり次第お伝えします。
先日美しいスクリーンショットとプレイ映像も公開され、ますますリリースへの期待が高まるSplit Second: Velocityのリリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日に行われる予定となっています。
現在サンフランシスコで開催中のGDCでは技術的なニュースが多く報じられていますが、いよいよCrytekの新エンジンで開発が進められている「Crysis 2」の情報が聞こえ始めました。まずご紹介するのはGDC会場で公開されたCrysis 2に導入されたCryEngine 3の新しいテクニカルな要素の紹介映像です。
映像ではPC版の映像とコンソールの映像とそれぞれ混ぜながら新要素の紹介が行われています。今回の映像では主にリアルタイムライティング、ビジュアルスタイル、環境破壊、動的なAI、各プラットフォーム間でのライブクリエイト、そしてキャラクター表現に関する物が映し出されています。
CryEngine 2でもシェーディング処理に利用されていたプロシージャル生成が今回は環境破壊関連にも利用されており、直撮りながら臨場感に溢れる素晴らしいプレイが楽しめそうな雰囲気に満ちています。次はジャングルゲームは作らないと語っていたCrytekが市街を舞台に選んだのはこの辺りに大きな自信があるのかもしれません。
さらにライティングもかなり印象的な仕上がりになっていて、ダイナミックな昼夜サイクルなどは本当に溜息が出るほど美しい物になっていて、もさもさジャングルが大好きだったファンも納得せざるを得ない素晴らしいクオリティに感じられます。
なお、CryEngine 3の新物理エンジンのデモ映像も新たにデモンストレーションが行われており、こちらではもさもさジャングルで葉っぱまで物理演算が適用された映像が確認できます。今回のGDCではこの他にも3D立体視に関する映像も発表される事になっており、また詳細な続報等出てくると思われます。情報有り次第お知らせいたしますので、お楽しみに!
GDCの会場で開催されたゲーム産業のベテラン著名人によるトークランチイベントにアースワームジムのクリエーターでShiny Entertainmentの創設者でもあるDavid Perry氏が登場、コンソールの将来がポータル化し、近年iPhoneアプリのデベロッパーが抱えるユーザーによる発見や到達に関する問題と同じトラブルが起こるだろうと語りました。
Perry氏はみながiPhoneデベロッパーが抱えている問題を認知していると述べ、現在のゲーム産業について議論を始めました。氏は「コンソールが日をおってポータル化しており、いつか何千ものタイトルを要すホストとなるだろう」と予想、こういった状況がやって来る事を踏まえて発見性の問題提起を行いました。
さらに氏はiPhoneアプリのみならず現在ではカジュアルゲームやソーシャルゲームも成功のためにこれの回避を考慮せねばならない状況に陥っている事を述べ、いずれこの摩擦がコンソール機のメディアにMiniclipやBigpointといったブラウザゲームやフラッシュゲームのポータルに似た形で映り始めるだろうと予想しています。
近年多くのオブザーバーが物理メディアの死を予見し、デジタル流通の話題が華やかな昨今、Perry氏はビジネス的な成功の為のゲームデザインを俯瞰し、「あなたがプレイしたいゲームをクリエイトする日々は終わった」と発言しています。確かにこの問題は国内のビジネスニュースなどを見ていると姿を現し始めている感があり、強者以下みな死亡という状況がそこかしこに散見される事も事実です。今回のGDCではインディペンデント開発についても熱心な議論が交わされており、派手なニュースの影でまさにGDCならではと言える有用な話題が見られる事は、同じ轍を踏まないための希望の光だともいえそうです。
ルーカスアーツが良作アドベンチャーを乱れ撃ちしていた黄金期、Monkey Islandシリーズは所謂モンティパイソン的なしつこさと悪乗りのジョークで一世を風靡し様々なプラットフォームでローカライズされ愛された作品でした。1作目である”The Secret of Monkey Island”も近年HDリメイクが果たされ、昨年はSAM & MAXシリーズで知られるTelltale Gamesからシリーズ新作Tales of Monkey Islandもリリース、未だにその人気に陰りは見えません。
そんなMonkey Islandを世に産み出したのは、本サイトではお馴染みDouble Fine Studiosのティム・シェーファーと、DeathSpankを開発中でマニアックマンションの生みの親として知られるロン・ギルバート、そして現在はTelltaleでSAM & MAXシリーズやMonkey Island新作を手掛けるデイブ・グロスマンの三人、よくもまぁこんな濃い3人が一つの作品を一緒に手掛けていたと感心しきりですが、ルーカスアーツ風としか言いようのないあのテイストは間違い無くこの3人により作られた物で、その遺伝子はLucidityやTelltaleのタイトル、そしてBrutal Legendなどにはっきりと感じる事ができます。
前置きが長くなりましたが、昨晩Monkey Islandシリーズ2作目にあたるMonkey Island 2: LeChuck’s Revengeが「The Secret of Monkey Island 2: Special Edition」として新たにリメイクが果たされる事がアナウンスされ、サンフランシスコで海賊スタイルの発表パーティが行われました。上記の1枚はそのパーティの様子で、なんとそこにはティム・シェーファーとロン・ギルバートの二人が!!二人はスペシャルゲストとして登場したようですが、なんという素敵な一枚か!
今をときめくこの二人に祝福されリメイクが果たされるThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionは前作のリメイク同様、スペシャルエディションモードを有し、全てのアートワークが生まれ変わり、音楽も新たにリマスターした物を用意、フルボイス、オリジナルバージョンの収録が行われています。さらに今作では新しい操作方法が追加された事も明らかにされました。
なお、LucasArtsのMonkey Islandシリーズのプロジェクトを担当するCraig Derrick氏は今作のガイブラシ君の髪型を作り直した事を明かしています。どうやら最初のスペシャルエディションの髪型が不評だった様子。よかったのに……。
という事でリメイクが決まったThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionの発売は今年の夏!対応プラットフォームはPSN、PC、XBLA、そしてiPhoneとiPod touchとなっています。
PQ Labsが開発した大画面で複数のマルチタッチを実現したMulti-touch G3の技術を用いたディスプレイでRTSの定番タイトル「Warcraft III」をプレイする様子が海外で紹介されています。プレイ映像自体は少し古いものですが、現在のPQ Labs製品は32ポイントまで認識する精度に達し、32インチから巨大な65インチまで対応、対応プラットフォームもWindows 2000以降のマイクロソフトOS、さらにMac OS Xにも対応し、その性能をどんどん成長させています。
このプレイ映像くらいスムースにプレイが出来るなら、タッチパネルやモーションコントロールなどの次世代デバイスでのRTSやRPGのプレイアビリティについて少し考えを改めないといけないかもしれません。なんだかどんどん未来的な技術が現実に近づいて来ますね。
爆発!破壊!スピード!男の子の妄想を存分にぶち込んだ上で最新の映像技術をふんだんに盛り込んで開発が行われたBlack Rock Studioの「Split Second: Velocity」(※ これまでSplit/Secondと表記しておりましたが、先日サブタイトルが付与され正式タイトルが変更になりました)、Bizarreが開発を進めているBlurのライバルともされ、両タイトルとも所謂アーケードレーシングタイプのタイトルとなっています。
発売も間近に控えたSplit Second: VelocityがGDC会場にてデモが行われており、新情報やら映像、そしてとても美しいスクリーンショットが数多く公開されています。映像でたっぷりと確認できますが、プレイヤーは”PowerPlay”という爆発を引き起こすトリガーを利用してライバル車を攻撃する事が出来ます。
さらに会場では新しいプレイモード”Survival”の存在を明らかにしています。このサバイバルモードは最後まで生き残ったプレイヤーが勝ち!なモードで、デモンストレーションでは触れただけで爆発する樽が配置されたアリーナ状のコースを他のプレイヤーと生存を掛けて勝負する様子が見られた様です。
本作はUIも非常にシンプルでプレイヤー車の近くに上手くまとめられており、近年希に見る革新的で優れたインターフェースに思えます。このシンプルさはプレイアビリティにも活かされているようで、ボタンはアクセルとブレーキ、そして上述の”PowerPlay”ボタン、そしてもう一つ”Shockwave”ボタンの計4つしか利用しない事が明らかになっています。ハンドブレーキもないこの潔さ!存分に派手なプレイを楽しむ事が出来そうで清々しいというものです。
開発を務めたBlack Rock Studioが自己申告ながらレースゲームのModern Warfare 2とUncharted 2だ!と豪語するSplit Second: Velocity、リリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨年のGDCで大きなサプライズ発表となったゲーミングクラウドサービスの「OnLive」、開発と潤沢な資金調達にパートナーシップ、そして大規模なベータテストを経て今年のGDCで正式なローンチスケジュールを発表、サービスの概要も明らかになりました。
様々な最新ゲームをストリーミング配信でプレイ可能にするOnLiveの正式サービスは6月17日から、PCとMacの両方に互換性を持ち、常に増加するライブラリへのアクセスの為に月額14.95ドルでサービスが開始されます。またサービス開始から2万5千人目までの登録者にはサービス開始から3ヶ月間の月額料金が無料になるサービスも予定されています。さらに、今年のE3では複数月契約の金額やロイヤリティプログラム、特別キャンペーンなどについてアナウンスが行われるとの事。
カンファレンスに登壇したOnLiveのSteve Perlman氏は驚く程贅沢に取りそろえた新しい対応タイトルを発表、驚きの対応タイトルは次のようになっています。
- Mass Effect 2
- Dragon Age: Origins
- Assassin’s Creed II
- Prince of Persia: The Forgotten Sands
- Borderlands
- Metro 2033
さらにPerlman氏は対応パブリッシャーの一部も明らかにし、Electronic Arts、Ubisoft、2K Games、THQ、Warner Bros. Interactive Entertainment.と、錚々たる面々がパートナーとして参加している事が明らかになりました。各社が模索するストリーミングビジネスの名実共にフロンティアとなったOnLive、モバイル対応やTV用のセットアップボックスの存在もあり、今後の展開には要注目です。
現在サンフランシスコで開催中のGDCで、物理エンジンのミドルウェアとして歴史の長い「Havok」がセールスの好調を報告、インテルからの資金提供を受けバイナリバージョンのHavok PhysicsやPC開発向けのアニメーションとコンテンツ用のツール等をローンチした事を明らかにしました。
このセールスの好調は主にアジアでの著しい成長が要因となっており、アジアでの販売が前年に比べ47%の成長を達成しているとの事。これによりHavok社は今後2年のプロモーションをアジアをターゲットに展開していく事を報告。さらに韓国のNCsoftが新たなパートナーに加わった事も併せて明らかにされています。
さらに今後の具体的な動きとしてHavok社東京オフィスの拡大が予定されており、今後日本と韓国、そして中国をカバーする開発者コミュニティの中心としてローカライズのイニシアチブを取っていく計画が進められている事が明かされています。
現在サンフランシスコで開催中のGDCで、今年1月に開催されたCESで発表された・Razer・Sixense・Valve3社の協力により開発が進められているPC用モーションコントローラー用開発キットのリリースが発表されました。これはデベロッパー向けの物で、SDKに加えFPSタイトル用のライブラリも含まれています。この開発キットはSteamからダウンロードが可能になっています。
Razer USAのボスRobert Krakoff氏はこのコントローラの精度の高さを”ウルトラ”と表現し強くアピール、ValveのプロダクトデザイナーGreg Coomer氏はLeft 4 Dead 2を始め将来のValveタイトルでも利用が可能になるよう開発を進めていると発言しています。
なおRazerの公式サイトでは当モーションコントローラの特設ページが用意されており、Razerが採用する磁場方式の優位性が既存の方式に比べどのように優れているか解説が行われています。
最後の新キャラクターとして噂されていたHakan、もう噂というか完全にリーク通りで全く噂という気がしないのが不思議ではありますが、一目みた瞬間に”あ、リークの人だ”と言うしかないHakanが遂に登場しました。と、ここまでだと予定調和すぎな気がしなくもない登場ですが、こんだけ盛り上げといて最後のキャラクターがおっさんキャラとかで大丈夫かと危惧していたのは全くの間違いである事が判りました……。斜め上過ぎて開いた口が塞がらないレベルの素晴らしいキャラクターが登場しました。100点!!!
通常技や挙動、必殺技周りなど色々気になる事は山盛りなものの、なによりとにかく気持ち悪い!羞恥プレイのウルコン、油、ぬるぬるの効果音!そして使いづらそうな技の数々、是非強キャラにならず浪漫キャラとして大成して欲しいと願います。
これでキャラクター枠は一先ず埋まった事になり、あとは既存キャラクターの調整具合が気になるところでしょうか。Seth Killian氏の発言ではかなりのバランス調整が加えられ、戦い方が全く変わってしまうキャラクターも存在するとの事で、詳細の発表が待ち遠しい所です。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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