近年多くの若者達がゲームで楽しんでいる文化になり、生まれた時からPCやゲームやソーシャルネットワークが存在する世代がそろそろ社会に進出する時代になってきました。かつての雇用形態は崩壊し、経済状況も世界的な混乱が続く中、新しい労働力の管理をどのように進めて行くのが良いのか、インディアナ大学でテレコミュニケーション分野を担当し、ゲームデザイナーでもあるLee Sheldon教授がゲーマー世代のモチベーション管理について研究を行っています。
なんとLee Sheldon教授は担当する2つのゲームデザインクラスに経験値システムを導入、学習や試験をゲームに見立てて、そのモチベーションの変化を調べるという計画を実行、生徒達は全てレベル1のアバターとして経験値0、ランク”F”の状態から、プレゼンテーションや、クイズ、試験、企画の提出など様々な課題で経験値を得てレベルアップ、あたかもRPGのクエスト消化のような形式で学習を進めました。
その中でさらに学生達はMMORPGの様にギルドを結成、とり困難なクエストをこなし、場合によっては他のギルドメンバーとのグルーピングなども行いながらクエスト(様々な課題)をこなしていったそうです。
Lee Sheldon教授はこの過程で学生達が以前よりも”はるかに大きな熱意”を持って授業に取り組んだと報告、学生達をソーシャルネットワーク世代と呼ぶSheldon教授は、こういったやり方が教育のみならず社会や企業といった他分野でも有効に働く可能性があると述べています。
なんだか素晴らしいような、少しぞっとしなくも無いような、複雑な気持ちになるこのニュースですが、勝負ではないインクリメンタルな評価とも考えられそうなこのシステム、さらに多くのフィードバックが得られた時にどのような結果が得られるのか非常に気になるところです。
打倒Modern Warfare 2を掲げ、先日ローンチを果たした「Battlefield: Bad Company 2」ですが、同作が昨日米国とヨーロッパにおいてリリースから2週間の間に230万本を売り上げた事をデベロッパであるDICEとパブリッシャを務めたElectronic Artsが明らかにしました。Battlefield: Bad Company 2は北米とヨーロッパの3月におけるベストセラーの記録を塗り替えるペースで販売を伸ばしているそうです。
またBattlefieldシリーズのエグゼクティブ・プロデューサーであるKarl Magnus Troedsson氏は「私たちはBattlefield: Bad Company 2の好調なセールスとファンからの反応に感動しています」と語っています。
さらに3月30日にはゲームモードのアップデートが行われ、2つの新しいマルチプレイヤーマップが利用可能になるなど、まだまだユーザーを楽しませてくれそうなBad Company 2ですが、奇しくもライバルであるModern Warfare 2のファーストDLCの配信日が同アップデートと重なる事から、作品のセールスのみならずこちらの販売合戦も非常に注目が集まるところではないでしょうか。
1作目Kane & Lynch: Dead Menの頃から上がっていた「Kane & Lynch」の映画化、早々にブルース・ウィルスがKane役をやる事は明らかになっていましたが、肝心のLynch役がなかなか決まらないまま、とうとう最新作Kane & Lynch 2: Dog Daysのリリースが刻々と近づいてきています。
かつては禿げ上がり方がぴったりなビリー・ボブ・ソーントンがLynch役に挙げられたり、最近ではターミネーターやエイリアン2で知られるマイケル・ビーンが噂になっていたりと、なかなかキャストが決定しない様子。そんな中本作の脚本を務めるKyle Ward氏が自身のTwitterでジェイミー・フォックスがLynch役になったと発言しました(現在は削除)。
ジェイミー・フォックスはレイ・チャールズの伝記映画「Ray/レイ」でアカデミー主演男優賞を受賞し、「コラルテル」での好演なども知られる超実力派のスター俳優、いや確かに素晴らしいけど……リンチ役?ちょっと斜め上すぎな配役な気がしなくもないこのキャスティング、良いような悪いようなそもそもストーリー大丈夫なんだろうかと疑問が頭をよぎるのが正直な所です。
なおこのキャスティングに関してはKyle Ward氏が発言を削除している事から、真偽の程は明らかになっていません。その上、過去にプロデューサーのAdrian Askarieh氏はゲームからの要素を全て再現はしていない旨を発言しており、ブルース・ウィルスとジェイミー・フォックスのコンビって、それ只の良い感じな相棒映画じゃ?!とつっこみを入れざるを得ない状況になっているような気がしないでもありません。が、ジェイミー・フォックスが薬中のぶち切れ変人演技で汚い言葉を連呼するとならちょっと見て見たい。
話がそれましたが、こちらもぼんやりしたまま決まっていなかった監督もいつのまにか決まっていた様で、なんと数々の大作(ハンコック、X-menシリーズ、アイランド、トロイ、トゥームレイダー、タイタニック等)でスタントマンを務めてきたSimon Crane氏が監督を務めている事が明らかになっています。それだけ聞くとええええ?と思わずに居られませんが、このSimon Crane氏はスタントに止まらず俳優として、そしてプロデューサー業やサウンドディレクター、さらにヤング・インディジョーンズでは特殊効果を担当していたりと、一癖も二癖もありそうな人物です。
斜め上なキャストに正体不明の監督、そして刺激的なKane & Lynch、一体どんな映画が出来上がるのか今から完成が楽しみです。
バイオハザードシリーズやデビルメイクライ等を手掛けた事で知られる三上真司氏、現在はプラチナゲームズでCryEngine 3を用いてVanquishの開発を進めている三上氏ですが、Mikami Shinji Projectと銘打たれたプロジェクトの下、「Tango」という新会社をお台場に設立した事を自身のTwitterで明らかにしました。なお新プロジェクトに関するティザーサイトもオープン、ここでは残り317日のカウントダウンが行われており、いずれ何らかの発表が行われる事が見て取れます。
なお新会社Tangoには元GrasshopperのサウンドディレクターやFF11でアートディレクターを務めた相場良祐氏等を含めた13人のスタッフが雇用されたとの事。今後5~7年を掛けて100名程度のスタジオに成長させたいと三上氏は語ったようです。一体どんなタイトルがここから産み出される事になるのか、期待して待っていたいと思います。
先日配信が行われた「Just Cause 2」のデモが200万DLを達成した事が明らかになりました。それに併せてもうバカバカしすぎて笑うしかない、しかし圧倒的なプレイの統計結果が明らかにされています。もう何が善で何が悪だか判らない物凄い数字がそこには記されています。詳細は以下!
- リコさんが運転したビークルの移動距離は地球から月まで4往復分:1,520,000km
- パナウ島では3000万のNPCが死亡した
- 250万人がヘッドショットで死亡
- 100万人の命がハイジャックされた車によって奪われた
- 2万7000人がPinata Kill(※ フックによる首つり)によって死亡
- リコさんの落下距離は地球の直径の2倍:12,713.504km
※ ちなみに”あつまれピニャータ”でもお馴染みの”Pinata”とはメキシコや中米におけるくす玉人形の事です。クリスマス時期には、その人形の中にお菓子やおもちゃをたくさん詰め、高い場所に吊るし、子供たちが棒で叩き割るという伝統的な行事が存在します。そこからPinata killと名付けられた模様(実績にも存在します)。
先日同作のリードデザイナーを務めるPeter Johansson氏がJust Cause 2を100%コンプリートするにはざっくり言って”73,000時間“掛かるだとうと語るなど、様々な意味で圧倒的な存在感を放っている本作、完成品のプレイが非常に待ち遠しい限りです。Just Cause 2のリリースはヨーロッパで3月23日に、北米では3月26日に行われ対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
打倒Modern Warfare 2を掲げ、FPSブランドの王者に再び返り咲きを狙うElectronic Artsのシリーズ最新作「Medal of Honor」ですが、先日終了したGDC 2010で行われたインタビューにおいて同作のエグゼクティブプロデューサーを務めるGreg Goodrich氏が「ユーザーがトライ&プレイ出来るものを準備している」と語り、デモリリースのプランがある事が明らかになりました。
リリース日やデモの内容についてはまだ明らかにされていませんが、先日当サイトではお馴染みのHipHopGamerShowもGDC会場にてGreg Goodrich氏にインタビューを行っており、その中でMedal of Honorに近々マルチプレイベータテストのアナウンスがある事を独自に報じています。
両方ともにGreg Goodrich氏が語っている事や時期も近い事から、明らかになったデモの存在はマルチプレイベータである可能性は高いと思われます。Splinter Cell: Convictionのデモ登場に続き、HipHopGamerShowが先取り過ぎたのか……おっちゃんゴメン!!さて、これまでの予言も最終的に当たる結果になるのか、色々な意味で続報に注目が集まります。
HitmanシリーズやMini Ninjasなどを手がけたIO Interactiveの最新作「Kane & Lynch 2: Dog Days」のリリース日が北米で8月24日、ヨーロッパでは8月27日に決定した事が明らかになりました。また本作の非常にドラマチックな雰囲気がうかがえる最新トレイラーも公開されています。
映画的な演出が特徴とされる今作ですが、ハンディカメラっぽいカメラワークはまさに最近の映画の流行スタイルで、手ぶれやティルト、移動の際のゆれなどかなり臨場感溢れるプレイフィールが見て取れます。しかし毎回秀逸なリンチの喋り方やハゲ散らかし具合、今回もいいおっさん演技が描かれており、やはりおっさん萌えにはたまらないタイトルになる事は間違い無さそうです。あっちこっちカオスな事になっているKane & Lynch 2: Dog Daysの対応プラットフォームはPS3とXbox 360、そしてPCとなっています。
先日は汚いおっさん達をたっぷりとご紹介したRockstar Gamesの次回作「Red Dead Redemption」、往年のマカロニウェスタンな西部開拓時代をたっぷりと再現したオープンワールドに、萌えなんか一欠片も無い汚いおっさん達(逆に萌えますが)に素晴らしい生活感、喧噪に満ちた街、そして広大な自然と野生動物たち!そこで自由に生活できると考えただけで辛抱たまらんタイトルな訳ですが、そういった要素に期待と夢を馳せるファンには最後のトドメにもなりそうな”西部で生きる事”を描いた新トレーラーが登場しました。
映像ではリアルに描かれた人物達の様子に加えて、牛に馬!そして熊、鹿、オオカミといった野生動物たちが本当に素晴らしいクオリティで描かれており、特に馬!たてがみをなびかせて勇壮に走るその姿には思わず見とれてしまう程に格好良い!Red Dead Redemptionは野生動物萌えゲーとしても鉄板タイトルになりそうです。
さらに予約特典として用意されている各種アイテムの解説映像も登場しています。amazonの黄金銃セット、GameStopの殺し屋衣装、そしてBestBuyの軍馬の3種類が用意されています。どれにするか本当に迷うこの3つ、迷っている方は映像を見て確認するのがよいかと思います。
長い潜伏期間を経てようやく日の目を見る事になった「L.A. Noire」、豊作が予想される今年のノワールタイトルの一角を担うタイトルですが、まだまだ謎が多い作品ではあります。
1947年のロサンゼルスを舞台に実際に起こった事件をモチーフに進められるこのL.A. Noire、シネマティックな演出や映画的な世界観の構築など非常に魅力的なタイトルとなっています。そんな本作の内容についてRockstarのプロダクト開発のボスJeronimo Barrera氏が言及、本作が平均的なアドベンチャーゲームでは無いとその自信を語りました。
それによると従来のアドベンチャーはすべてデザイナーがプレイヤーに解いて欲しい物に基づいて作られていましたが、今作ではその辺りからこれまでとは違うアプローチで開発が進められており、それにより現実の刑事が進める捜査に似たプレイが実現されているとの事。
Barrera氏はL.A. Noireが新しいジャンルであると述べ、GTA的なオープンワールドゲームとクラシックなアドベンチャーゲームの難解なパズルを組み合わせたようなタイトルである事を明かしています。少し予想していたよりもかなりアドベンチャー色が強いタイトルの模様、果たして真実の”推理”ゲームの誕生となるのか、その詳細がさらに気になるところです。
2週間ほどまえにCVGからGuerrilla Gamesの最新作「Killzone 3」が年末にモーションコントロールと3D立体視に対応して登場するとの噂が報じられていましたが、1UPが新たにKillzone 3がGears of War 3と同じ時期にリリースされ、2011年4月に直接対決を迎えるだろうと語っています。
来年4月リリースの噂が報じられたばかりのGears of War 3、この噂が本当になれば相当に熱い戦いが待っていそうです。今年初めのOfficial PlayStation Magazineには数ヶ月の間にKillzone 3の続報が登場するとも記されており、アナウンス時期まで被る可能性も出てきています。これはお祭り騒ぎとしても非常に楽しみな噂!来月の両タイトルの動向に注目です。
毎度お馴染みのばかばかしいリコさんのアクション映像、もう書くバリエーションが追いつかず感想文の最初の一文字目が如くなかなか書き出せない程にリコさんが1枚も2枚も上手な「Just Cause 2」、という事で新しい映像が公開されました。今回はその名もトゥクトゥク・ガイデッド・ミサイル!どんなやねん……毎度ながらリズム感やよし。
リリースを間近に控えたJust Cause 2、プレイボリュームはメインシナリオをストレートに追えば大体15から20時間ほどだとの事。ただし時間を費やして遊び尽くそうとした時には本作はかなり手強い相手になるようです。リードデザイナーを務めるPeter Johansson氏は自身が60%までコンプリートしたセーブファイルはプレイ時間が55時間だとの事。氏が言うには100%達成にはざくっと、粗めに言って、”73,000時間“掛かるだろうと語っています。日数に換算すると3,476日!んなあほな……一生かかるわ。
どれくらいざっくりした話だったのかは謎ですが、相当に手強い相手である事は間違いなさそうです。そんな所にさらにJohansson氏は追い打ちを掛けるような衝撃的な情報を明らかにしています。EurogamerにDLCがどの程度登場するかと聞かれたJohansson氏、只一言「たくさん」と答えています。
もう一体どれだけ圧倒的な物にしようとしてるのか全く天井が見えないJust Cause 2、ここまでくればとことん行けるとこまで行って欲しい所。期待で胸一杯のJust Cause 2、リリースはヨーロッパで3月23日、北米は3月26日の予定で、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
凄いペースで修正改善が行われている「MAG」、先日はチート対策やバグ修正をメインにした1.04パッチが施されたばかりですが、さらなるバランス調整が加えられた1.04aパッチが3月17日に登場する事が明らかになりました。今回のバランス調整によりスポーンキャンパーにトドメが刺される事になったようです。詳細は以下の様になっています。
■ ゲームプレイ
- ダリエンネットワークとコッパー丘、シルダリヤアップリンクのマップにおいて、スポーンキャンプが出来ないように戦闘境界線を調整、
■ マップ:シルダリアアップリンク
- アタッカー側アルファ分隊の復活のために戦闘境界線を10m押上
- アタッカー側アルファ分隊の復活ポイントの前方にある2つの短い階段を削除
- “目標A”階段吹き抜けにある攻撃側から右手の視界を遮るトラックを再配置
- 攻撃側アルファ分隊の正面玄関に視線ブロック用のトラックを追加
- “目標A”の攻撃側から右手にフェンスを追加
- “目標C”付近へのパラシュート降下を25m前方に押上
- “目標C”建造物の右に新しいエントランスを追加
- “目標C”のメインドア近くに視線を遮るためのジオメトリを追加
- 視線改善の為に小さなオブジェクトを追加或いは削除
- いくつかの場所で複数の地形をリペイント
■ テクニカル
- 目標への対処中に死亡したプレイヤーを蘇生させる際に発生していたクラッシュを修正
いよいよ発売を迎えた「Battlefield: Bad Company 2」、あまりの賑わいぶりにサーバ周りの問題などが噴出していましたが、予定より少し遅れてSteam版のパッチがまもなく登場するようです。このパッチによりSteamユーザーと非Steamユーザーが一緒にプレイできるようになり、さらにSteam版からSecuROMも廃止される事が明らかになりました。ただ今回のパッチで新たな不具合も発生している様子で注意が必要のようです。
■ シングルプレイ
- いくつかのシステムでミッション3(スタート時と背景の山が川の上に描かれる場合)のグラフィック描画の問題を修正
- スペイン語版で発生していたミッション3b中のカットシーンでのキャラクターボイスの問題を修正
- ミッション5においてTOWランチャーで殺された場合のフリーズを修正
- ミッション5において背景に山が表示される場合のグラフィック描画の問題を修正
- ミッション6のカットシーンの音声ボリュームを修正
- イタリア語版で発生するミッション8のダイアログの問題を修正
- ミッション9のカットシーンで発生していたランダムなクラッシュを修正
■ マルチプレイ
- サーバブラウザ上で、パスワード保護されたサーバに参加する際の接続タイムアウトを修正
- サーバブラウザのサーバリスト自動更新時にタイムアウトする問題を修正
- フレンド招待に関するパスワードの問題を修正
- パスワード保護されたサーバに参加する際のテキストフィールドの問題を修正
- Arica Harborで船が点滅していた問題を修正
- 復活ポイントを選択した際に”0″と表示されるクランタグの問題を修正
- 長いサーバ名に関する表示を修正
- Mortar Strikeアイコンがアップデートされない問題を修正
- いくつかのラウンドの終わりに現れていた”Exit Game”のメニューを削除
- プレイヤーがランク10に達した際のランクアイコンの点滅を修正
- Laguna Presaの木と”Red Box”の点滅を修正
- new soldierを作成しない場合ユーザーがログアウトする問題を修正
- Zeus stationary weaponがstatsに現れない問題を修正
- Zu23がstatsに現れない問題を修正
- BMD3 AAがstatsに現れない問題を修正
- フレンドリクエストが正しくないベテランstatsを表示していた問題を修正
- ラウンド終了時の”AV_Station”が各ローカライズで正しく表示されるよう修正
- キル/デス比が前面に表示されるよう修正
- キル/デス比を比較する場合に正しく表示されるよう修正
- サーバブラウザがping順にリストするよう変更
- 日本語、スペイン語、ポーランド語、ロシア語の新しいティッカーフォントをサポート
- サーバが満員の場合のメッセージを刷新
- パスワード保護されたサーバに参加する際の注意メッセージを刷新
- バージョン番号の変更
- ローディング時の武器アイコンを変更
大盛り上がりの内に終幕したGDC 2010、カプコンはGDC会場で「スーパーストリートファイターIV」のfight clubイベントを行っており、こちらも非常に盛り上がっていた様子。そんな中shacknewsがカプコンのコミュニティマネージャーを務めるSeth Killian氏へのインタビューを行い、最新作の気になる内容や今後の展開、そして驚愕のカプコン社内QA(品質保証)チームの強さについて興味深い内容を明らかにしています。
まずKillian氏は本作のゲームバランスについて言及、今作ではキャラクター達の”改善”を念頭にアプローチした事を述べています。前作で出来た事はテクニック等は今作でも同様に出来る様になっており、氏によると前作に存在したコンボの98%程度が同様に機能するとの事。あくまで前作をベースにキャラクターの拡張を重ねる事でバランス調整を行ったとの事で、Killian氏は以前当サイトでもお知らせした“気功掌”春麗を再び例にあげ、新しいプレイスタイルの可能性を明らかにしています。
さらにshacknewsからtierリスト(各キャラクター間のダイアグラムや強キャラランクの様な物)について配慮しているかとの質問に、Killian氏はこれを把握しており、これをしっかり意識したバランス調整を行っている事を明らかにしています。Killian氏はカプコンのQA(品質管理)チームの事を”killer”と表現し、彼らQAチームがスーパーストリートファイターIVの事をほとんど知り尽くしており、恐ろしいテクニックでバランス調整の為に働いているとの事。
要はQAチームには恐ろしく強い人が揃っている!と言う事で、EVOなどの有名大会の上位入賞者であるRaoh選手がQAチームの一員として働いていた際に、なんとRaoh選手がQAチームの中で20位にさえ入れない程にQAチームの面々は強者揃いなのだそうです。そんな世界ランクの選手を物ともしないチームの面々が、ダイアグラムも意識しながらQAに取り組んでいるとの事。
そしてKillian氏曰く、QAチームがトーナメントに参加するような事があれば大量殺戮が繰り広げられ、トッププレイヤー達の生き残る方法が思い浮かばないとまで豪語しています。まるで虎の穴みたいな話しになってますね……。
さらにKillian氏は今後の展開や次回作について言及、すでに新しいプロジェクトが始まっている事を明らかにしています。発表はやはりまだまだ先のようですが、カプコンは格闘ゲームで再び活気づく事になるとも語っており、ストリートファイターIVで達成した格闘ゲームの再生は今後大きな成長への道にある事は間違いないようです。
そして先日登場した素晴らしい出来のiPhone版のストリートファイターIVなど、やはり他プラットフォームでの展開も気になる所。タツノコVS.CAPCOMでの大きな成功を挙げてWiiでの展開についての質問されたKillian氏は「その決定はプロデューサーには任せられない」と慎重な回答をしています。
氏はカプコンが既に一度格闘ゲーム市場で大きな失敗をしている事を挙げ、市場データなどから解析・分析を行う戦略グループがこれを決めると明かしています。ここでは一転堅実さを見せたKillian氏、こういった所が近年のカプコンの復活劇と底力の強さに結びついているのかもしれません。
なお蛇足ですが、ガイルの不遇について質問されたKillian氏、もちろん本作で様々な改善が加えられている事を述べつつ、ガイルがラッシュダウンなキャラクターでは無い事を明言、「ガイルを使用する事は彼と共に戦う精神の勝負だ」となんとなくいい話風に、しかし今回も玄人向けのキャラクターになりそうな事を明かしています。……頑張れガイル!
昨日閉幕したGDC 2010のGame Developers Choice AwardsにおいてGame of the Yearを含む5つの賞を獲得するなど、昨年の賞という賞を総なめにしたNaughty Dogの「Uncharted 2: Among Thieves」、そんな本作のアートブック「The Art of Uncharted 2:Among Thieves」が発売される事が明らかになりました。
The Art of Uncharted 2:Among Thievesのページ数は272pとなっており、コンセプトアートやキャラクターモデル、環境アートやアニメーションについてなどが収められています。このアートブックには65ドルのペーパーバック版、129ドルの革製スペシャル版、300ドルの限定版の三種があり、300ドルの限定版にはNaughty Dogのクリエイターからのサインとシリアルナンバーが入っており、革製のハンドメイドケースが付いた非常に豪華な仕様になっています。
なお発売元のBallistic Publishingがプレオーダーを開始しており、先着300名までは15分の映像特典が得られるとの事。さらに中身もプレビューも全ページ用意されており、素晴らしいその中身が確認できます。300ドルの限定版は200冊限定となっており、すでに25冊ほど予約済みの状態です。限定版ゲットするぜ!と言う方はどうやら急いだ方がよさそうな雰囲気です。ほ……ほしい
UPDATE:3月18日11:20
先日本編が公開されました。本編映像はこちらからご覧ください。
※ 以下アップデート前の本文になります。
あちらでは有名なゲーム情報のTV番組X-Play、なにやら怪しげな物を制作しており、3月15日の放送でお披露目するとの事でティザー映像が公開されました。そこに映っているのはひょろいクレイトスさん……誰だよ!でこのちょっと優しい顔のクレイトスさんをR&Bスターにしたてて大ヒットしたRobin ThickeのSex Therapyのミュージックビデオを撮影したとの事。言葉としては理解できるが意味がわからん。
クレイトスさんは大スターらしくセクシー女優のジェシカドレイクをはべらせてラグジュアリーな感じを醸し出してますが、が、説明してて何を言ってるのは判らなくなってきました。一先ず15日のPV登場を楽しみ?にしておきたいと思います。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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