PS3やXbox 360に止まらないポータブルMODからコントローラー改造、果てはレイテンシ計測用の機器の製作など、ハードがあれば何でも改造する勢いのMOD大魔神”Ben Heck”氏、毎回驚くような職人技とクレイジーなアイデアで驚かせてくれる氏ですが、なんと9月13日からBen Heck氏自らがホストを務めるMOD番組がスタートする事が発表されました。アメージング!
番組は9月13日からスタートし、スポンサーを務めるelement14とインターネットTVチャンネルのRevision3にて放送されるとの事。
初回は熱心なゲーマーと非常に使いづらいコントローラーに向けた内容になるとの事で、まずは小手調べにコントローラーの調教から始められる様です。番組は1週間おきに放送されるとの事で、発表に併せて登場した予告映像では、相変わらずのはっちゃけぶりを見せるキュートなBen Heck氏が暴れています。今から放送が楽しみ!
9月中にマルチプレイに関する情報が登場する事が明らかになっていたVisceral Gamesの次回作「Dead Space 2」、先ほど事前情報通りNecromorph達と人間勢力が戦うマルチプレイトレイラーがGametrailersで公開されました。
映像では4つオブジェクティブ形式のゲームが4vs4でプレイされる映像が収められており、複数種存在するNecromorphはそれぞれが特殊な攻撃や移動方法を持っている模様。一見AvPを思い出す様なマルチプレイの様子ですが、オンラインCo-opにもデスマッチにも見えるこのトレイラー、一体どのようなゲームモードやルールが用意されているのか、続報に注目です。
DLC全部入りのGOTYエディション登場に加え、レベルキャップ解放の無料アップデートもアナウンスされ、再び盛り上がりを見せる気配が漂うGearboxの「Borderlands」、現在リリースが待たれる第4弾DLC”Claptrap’s New Robot Revolution”が9月28日に登場する事が明らかになりました。
今回のDLCは本作のキュートなマスコットキャラクターClaptrapが大きく取り上げられた物で、武器製造メーカーであるHyperion Corporationと革命を目論むNinja Assassin率いるClaptrap軍団との間に起こる戦いを描いた物となっています。
GameSpotではGearboxのボスRandy Pitchford氏を招いたClaptrap’s New Robot Revolutionのプレビュー映像が公開、Hyperion社のシールドを構え、何やら頭から電球的な何かをぶっさされた新しい敵や新ボス(Knoxx将軍の頭が……?)、バリエーション豊かなClaptrap達も登場するプレイの様子がたっぷりと収められています。
また、新たに以前にお知らせした無料アップデートによるレベルキャップ上昇の詳細が判明、第3弾DLCである”The Secret Armory of General Knoxx”を未導入のプレイヤーのレベルキャップは58までとなり、第3弾DLCの導入によりさらにキャップが11上昇、これにより69レベルまでのプレイが可能となる事が明らかになっています。
Claptrap’s New Robot Revolutionは映像の冒頭にも見られるClaptrapの人形劇から始まり、6種類の新エリア、3つのバックパック拡張SDU(2周で合計6つ分)が用意されており、対象レベルはプレイヤーに併せ変化する事でいつでも挑戦可能となっています(プレイデモでは11~12レベルの敵が見られた様子)。また、全レベル帯を対象にしている事からも予想される通り、残念ながらCrawmerax級のボスの登場は無い事が記されていますが、Knoxx将軍同様復活ボスと新ボスが多数用意されているとの事。
さらに今回の新情報に併せて新しいスクリーンショットとアートワークも公開されており、チェ・ゲバラをモチーフにした革命のイメージやボクシンググローブを装備したキュートなClaptrapなど、今回のDLCのコミカルなテイストが垣間見られる内容となっています。
9月14日のリリースまであと数日と迫ったBungieの「Halo: Reach」、マイクロソフトがこれまでで最大のプロモーション攻勢を掛けるメガローンチタイトルとして期待が集まる本作ですが、来るローンチに向かって海外では大規模なイベントや新情報が大量に登場しています。本日はプレローンチ情報をひとまとめにお届けします。
まず上記のIGNによる映像はHalo: ReachのAchievement群の取得が以前よりも楽になったという内容の物で、詳細は控えますがFirefightモードをあれこれごにょごにょと利用する事によりcheevosをファームする事が可能という物。いささかチート寄りな利用方とも考えられますが、cheevosの大群と戦うのはなかなか楽しそうではあります。
また、ゲームガイド本を手掛けるBradyGamesがノーブルチームのメンバー6人それぞれを表紙に描いた限定版ハードカバーのHalo: Reach攻略本のリリースを発表、19.99英ポンドで9月14日に発売されます。
ここからは、世界各地で行われるカウントダウンイベント及びローンチ後イベントの情報となります。先日お知らせしたニューヨークのタイムズ・スクウェアにあるBest Buyシアターにて行われるカウントダウンイベントでは、Haloをテーマにしたミュージカルパフォーマンスが上演される事が発表されました。
西海岸ではシアトルのSF博物館Science Fiction Museumにて、カウントダウンイベントが開催、Bungieと343 Industriesのスタッフも登場し、Halo: Reachがプレイアブルで展示されマルチプレイトーナメントが行われます。なお、優勝者には賞品が用意されているとの事。
さらにNBCの人気コメディー番組”Chuck”のJeffとLesterがHalo: Reachを手に入れるために奔走する2人が描かれるエピソードが登場、こちらはTheWB.com(※ 日本からのアクセスは制限されています)とXbox Liveでも放送が予定されています。
リリース後には北米にて現地時間16日火曜日の午後5時から7時、ヨーロッパでは17日の午後8時から10時に掛けてBungieのスタッフがマルチプレイに登場、ファンと共にプレイが行われます。なお、この勝者は格闘技イベントであるUFC 122 Fightのチケットを手に入れるチャンスが得られるとの事(北米プレイヤーに限られています)。
さらに北米の9月21日火曜日午後4時から6時まで、なんとオンラインマルチプレイに人気アーティストの”Linkin Park”がゲーマータグ”LnknPrk1000Suns”で登場、xboxgwf@live.comに件名”GWF — Linkin Park,”、本文にゲーマータグと地域を記入してメールを送信し、フレンド登録を申請する事でLinkin Parkとマルチプレイを楽しめる可能性が得られます。
また、ロンドンのブルームズベリー地区にあるビクトリアハウスでもカウントダウンイベントが開催、ゲーム情報番組The Gadget Showの愉快なおっちゃん司会者Jason Bradbury氏や人気ポップグループのシュガーベイブスのメンバー、人気サッカー選手のリオ・フェルディナンド選手、テニスプレイヤーのAndy MurrayやプロボクサーのJoe Calzaghe、人気ラッパーのKanoに人気TVシリーズ”Big Brother”の出演者など、イギリスのセレブ達が勢揃いの豪華なイベントとなっています。
最後に当サイトではお馴染みのHipHopGamerのおっちゃんの熱い魂によるHalo: Reachテーマの新曲”This Is Halo”をどうぞ!
昨日Major Nelsonにて8月30日付けの8月最終週におけるLiveの統計結果を発表、Xbox Liveにて最もプレイされたタイトルが未だに勢いの衰えを見せない「Modern Warfare 2」である事が明らかになりました。
2位にはHalo: Reachのプレローンチ効果かHalo 3が登場、さらに5位には海外で好評価を得た”Dead Rising 2: Case Zero”が登場しています。それにしてもModern Warfare 2の好調ぶりが最早異常なレベルとも思えるこの統計結果ですが、いよいよ来週ローンチを迎えるHalo: Reachと11月のCall of Duty: Black Opsの登場により、どういう変化を迎える事になるか、今後の動向に注目です。
またアーケードタイトルの統計では”Dead Rising 2: Case Zero”が首位に、2位には”Scott Pilgrim vs. The World: The Game”と、高評価タイトルが並び、Games for Windows Liveでは”GTA IV”が首位に、”Dawn of War II”が2位となっています。なお、ユニークユーザーベースのXbox Liveのトップ20タイトルは以下でご確認下さい。
先月13日に開催の予告をお知らせした、ゲームに登場する最狂の悪役キャラクターをゲーマー達の投票により決定する”史上最狂悪役トーナメント“、先日第2回戦が終了しベスト16が選出、いよいよ各選手とも悪役の頂点が見えるポジションまで勝ち上がってきました。
名勝負と迷勝負を経て行われる第3回戦のカードは、いずれもそれはもう悪そうな人相のキャラクター達が集まる以下の様な組み合わせになっています。
- アルバート・ウェスカー(バイオハザードシリーズ)対 ガノンドロフ(ゼルダの伝説シリーズ)
- ジョーカー(バットマンシリーズ)対 Arthas Menethil(Warcraftシリーズ)
- Sweet Tooth(Twisted Metalシリーズ)対 Kerrigan(Starcraftシリーズ)
- クッパ(スーパーマリオシリーズ)対 The Master(Fallout)
- Darth Malak(Star Wars: Knights of the Old Republic)対 Diablo(Diabloシリーズ)
- アンドリュー・ライアン(BioShock)対 ダース・ベイダー(スターウォーズ)
- General RAAM(Gears of War)対 Shao Kahn(Mortal Kombatシリーズ)
- Dr. Breen(Half-Life 2)対 ワリオ(スーパーマリオシリーズ)
さすがに3回戦ともなると”ジョーカー”vs.”Arthas”や、”Sweet Tooth”vs.”Kerrigan”など、並んだだけで燃える組み合わせが目に着きますが、ライアンとベイダー卿など完全な無理ゲーも混じっており、なかなか愉快かつ興味深いカードとなっています。Breen博士もここで負けておいた方が……。
また、これまでのカードにもなかなか愉快な物が見られます。ドンキーコングがどうやってデスアダーに勝利したのか、折り紙キラーは無事なのか、GLaDOSとSHODANは果たしてどうやって戦ったのか……、セフィロスがラーム将軍に敗れ、不死のヴァンパイアが魔界の支配者に屈するなど、なかなかどうしてドラマチックな展開ばかり!
悪役の頂点に立つのは誰か、今後の続報にご期待下さい。なお、ベスト16に勝ち残ったキャラクターのリストは以下からご確認下さい。
Modern Warfare 2で登場したプレイヤー自身がリスポーン地点を設定できる”Tactical Insertion”、使い方によっては素晴らしい効用を見せる戦略的なアイテムですが、あまりの便利さ故にModern Warfare 2のバランスを一部損なっているとも揶揄される場面を目にする事もあります。
これまで、シリーズ最新作である「Call of Duty: Black Ops」でも登場する事が明らかにされていましたが、やはりバランス調整の面で難しい物である様で、TreyarchではFree-For-Allで使用不可にする案など、色々と頭を悩ませ、プレイヤーからも意見を取り入れるべく公式フォーラムにてディスカッションが続けられていました。
その結果、現段階では”Tactical Insertion”をCall of Duty: Black Opsでは登場させない方針である事が明らかにされています。
また、GameStopがCall of Duty: Black Opsのプレオーダーの特典映像を公開、LiveとPSNのアバター用にSR-71ブラックバードパイロットのフライトスーツを用意している事が発表されています。
先日開催されたPAX PrimeでのSeth Killian氏による「Marvel vs. Capcom 3」のFAQセッションではシルエット予想は話半分に聞いておくべきだと発言がされたばかりですが、シルエットで意味深に隠されたらどうあっても気になるのがファンの心理!そんなファンの抗えない心理を知って知らずか、先ほど発表された新トレイラーに新たなシルエットが登場、トロンの姿と共に謎のキャラクターの姿が発見されました。
上記の色調補正を施したイメージに???と記載した部分が新キャラクターと見られますが、これまでの経緯を考えるとカプコン勢では無く、言及済みのマーベル勢初の女性キャラクターである事が考えられます。あまり特徴的なシルエットではないものの、ふわっとしたロングの髪型と共に力強いプロポーション、ハルクの隣に居る事なども(トリッシュとダンテが隣り合っている)鑑みると、海外フォーラム等ではシーハルクでは無いかとの予想が有力な様子です。
マーベル勢初の女性キャラクターは誰になるのか、或いはシルエット予想は本当に適当な物なのか、今後の続報に期待です!
これまでのシリーズを手掛けてきたドイツのPiranha Bytesから、新たに同じドイツ国内のSpellbound Entertainmentに開発が移行され、とうとうコンソールへの進出を果たす事となったGothicシリーズ最新作「ArcaniA: Gothic 4」のデモ版が9月24日にPCとXbox 360向けにリリースされる事が明らかになりました。
このデモはGamescomにプレイアブル出展されたデモと同等の物の様で、序盤の2時間程度をプレイ可能で、クエスト選択やチュートリアルも含まれているとの事。
ArcaniA: Gothic 4のPCとXbox 360版は10月12日リリースの予定で、PS3版は2011年前半への延期が明らかにされています。
昨晩NPDによる8月の北米ゲームセールス調査結果が発表、ハードウェアのセールスでXbox 360がWiiを僅差で下し、トップセールスを達成、3ヶ月連続でWiiとPS3を上回り、ソフトウェアセールスでも上位10タイトルのうち、4タイトルがXbox 360タイトルとなる好セールスを達成しました。
しかし北米全体のセールスとしては2006年以来最悪の8月となり、2009年8月の9億1030万ドルに対して10%下落の8億1890万ドルという結果になっています。これには昨今陰りが見え始めた携帯ゲーム機セールスの凋落が大きく影響を与えています。
まず、ハードウェアセールスは前年比5%ダウンの2億8290万ドルとなっており、Xbox 360がWiiとDSを下したものの、WiiとDSの販売台数の合計は58万7000台と大きな物で、市場での任天堂の支配力はまだまだ強い状況にあると言えます。
マイクロソフトはXbox 360を35万7000台販売し8月のベストセールスに、ソニーのPS3は22万6000台を売り上げ、13ヶ月連続成長を記録、8月セールスの中で唯一前月からのプラス成長を果たしています。なお、PSPは先月から5000台ダウンの79,000台セールスという結果でした。ハードウェアセールスの詳細は以下からご確認下さい。
■ 北米8月の各ハードウェア販売台数
- Xbox 360:35万7000台
- DS:34万3000台
- Wii:24万4000台
- PS3:22万6000台
- PSP:7万9000台
■ 北米2010年の各ハードウェア累計販売台数
- DS:381万2100台
- Wii:298万2800台
- Xbox 360:269万6200台
- PS3:203万1500台
- PSP:68万3379台
■ 北米での各ハードウェア累計販売台数
- DS:4561万0258台
- Wii:3252万2881台
- Xbox 360:2325万2086台
- PS3:1946万8336台
- PSP:1340万3075台
ソフトウェアセールスは前年比で8%ダウンの4億350万ドルとなり、Xbox 360とPS3の合計で180万本以上を売り上げたフットボールタイトルの”Madden NFL 11″がトップセールスに輝いています。特にPS3版は前作の売り上げから22万8600本アップという好セールスを記録しています。詳細は以下からご確認下さい。
- Madden NFL 11 (Xbox 360) 92万800本
- Madden NFL 11 (PS3) 89万3600本
- Super Mario Galaxy 2 (Wii) 12万4600本
- Mafia II (Xbox 360) 12万1600本
- New Super Mario Bros. (DS) 11万400本
- New Super Mario Bros. (Wii)
- Mafia II (PS3)
- Call of Duty: Modern Warfare 2 (Xbox 360) 10万1000本
- NCAA Football 11 (Xbox 360) 8万7000本
- Wii Fit Plus (Wii)
なお、8月のトップセールスを記録したKane & Lynch 2は一気にトップ10圏外となり、20位までのタイトル発表が待たれます。今回のセールスチャートにはダウンロード販売やDLC、レンタル、サービス加入の売り上げ、モバイル、ソーシャルネットワークゲームのセールスが含まれておらず、NPDが今後発表予定の四半期報告書には前述の結果が含まれるとの事。
しかしNPDのAnita Frazier氏は”Starcraft II: Wings of Liberty”の売り上げについて触れており、北米8月のセールスは30万本を声、PCタイトルの売り上げを前年比で35%もアップさせる結果を叩き出したとの事。
9月はいよいよHalo: Reachのローンチが果たされる事から、再びXbox 360が好調な動きを見せる事が予想されますが、年末商戦に向かって各社の動向は非常に予想しづらい状況でもあり、今後の動向に注目です。
先ほどGameSpotにて「Marvel vs. Capcom 3」の新トレイラーが登場、キャップやトリッシュにアマテラスなど新参戦のメンバー総出演のシネマティックな映像となっており、なんと先日噂でお伝えしたS.H.I.E.L.D.のヘリキャリアに加えて、トロンの姿が!
これはトロン参戦フラグかと、続報が気になる今回のトレイラーですが、キャップのシールドを始めキャラクター全員にこれ以上無い程の見せ場が用意され、さらにカプコン勢とマーベル勢の組み合わせまで、素晴らしくテンションの上がる映像に仕上がっています。早くプレイしたい!
近年多くのゲームが映画化され、同時にAAAタイトルでは製作の難航もしばしば見られる近年のゲーム映画周辺ですが、新たにBethesdaの名作「The Elder Scrolls IV: Oblivion」も映画化される可能性が出てきました。
これはBethesdaの親会社であるZeniMax Mediaが今年の8月16日に米国特許商標庁に劇場用映画として”Oblivion”を登録した事が発見された事から噂になっている物。
HaloにGears of War、そしてBioshock、Half-Life等、多くの大作の製作が難航する中、映画でも本当の意味でEpicな成功を収めるタイトルがこれらの中から登場する事になるか、今後の動向に注目です。
PAX Primeにて恐ろしくキュートなプレイ映像や直撮りトレイラーや、いくつかの新要素などが明らかになった期待の「Portal 2」ですが、昨晩ValveがCo-opモードトレイラーのロングバージョンを正式に公開、タレットとスフィアの愛らしいディテールがばっちり確認出来る様になりました。
さらにPax Prime会場で上演されたデモプレイの高精細な直撮り映像も登場、新登場の光る床や、4色に分けられたポータル、そしてパートナーに対するポイントやキュートなエモートの仕組みなど、Co-opプレイのテイストが理解しやすい映像となっています。さらに映像ではレベルの細部もあちこち見回しており、工場無機物萌えにはたまらないアパーチャサイエンス内部の圧倒的なクオリティが確認できます。
期待のシリーズ続編Portal 2は2011年2月9日リリースで、対応プラットフォームはPC/MacとXbox 360、PS3となっています。
Treyarchが開発を進めているCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」、ゲーム内通貨の登場を筆頭に意欲的な要素を様々盛り込み、ゲイリー・オールドマンの起用も確定、日本語版の発売も決まるなど国内でも大きな注目を集めています。
そんな本作のバランス調整について、お馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏が意欲的な新要素の存在などが理由でCall of Duty: Black OpsがCoDタイトルとして最もバランス調整が難しいタイトルだったと発言しています。
氏はCODポイントの取得レートと消費レートに加え、経験値システムなどの多くの要素がバランス調整の難しい状況を作っていたと発言、プレイにおける武器のバランシングにコストが加わる訳ですから、確かにその調整が想像を絶する物である事は予想に難くありません。
しかしJosh Olin氏はTreyarch内にシングル専用のチームとマルチ専用のチームをそれぞれ用意している事を挙げ、それら専門チームにより想像以上のバランスが実現され、磨き上げられたゲームになったと自信の程を明らかにしています。
また、先日新たに搭載される事となったシアターモードのプレビュー映像が登場し、UIから同モードの仕様に関する幾つかの情報が明らかになりました。詳細は以下からご確認下さい。
- 過去7日間にプレイした100戦分が保存される
- 保存されたゲームにはマップ、勝敗、日付、プレイ時間、キル/デスも記録
- 記録ゲームの再生中にはスクリーンショットの撮影やHUDの切り替え、カメラコントロールが可能
- 同じく再生中には巻き戻し、早送り、一時停止が可能で録画は1ボタンで行える
さらにクラス作成や購入可能なミッションである”Contracts”などの詳細を収めた映像も登場、Contractsについてはいずれ改めて詳細をお知らせするとして、映像の17秒地点にNova Gasと名付けられた移動速度低下と視界をかすませる神経系の効果を持ったグレネードが確認できます。存在自体は既に当サイトでお知らせ済みながら、その時は気が付かなかったのですが、この聞き慣れないグレネードは、恐らく暗号解析で存在が明るみに出たGK社によるNOVA計画に絡む物では無いかと予想されます。
以前、新しい暗号絡みでフグ毒とゾンビの関係を予想した記事をお届けし、暗号解析の続きを進める予告を行っていましたが、実は肝心の暗号解析があまりの難解さ故に遅々として進まない状況に陥っております。しかし、いくらか見えてきた輪郭からは、ゾンビ”モード”をやんわり否定したTreyarchの言動にはやはり何か裏があるとしか思えない確信犯的な内容になっています。少し時間が掛かりそうですが、続報をお楽しみに!
先月12日に、スタジオの処女作”Kingdoms of Amalur: Reckoning”を発表したばかりのカート・シリング氏率いる「38 Studios」に7500万ドル規模の融資と誘致に絡むトラブルが発生した事をお伝えしました。これはロードアイランド州と地元企業Economic Development Corporation社(以下:EDC)が計画した38 Studiosへの融資と誘致計画に対して、地元のLincoln Chafee議員が反対活動を行ったという物でしたが、新たに契約の詳細などが発表され、トラブルの輪郭が鮮明になりました。
反対運動に関する進展は見られませんが、前述のEDC社が新たに融資計画に関するドキュメントを公開、Etewitness News(以下:WPRI)がこれを報じ、計画の詳細と共に交渉の成立が近い状況にある事が明らかになりました。
WPRIによると7500万ドル規模の融資は実際には5100万ドルに止まり、契約の調印時に3800万ドル、その後15ヶ月後に1300万ドルの支払いが行われます。さらに当初7500万ドル規模とされた残りの2000万ドルは3年間の債務保証としてリザーブされるとの事。
これに対して38 Studios側は初年度に125の常勤社員を雇用、翌年には175人を雇用、さらに翌々年の150人雇用を合わせ、合計450人の雇用を果たす義務が生じます。しかし、この義務を果たさない場合のペナルティは年間7,500ドルの罰金となっており、状況によっては雇用を果たさずに罰金を支払う方がコスト的には割が合うという判断も考えられる内容となっています。
調印された場合には、11月30日まで38 Studiosの新しい所在が発表される予定で、それ以降10年間はロードアイランド州に止まる必要があります。
今回の融資はロードアイランドの州議会が昨年春に作成したハイテク企業に対する1億2500万ドル規模のファンドの60%を占める物で、地元企業への融資や融資を競う別の議員勢力などからの反対はしばらく続く事になりそうです。
また、雇用スケジュールや発表には明文化されていない1530~1880万ドル成功報酬の存在等も併せ、今回の融資に絡むビジネス的な事情は、Spawnのトッド・マクファーレン氏とアイスウィンド・サーガのR.A.サルバトーレ氏、さらにBethesdaで”Morrowind”と”Oblivion”を手掛けたKen Rolston氏が参加するドリームチームによる”Kingdoms of Amalur: Reckoning”のローンチスケジュールにも大きく影響を与える事となりそうです。
Electronic Artsのシリーズ最新作「Medal of Honor」のマルチプレイにおいてタリバン兵が使用可能である事を問題視したイギリスのリアム・フォックス国防相による批判に始まり、続いてニュージーランドのWayne Mapp国防大臣、オランダのGitte Lillelund Bech国防大臣等が同じくMedal of Honorが無意味なゲームだと批判しました。
さらに、アメリカでは軍施設内での予約・販売が禁止される事が米軍の福利厚生組織AAFESにより決定、さらに昨日はジャック・トンプソン”元”弁護士までが販売禁止に乗りだし、かなり混沌とした状況が続いています。
発端となったイギリスでは政府がリアム・フォックス国防相の発言が個人の見解であると発表、国内販売はつつがなく迎えられそうで、お騒がせなジャック・トンプソン氏の行動もこれまでの状況を見る限りたちの悪い売名行為に限りなく近い物だと言えます。
そんな情勢の中、今度はカナダのピーター・マッケイ国防大臣によるElectronic Artsへの批判が新聞メディアのOttawa Citizen紙に掲載、カナダ軍、カナダの同盟国、支援者、無罪のアフガニスタン国民がタリバンによって撃たれ、そして殺されていると発言しました。さらにマッケイ国防大臣は「これは現実だ」と述べ、Medal of Honorのタリバン問題が間違っている事は子供でも判る事で、カナダ国民の多くがこれを不快に思い腹を立てていると確信していると自身の見解を示しています。
なかなか事態が沈静化されないこの問題ですが、海外メディアでは現役軍人等から販売禁止措置等への反対も紛糾しており、カナダでの情勢も含め今後の動向が気になる所。Medal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
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