本日Electronic Artsが2012会計年度第1四半期の業績報告を発表、パッケージ販売の売上げが減少するもデジタル販売が大きな成長を実現していることが明らかになりました。また、主要タイトルのセールスやBattlefield 3とStar Wars: The Old Republicの好調な予約の詳細についても様々な興味深いデータが報じられています。
今回の業績報告からはCrytekが開発を手掛けた大作シューター“Crysis 2”がローンチ以降約300万本を出荷、さらにValveの人気タイトル“Portal 2”のQ1セールスが200万本を突破したことが判明。同様に主要フランチャイズの新作である“Dead Space 2”と“Dragon Age 2”がローンチ以降200万本セールスを突破していると報告しました。
さらにデジタルとモバイル販売を含む“FIFA 11”は1500万セールスに接近、“Battlefield: Bad Company 2”はローンチ以降900万本を販売しており、欧米市場での今四半期セールス上位20タイトルに“Portal 2”と“Crysis 2”、“FIFA 11”、“Tiger Woods PGA TOUR 12”の4本がランクインしたと強調しています。
また、今後の主要タイトルとして注目を集める“Battlefield 3”のプレオーダーが既に“Battlefield: Bad Company 2”の10倍規模に達していることや(※ 同時期での比較か総数かは不明)、Star Wars: The Old Republicの予約がEAの持つ記録を既に突破しているなど、詳細な数について報告は行われなかったものの、ブロックバスタータイトルとしてのポテンシャルをアピールしています。
今回の業績報告によると6月30日に終了した2012会計年度第1四半期のリテール販売は1億9500万ドルで、昨年同期の2億9800万ドルから大きく落ち込みを見せているものの、デジタル販売が非常に安定した成長を見せており、今期の非GAAP利益全体は5億2400万ドルで昨年同期の5億3900万ドルから僅かなマイナスに収まっています。
以前からデジタル販売の強化を明確に打ち出しているEAですが、Q1の業績からはその方針が着実に成果を上げている様子が窺え、パッケージ販売の落ち込みを鑑みるとボトムアップでは無く現実的な生命線となりつつある状況がはっきりと感じられる内容だと言えそうです。
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