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先日から、ウォール・ストリート・ジャーナルやブルームバーグ、ロイターと大手の報道機関が続けてMicrosoftによる買収の噂を報じていた「Mojang AB」ですが、先ほどXbox Wireが更新され、事前情報通りMicrosoftが“Minecraft”フランチャイズと“Mojang AB”を買収したことが明らかになりました。

また、既に“Mojang AB”の公式サイトも更新され、買収規模が25億ドル規模である事に加え、スタジオの創設者であるNotchことMarkus Persson氏とCarl Manneh氏、Jakob Porser氏ら3人が揃って“Mojang”を去ることが判明しています。

買収のアナウンスを行ったPhil Spencer氏は、MinecraftがMicrosoftのゲームポートフォリオに多用性をもたらし、多数のプラットフォームを通じて新たなゲーマーへのリーチを可能にするとアピールし、買収後もこれまで通り、XboxとPCに加え、iOS、Android、そしてPlayStationに対する展開を予定していると明らかにしています。（※ MojangはPC/Mac、Xbox 360、Xbox One、PS3、PS4、PS Vita、iOS、Android版の販売とサポート継続を明言）

また、Mineconが来年も継続して実施されるほか、“Mojang”が“343 Industries”や“Turn 10 Studios”、“Lionhead Studios”といったMicrosoft Studiosのファーストパーティ入りを果たすことが報じられており、マルチプラットフォーム対応を継続するシリーズの今後に改めて注目が集まる状況となっています。

なお、Mojang側の発表には、買収の要因が“Minecraft”の想像を絶する巨大フランチャイズ化がNotchの企図ではなかったことが上げられており、世界規模で重要な企業の所有を望んでおらず、より小規模なプロジェクトへの取り組みを望んでいることが記されています。さらに、Mojangはスタジオを生んだMarkus Persson氏とCarl Manneh氏、Jakob Porser氏ら3人が共に新たな取り組みを進めていることを示唆しており、Minecraftではない新しいクールな何かになるだろうと興味深い動向を示唆しています。